本当は嫌なんですよ、こんなお堅い話ばっかり・・・。 うんざりなんです。
だけど、別のチャーリーが声をあげろ! とうるさいんです。 チャーリーは
もっと楽しいピンク系の話しや、くだらない馬鹿っぱなしが大好きなのですが・・・・。
お付き合いください・・・。
3月11日以降、今まで我々が持っていた物差し(常識)を捨てなくては、「生きる」
という当たり前の事が日本では大変難しい事となってしまったようです。 京都大学
原子炉実験所の小出先生が云う様に「世界が変ってしまった。」と認識しなくては生きて
いけないようです。 文明国とは言いがたい状況です。 一般市民が子供や赤ちゃんまで
もが、放射線を浴びている状況を霞ヶ関の中央官僚と東京電力は認識しようとしていませ
ん。 異常です。 異様です。
オカシイな国です。 独裁でもないし、軍事国家でもありません、社会主義国家でもな
いし・・・。一応は議会制民主主義の形態をとっていますが、機能していないようです。
もちろん、要因は数多くあるでしょう。 そのへんの事を、考えつくまま・思いつくま
ま語ります。
<政府・中央行政・原発政策>
国が信じられなくなりました。 税金を納めている納税者をこれほど軽視している国も
珍しいと思います。3月11日以前の放射性物質からの被爆限界線量を勝手に、平気で
20倍危険なモノにしてしまいました。中央官僚が国民の命を無視して、国を動かして
います。 国が率先して、事故以前の基準に比べ20倍危険な状態に置いています。
政府・中央官僚・福島県が中心となって、福島の人たちを被爆モルモットにするつもり
でしょうか? だとしたら、治療方法などのアドバイスは一切無いでしょう。 被爆
させて、データーを取るのが目的だとしたら・・・。 政府は現在でも危険な地域に、
住民を帰そうとしています。 太平洋戦争の時でも、空爆を受ける都市からは学童を疎
開させていたのに、65年前より国民は酷い扱いを受けています。 これも、被爆デー
ターを手に入れるためなのかも? 細野環境大臣の名前は、歴史に残るでしょう。
旧帝国陸軍の牟田口と同じレベルです。勘違いしないでください、政府は絶対に避難命
令なんか出しません。人の命より、市場の株価、国債の価格・信用度の方が大切なんで
すから。
放射性廃棄物と使用済み核燃料の処理の方法が確立されていない為に、国内に使用済み
核燃料が溜まる一方で処理しきれない。 高速増殖炉の運転のめどが立っていないため
核燃料サイクルが停止してしまっている。 よって、無理矢理使用済み核燃料を再処理し
プルトニュームMOX燃料を造ってそれをウラン燃料の原子炉に使用するという、危険な方
法で核燃料のリサイクルを行っている事が、途方も無いお金を使いワザワザ危険な事を行
う、おバカな方法を執っている。
そもそも、ウラン燃料を使う事が前提で設計されている原子炉に、より高い熱量を持って
いるプルトニュームMOX燃料を使うのは本当に危ない事なハズなのに、止めようとしない。
灯油ストーブにガソリン入れて、火を調節するから大丈夫。
といっているようなモノです。
<地方自治>
政府は、放射線汚染瓦礫を全国の自治体に処理をさせるつもりですが、これは全くの逆
効果で、汚染されていない地域にも、汚染を拡散させる事となり全国規模の汚染に広が
ります。受け入れる各自治体は、助け合いの精神を挙げて中央と一緒になって、放射能
を帯びた瓦礫を受け入れ処理するといっていますが産廃施設やゴミ処理場の煙突から放
射性物質を含んだ大量の排気・焼却灰を撒き散らす事になります。 放射性の物質取り
扱いの観点から見ても狂っているとしか思えません。
放射能汚染の基本的対策は、地域内の汚染物質を持ち出さない・動かさない。 汚染地
域に入らない。ということが原則ですが、政府はそれを無視しています。 それどころ
か、日本中に撒き散らす計画です。
