少し長くなります。
岡本コーチとの出会いから。
今から約10年前、山口県のきららプールで小島 毅コーチの主催するスプリントトレーニング合宿が行われました。
そこへ私は選手を連れて参加。
岡本コーチは鳥取県のスイミングで働いていましたが、勉強のため単身で来ていました。
さらにそこから7.8年前に福岡大学に合宿に行った時、3年生の彼に会っていたので面識はありましたが久しぶりに再会。
一緒に合宿で勉強しながら話をしていると、当時の仕事ではやりたいことができず悶々としているようでした。
そして帰阪する前日、飲み会の席で彼の師匠である小島コーチから「そんなにコーチを本気でやりたいなら、太田コーチのいる枚方スイミングで修行すればいい！」「ね！？太田コーチ？」
私は今も昔もやる気のあるコーチを探していましたので「やる気あるならすぐおいで！」
と返答。
岡本コーチは、「本当ですか？行っていいですか？」と。。
私は、まぁその場のおべんちゃらの一つかと思っていたら、すぐに電話がかかって来ました。
「行きたいです！どうすればいいですか？」
私は社長に鰍ｯ合い、入社を取り付けました。
そして入社してすぐに社長に「社長の夢はなんですか？」など新入社員が聞くことのないことをガンガンして質問してみんな面食らったのを覚えています。
その後、すぐに一般クラス、成人クラスから大人気コーチになり、選手コースもすぐに担当。
そこでJOでは敵なしになっていく林大輝くんと2013年の秋に出会います。
岡本コーチの元で力をぐんぐんつけていく大輝と全国優勝するであろう才能に出会った岡本コーチもコーチングの才能を開花させていきます。
そしてそこから1年半後に菜々、穏たちという全国優勝を何度も何度も果たす選手たちと一緒にトレーニングすることになります。
そこにはまだ頭角を表していない一花、宏一郎、純平たちも。
約7年間で全国入賞26、銅メダル7、銀メダル8、金メダルはなんと12個。(調べた)
日本でも知らない人はいないくらいのトップコーチに成長していました！
彼と出会ってから20年近くたち、2人ともひどい体型になりましたが、頼りになる右腕として枚方スイミングを、私を支えてくれました。
そろそろ彼も一本立ち。転勤する香里ではトップチームを担当します。
自分の力を信じてどこまでも大きくなってほしい(身体のことではない)！
彼の成功を願ってやみません。
寂しくなってしまうけど、同じ会社で同じ競泳コーチ、仲間としてライバルとして高めあって行けたらいいな、と思います。
徹、今までありがとう。恥ずかしくて最後はちゃんと話せなかったけどほんとに頼もしかったよ。君がいたから枚方はここまで強くなった。
助かりました。
新天地で、元気で頑張れよ。
最後に駆けつけてくれた教え子たちと記念撮影。
