チャーリーの青空トーク

60を過ぎた頑固ジジイが、ライフワークの「姓名判断」と「幸福に生きるには」を勝手に語るブログ。

映画 「学 校」 を観て・・・ 

2014-08-18 18:08:02 | Life & Sex
このところ忙しくって体も心もクタクタ感でイッパイ。 
依然その疲労感から抜けきっていませんが、今年も広島・長崎の
原爆の日があり8月15日を迎えて・・・特に今年は安倍自民暗黒
内閣のせいもありやっぱり語らなくちゃと思ってPCに向かってい
ます。

夏休み・お盆いかがお過ごしですか?
お疲れさまって感じですかね。

ディズニーランドやユニバーサルスタジオジャパン?
温泉・行楽地へ行ってはしゃいでいる場合じゃないですよ!
そこのお父さん・お母さんお子さん守ってあげてくださいネ。


チャーリーの大好きな映画に「学 校(山田洋次監督)」があり
ます。都会にある夜間中学を舞台にした話です。心温まる映画で
す。この映画の後半部はクラスメートだった初老の男の死が級友
に伝わり亡くなった彼を回想するのですが、ラストシーンで「幸
福って何だろう?」というテーマに対しみんなで意見を出し合う
ことになります。

ある人は、
「他人がどう思うと、本人が幸せだと思っていたのならそれでい
いんじゃないか?」

別の生徒は
「いや、それは違う。もしもその人が思っていた幸せが錯覚だっ
たらそれは幸せとは言えない。」

討論の中で、「幸福はお金では買えない。形ある物質ではないモノ
・・・」とそんなぼんやりとした曖昧な雰囲気が覆っていてハッキ
リとした答えが出ない中一人の女生徒が意見を求められ訥々と語り
だします。

「中学の時非行をして鑑別所に行ったあと更生しようと中学へ戻っ
たけれど、教師たちが<戻りたかったら少年院を出て来い。>と簡
単には復学を認めなかった。それからまた非行に走り自暴自棄にな
っていた時に雑誌で夜間中学の記事を見て、、私なんかでも入れて
くれるのかな?>と思ってある日の夕方学校に来て校門のところで
迷っていたところ、夜間中学の先生に声を掛けられた。その時思っ
たことは、<あー、もしかして私でも幸せになれかもしれない。>
と・・・・

幸福感を実感できるために勉強する、学ぶ・・・言い換えれば、本
当の幸せを見つけ出すため、何が幸せなのか?を自分で判断出来る
能力を身に着けるために勉強するんだ、それは学校に居る間だけで
はなく、一生を通して言えること・・・久々にこの映画をみて、幸
せな気分に浸り泣けました(笑

ラジオフォーラムの番組の中から京都大学原子炉実験所の小出裕章
先生は、福島第一原子力発電所の事故に関して「事実を知る事は何
よりも大事だ。どんなつらい事実でもるべきだし知らせるべきだ。」
とおっしゃっています。学んだ知識によって情報を的確に判断し最良
の方向を導きだす。これしかないのです。
残念ながら政府・中央行政・東電は事故が発生してからは都合の悪い
事実を公表していないようです。そればかりか、福島はもう安全だと
言わんばかりに、県民を避難先からそうとしているようです。集団的
自衛権という言葉を使って、憲法を都合よく解釈し日本の世界に誇れ
る平和憲法に泥を塗ろうとしていま。許しがたいトンデモナイことで
す。

70年前と同じように大本営発表を繰り返しているだけです。ですから
我々一般市民は的確に判断する材料さえも与えられていない難しい状
況に置かれています。言い換えれば国と東電の情報操作によって非常
に危険な状況にさらされているといってもいいでしょう。自民党とい
う政党は怖い存在だと思っていましたがこれほどまでに恐ろしいとは
思いませんでした。

原発事故がどれ程のモノなのか、その結果どれだけの放射性物質が野
山や海に漏れ放射能汚染が広がっているのか?そして、動植物や人々
にどれだけの被曝を強いてるのか?まったく表に出てきません。

個々が判断するためのに必要な事実に裏付けされた材料が乏しいのです。

ですから個々がそれぞれの意志で勉強し・学習し知識を蓄積して身を
守らなくてはならないのです。 そのために勉強していかなくてはな
らないのです。 受験や就職のための勉強ではないのです。生きるた
めの勉強です。

チャーリーが毎度言っているように、既成概念を棄て、社会通念を棄
て自分で判断しなくてはならなくなっています。幸せどころか、生き
ることさえが難しくなっています。賢いスマートな人たちは、他人は
どうあれ自分の身を守るために行動移すことができます。的確に判断
し自分なりにその方法を見つけ出すとが出来ます。なぜか?他人の行
動に自分の判断が左右されないからです。 右見て左見て、と他人と
歩調を合わせる必要がないのです。 しっかりした意見と自分なりの
答えを持っているからです。

しかし、マスコミに飼いならされた哀れな羊たちは前後左右に着いて行
くしかないのです。彼らはそこに身を置いている危うさが、彼らの持っ
ている知識からでは導き出されないのです。ですから、そこにいること
自体に危険を感じませんし、違和感もないはずなのです。 
ですから、「幸せって何だろう?」ということも自問したことが無いか
もしれません。考えることも棄ててしまっているかもしれません。 
それでは到底幸福感を実感することが出来ませんし、生き抜くことまま
ならないとおもいます。 

本当の自主独立の意味はそこにあるわけです。 飼いならされた羊の
群れにいるよりは、痩せても哲学をもって生きるほうが人間らしいと
思います。チャーリーはそんな生方を心がけています。 おかげで
今でも日々悶々とはしていますが、イキイキと生活していられます。

戦争へ確実に近づいてます。
福島第一原発の事故は収拾不可能です。さらに悪化するでしょう。
使用積み核燃料は全国に散らばています。巨大地震がその危険度を高
めています。

こんな状況の中、しっかりと自分を見つめて、「オレはオレ!その中
でしっかりと生き抜く」ということを日々自問していかなければ道を
踏み外すことになりそうです。

それには視野を広げて事実を素直に受け入れる自分を持たなくてはな
りません。50を過ぎて夜間中学でひらがなを勉強したイノさんやオモ
ニのように、憲法の事・政治の事・原発事故の事を日々少しづつ勉強
しなくてはなりません。 

なんでそんな事する必要があるの?


愛する人、家族、友人、隣人、そして社会を守るためには平和憲法を守
らなくてはなりません。原発を含むあらゆる核利用には絶対反対しなく
てはなりません。


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