チャーリーの青空トーク

60を過ぎた頑固ジジイが、ライフワークの「姓名判断」と「幸福に生きるには」を勝手に語るブログ。

いわき市に住む友人から学んだ事

2014-01-20 20:50:11 | 原発事故
原発事故からそろそろ3年が過ぎようとしてます。
3機の原子炉が破壊され炉心のメルトアウト。1機の建屋は使用済み
核燃料を残したまま大破。今でも原発から半径80km圏内の住人は完全
避難が必要だと思っています。

いわき市に住む女性と知り合い少しずつですが現実を受け入れる事を
学びました。福島県内や周辺の放射線汚染されてしまった場所には生
活があるんですネ。大切な日々こつこつと積み上げていく人の営みが
あるんです。簡単には捨てられない大切な日々が・・・

健康や命と日々の生活のどちらが大切なんだ?という問いかけが成り
立たない事も学びました。 両方とも量りにかけられるような軽いも
のじゃないんです。命も生活もそれを量れる天びんもそれに答えを出
せる人もいないんですね。

命も大切! 健康も大切! 日々の生活も大切! 友人も隣人も仕事
も大切なんです。 ひとつとして切り捨てられるものじゃないんです。

だからといって、放射能汚染されている場所に人が生活していて良い
わけはありません。 そういう意味では政府も東電も自治体も住人の
人権を無視した酷い事をしているもんです。住人の弱み・どうにも
答えを出せない問題をおっ被せ、押し付け結果として被曝を強要し
てるのですから・・・

酷い国です。会社です。社会です。

いわき市の女性との交流の中で時々原発事故の話が出ます。特に女性
なのでその問題の難しさは感じているようです。放射能汚染の故郷には
居たらいけないということも解っているのです。でも、答えを出せない
のです。家族や故郷、生活、仕事、といったものは軽いモノではありま
せん。いまだにふるさとから離れれない人たちは少なからず覚悟してい
るようです。自己責任で留まり自分の人生を守ろうと・・・

もし・・・これは仮の話ですが、友人の彼女はもちろんチャーリー
がサイパンに住んでいることを知っています。そして彼女の意識の
なかで、将来可能なら海外で暮らしたいと漠然に考えて居るようです。
そしてもし彼女がその渡航先にサイパンを選んだならチャーリーは
惜しみない協力をするつもりです。そして、彼女の海外移住を実現さ
せてより安全な暮らしをつかむお手伝いが出来たらうれしく思います。

それまで彼女の考えを尊重して決断の時期を待ちたいと思っています。
このままズーッといわきに居るかもしれません、それは解りません。

彼女との交流で家族、生活や友人仕事と言った普段意識しない日常が
どれだけ重ものなのか改めて教えられました。

別の見方をしたら、チャーリーにはその重さが解らないまま今に至って
いるのかもしれません。家族や生活の重みを省みなかった結果海外に
居を構えられたのかもしれません。それは確かに意識の中にあったと
思います。

まぁ、その結果家族を現在の日本の放射能汚染から守れたともいえな
くも無いですが・・・それはそれで自分の判断は間違っていなかったと
確信します。

早く彼女の気持ちに整理が付いて、ひとつ吹っ切れて海外への移住を
真剣に考え行動してくれる事を祈っています。

それまでは、彼女の日々の生活を尊重し見守りたいと思います。

長い人生のなか、多かれ少なかれ様々な形の覚悟は必要なんですよね。 


 


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