チャーリーの青空トーク

60を過ぎた頑固ジジイが、ライフワークの「姓名判断」と「幸福に生きるには」を勝手に語るブログ。

無関心ではいられないゾ。 脱原発を肝に銘じて、積極的に政治に関わろう。

2011-10-15 22:08:38 | 原発事故


ニュースや様々な原発問題に関する解説を見ていると、必ず出てくるのが原発利権に絡む
官民複合の巨大な組織です。不思議な組織です。 これほど幼稚な知識と精神構造を持って
いる集団が、税金を湯水のように使ってやりたい放題ですから、福島の事故は必然といって
もイイかもしれません。

不思議なのは、人間が取り扱えない程の危険度の高い放射性物質を燃料とした発電を何故
止めないのか?  そうおもいませんか?  

原発はどこからどう見てもマイナス要素・危険要素しか生み出さないモノなのに何故固執する
のでしょうかね?  被害を被っている人は、電力会社のユーザーであり納税者なのに、何で
止められないのですかね。 原発なくたって電気がなくならないって云うのに・・・。 

ホントに不思議。 


僅かな量の放射線がもれただけでも、大変な問題なはずなのに今目の前で展開しているのは東日
本が壊滅しても何も不思議ではないほどの放射線がもれ出て、放射能汚染が広がっています。  
政府の執っている対策も、決して安心出来る者では有りません。 例えば、避難区域の解除・年間
被爆量の引き上げ・汚染食品の基準の引き上げ等々

数年後には、福島、を中心に広大な範囲で大変な健康障害が表面化することは確実になってしまい
ました。

普通に考えると、自由主義経済の基盤は、顧客・ユーザーが企業から商品を買ってそれを利用し
モノを消費し又企業が供給するという循環で成り立っています。 需要と供給ってやつですね。
品質が悪ければ消費者が買わなくなるだけです。 企業が潰れます。 ですから、各企業は良い品
質の物を安価で市場に提供します。

原発の場合はこの原則から外れた所に於いて成り立っている事が問題の起点のような気がします。

電気の消費者は企業を選べません、関東地方に住んでいる人は「東京電力」からしか電気が買えま
せん。 極僅かには売電している人たちもいるようですが、それも東電が仲介しているのではと思
います。

市場原理が無いところで、ユーザーが原発を押し付けられています。 そればかりか、今回は放射
能の汚染・被爆という有ってはならない事態をもユーザーに「我慢しろ」といわんばかりです。 

ヤクザ(ヤクザといわれている方々には大変失礼ですが)より酷いやり方でしかも未だに、放射能
汚染を押し付けられている・また被爆している国民は電気の消費者でも有りますからからは、当然
のように電気料金を徴収しています。 バカな話です。 一企業から不利益や精神的・肉体的な障
害を受けながら、さらに料金を取れている。 こんな、狂った事態有ってはならない事なんです。  


それを、政府・中央官僚が一緒になって事故隠し、汚染隠し、挙句の果ては食品の汚染基準の見直し
と称して、汚染物質の拡散と国民への強要。 どこまで狂っているのでしょうか?

この状況を確実に変えていくにはどうしたら良いのでしょうか? アリが像に立ち向かうよりもっと難し
い状況かもしれません。 

ただ唯一我々が出来る事は、選挙の時に「原発反対・脱原発」を掲げている候補者に投票する事です。 
或いは、「原発反対・脱原発」を党のスローガンとして揚げている政党に投票する事です。 そして、
それらの政党・議員を手弁当で応援する事です。 時間が有れば地元の事務所に行き些少のものでも
良いから、水一本・おにぎり一個・100円カンパ・何でも良いから差し入れしてくる事です。 

その目的は、監視です。「原発反対・脱原発」の軸をブレさせ無い様に、有権者が応援する候補者・議員
政党を監視する事です。これは自民党の河野太郎議員が仰られていました。
市民団体・市民活動を中心に脱原発勢力の結集が必要です。 結集すれば、既存政党は着いて来ます。 

自民・公明・民主は原発推進政党ですから × です。 無視です。 

但し、河野議員のように、「脱原発」をハッキリと主張している方は例外です。 応援してください。

いまチャーリーが思いつくのはこれしか有りません。 でも可能性としては全く無いわけではないのです。 
エネルギー政策は国策です。その方向を変えるには政治の場で変えてく方法が筋というものだと思います。

もう一つの方法としては、県・自治体単位で脱電力社会を構築することです。 電気は以外に簡単に作れま
す。   風力・太陽光水力・火力、原子力以外の方法を県単位・市・街それと街の企業がで進めることで
す。 大きな工場には大抵ジェネレーターがあるはずです。 

チャーリーがスイスに住んでいた時、電気料金は只みたいな金額でした。 なぜか? 村単位で発電所を持っ
ていたからです。 その源は水力です。数メートルの段差があれば水の力でタービンを廻して発電可能です。  

山に保水力があればの話ですが、ダムも必要がないのです。それから住んでいた人口5000人程度の小さな
村には小さな民営の鉄道会社が有りそこでも小さな川(川幅15mくらい)の流れを移用して、発電していま
した。 村はそこの発電所からも電気の供給を受けていました。 そんなわけで、一般住宅をはじめ公共施設
ホテルは総て電化され、私が働いていましたホテルは外観は古い建物でしたが、キッチン内は総て電化されパ
ワフルな電熱調理器・オーブンがガス調理器となら変わりなくホテルの厨房を電気が賄っていました。

日本人が世界でも優秀な民族ならば、脱原発が出来るでしょう。 そんなに難しい事ではないはずです。 



ただし、現在稼動している原発の廃炉・もんじゅの廃炉、使用済み核燃料・放射性廃棄物とその処理は? 
それには莫大な費用がかかるのでしょうが、やらなければならないでしょうね。 

日本人が日本で住み続けるためには・・・。 


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