「地球に優しい X X X ？」 謙虚さを忘れると、とんでもない事になるぞゾ

チャーリーの嫌いなモノの一つに、「地球にやさしい・・・。」というフレーズが有ります。　
誰が考えたのか？たぶん著名なコピーライターさんが、何か物を売るための宣伝文句の一つと
して企業に依頼されて出来た言葉でしょう。

チャーリーにはこの言葉が不遜に感じてしょうがないのです。　謙虚さの微塵も無い、これほ
ど驕った言葉が他に有るかなとさえ思ってしまいます。　だって、人が地球を見下しているん
ですよ。　人が地球に優しくしているから、地球環境が守られる。・ｌが存在する。と聞こえます。

本末転倒も甚だしい事この上有りません。

地球があって始めてそこに生命が生まれ、地球の成り立ちからすればその末端にしか
も、無数に存在する生命の種のほんの１つに過ぎません。

人間は地球に優しいでしょうか？　本当にそうですか？　大気を汚染し、海洋を汚染し、森林を
破壊し、地下資源を浪費し・・・・やりたい放題です。　そして環境が壊われると、やれ、温暖
化だ！　オゾン層の破壊だ！　乾燥化だ！と言うものの、何も改めようとしない。　さらには、
現在日本では放射性物質を勝手に作り出しては、挙句に撒き散らして深刻な環境破壊を日本みな
らず地球規模でもたらしているようです。

この言葉は大変な重要な事をすりかえています。さらに言うならば、生命の起源・人間の存在の
原点（コア）が無視されている言葉と捉えます。　

その事を、この言葉を世に出した方本人が気づかれているかどうかは知りませんが・・・。　

企業はこのキャッチコピーを使って「この商品を使うと環境が守られますよ。」　と言いたいの
だろうけれど、どっこいその製品が市場に出るまでにどれだけの資源を消費して、どれだけの廃
棄物をだしているか？　

ついつい言葉の響きで、商品を手にしてしまうのだろうけれど詐欺師が使う巧妙なことばと同じ
類のモノと思っています。賢い奥様はTVの宣伝文句を鵜呑みにせづ、自分で商品を吟味してモノ
を買いましょう。　そして、同じ物をデザインが違うから機能が違うから、といくつも買うのは
愚かな者のすることです。　

ほんとうは、地球がそのシステムで生命全体を育んでいる事によって、人間が暮らせていけるん
です。　人間は只で地球に居候させてもらっているにぎません。　地球上でのわがもの顔の振る
舞いはとんでもない事です。　　もっと謙虚に、「地球に住まわせていただいている。」「地球
に生かしてもらっている。」としなければ何れ、大きなしっぺ返しを食らって（地球にはその
意思は無いだろうけど）自分で住む場所を無くして人類は消えてなくなる存在になる可能性があ
ると思います。　

奪い合えば足りなくなる、分かち合えば行き渡る。

資源の浪費を止めて、五行サークルを見直して、自然と共に・森と共に・火と共に・土と共に・鉱
物と共に、水と共に暮らすシステムを早く取り入れないと、時間はそんなに残されてはいない気が
します。　本質は選択の問題だけなんですがね。

消費中心の産業経済をもう一度見直して、農耕経済に戻すような。　自然のサイクルの中に文明を
組み入れる事が出来れば、それは更なる人類の進歩に繋がると思えます。　

産業経済至上主義を捨て、スローな農耕経済を構築しないといけませんネ。　　世界経済が行き詰
るのは明らかですから。
もう一度言います。　地球に優しい・・・　のは人ではなく、地球が生命・人類にとって「優しい
母なる惑星」で有る事を忘れてはいけません。　　日本人ならこの吉外字見た消費経済から脱却し
豊かな暮らしを確立する事が可能だと思います。　

昔はとってもモノを大切に使う民でしたから。　その辺は江戸時代の江戸の街・難波の街の暮らし
文化を省みる事で直ぐにナットクです。