チャーリーの青空トーク

60を過ぎた頑固ジジイが、ライフワークの「姓名判断」と「幸福に生きるには」を勝手に語るブログ。

嘱託殺人と命の選別

2020-07-25 10:29:43 | Life & Sex
京都で医師による嘱託殺人が発生しました。

大西つねき氏の放った言葉「命の選別」が日々の医療現場で迫られているという話です。

もちろん、命に向き合わなければならない他の職場・現場も同じような葛藤が従事者に迫られているでしょう。この精神的負担は、その場に身を置くものでなければ解からないでしょう。

また、人口ピラミッドグラフでも明らかなように、社会全体の負担を強いる高齢者社会は目の前。年々、国の基盤を担う若者への負担は加速度を増すばかりです。具体的には、若者の時間と可能性を奪い彼らの意欲・夢・希望を高齢者が必要とする労力によって相殺される社会が訪れるという話。

ここに真摯に向き合っている大西氏を、「身障者を排除する言動だ!」と叩く「れいわ新選組」は、常に「命」と向き合わなければならない現場の状況は理解できないでしょう。重ねて言いますが、とても国政を担える資質の有る党ではありません。「人の命を守る」という重大且つ基本的な問題に多角的視野を持たない党は言うなれば、理想ばかり追い求める三流新興宗教と同等です。

嘱託殺人については、「尊厳̪死」という問題と「自殺ほう助」という簡単には答えが出ない問題ではありますが、一つ言えることは周囲が嘱託殺人・或は自殺ほう助に関わった人を如何なる場合も非難出来ない、ということです。 ここには、「個人の自由」という「命」と同等に守らなければならない神様・仏様から与えられた人のあるべき姿があるからです。

人は終末を必ず迎えます。避けられません。少なくとも、人の尊厳を守りながら迎えたいものです。










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