長い豪州遠征も3分の2が過ぎあと1週間となりました。選手たちはいろいろな経験をし日々成長をしていることを感じ取れます。きっとこの中から日本を代表する選手が誕生するのでしょう。そしてオリンピックや世界選手権に出場したころに、この遠征を振り返って「充実した遠征だった。」と思える合宿にしてあげたいと思っています。
ですから量だけを追っかける「泳ぎこみ合宿」やスピードだけを追っかける「すぐ近くの結果を求める合宿」にはしないよう、医科学委員会のサメ[トや選手たちだけのミーティングや全選手合同練習を入れたりしています。
常にミーティングではナショナルチームに入ったことを想定して話をし、そうなる為の努力を求めるようにしています。選手たちの反応は良く、目を輝かせて「北島康介選手」や「中村礼子選手」「中西悠子選手」ほかのたくさんのトップスイマーの話を聞きたがります。
ただ、まだ現実から離れているのかトップスイマーの名前をを呼び捨てです・・・。
北島が・・・今村が・・高安が・・などです。当然本人がいたらそんなことにはならないと思いますがまだトップの選手に勝負を挑む実感がないのだと思います。早く「北島さん」「今村さん」「高安さん」になってもらいたいなー。
オリンピックプールの入り口にあるパーキンスの銅版。たくさんの選手の銅版がはってあります。
辰巳でも日本選手の銅版を貼ったらいいのに。