地方自治も中央の命令に対し追随しているだけ。 住民の健康・ふるさとの環境のこと
など一切考えていません。また、北海道や佐賀県にいたってはこの期に及んで、原発の
再稼動を決定しています。 未だに、福島の事故がどの様な過酷な物か理解していませ
ん。 (双方の知事共に原発村住人のようです) 人の命より、社会の平穏より金が大
切!な政治家です。
<議会・政党>
政党は、選挙の時だけ国民に対し誠意を見せる格好をしますが、原発事故が起きても何も
しないで中央官僚のいいなりです。 今まで政権を担ってきた政党は全く使い物に成らな
いと言うことです。次の選挙では、ハッキリと脱原発を唱えている政党・と候補者に投票
しましょう。 そうしないと、住める土地が国土から無くなります。 今までは、「どの
政党に入れるか?」迷ったりもしましたがこれからは簡単ですよネ。
チャーリーは、社会民主党 或いは 共産党を支持します。単純に脱原発反原発政党は〇です。
原発推進してたら、国が無くなっちゃうんですから。 小学生でも解ります。
<東電・電力業界>
白いモノを白といわない世界です。 彼らの云う事は全く信用できません。 これだけの事故を起し
ながらまだ、収束可能と観ているようです。 はたして、そうでしょうか。 原子炉の事故はそんな
簡単なものでは無い事はチャーリーでも解ります。 事故の検証も終わっていないにもかかわらず、
他の原発を停止しませんし停止中のものは再稼動に向けて動いています。 狂っています。 更に、
顧客を危険に晒し、原発誘致の自治体を崩壊させてしまいった事を省みず、なお原子力エネルギー・核
エネルギーに固執しています。 こんな企業は他に有りますか?
何度も云います。 原発を全て止めても電気は足ります。 日本人の知恵が有れば簡単に原子力に替わる
代替エネルギーは原子力ほど困難を伴わずに導入できるはずです。 電力業界は中央官僚と一体になって
代替エネルギーの開発環境そのものを奪っているはずです。 ただ、単に湯を沸かすだけなのに、何故
そんなに危険な、核エネルギーを使わなきゃならないの? と思いません? 主婦の皆さん、毎日お湯沸
かしますよね? 電力会社は同じ事に、ウランやプルトニュームをワザワザ使っているんです。 これだけ
を観ても、「おバカ」 ということがよく解るでしょ!
<学会>
学者の言う事は、デタラメであるという事が解りました。 特に、政府・中央官僚が意見を求める学者は
その傾向が強いという事がわかりました。 原発村を擁護する学者は金で雇われているだけで、同じ日本
人を危険に晒します。 原発が危険だという先生方の意見に耳を傾けましょう。 簡単です。 白い物
を白と云う先生方です。 原発擁護学者と原発村住民とその一派は、白い物を白といわないので感単に解
ります。
原子力学会・放射線学会・医学会を中心に、科学の名において・大学の名において人間のサンプル化がさ
れようとしています。 これは、事象の結果をサンプリングするのではなく、事象を作り出しそこに人間
を放り込んでサンプルを採ろうと画策しているようです。 ホロコースト並みの行為です。
<マスコミ>
TV・新聞 等のマスコミは政府・中央官僚の言う事のみを発表するだけ。ということが解りました。
現場での取材・原発事故の被害者の声は無視しています。 また、被災者に対して、あえて目を瞑って
います。 大新聞、取り分け読売新聞は、原発を積極的に推進してきました。
今回事故を起した、原子力発電所の管理者である東京電力から多額の広告費が入る事を理由に、国民が
知るべき情報・知りたいと欲している情報をを伝えていません。 また、自らが現場に入って取材して
いない為何も判っていません。 記者クラブという仲良しクラブに入って、国や官僚が流すニュースを
中継しているだけ。
放射能汚染がどの様なものかも知らないようです。 もし、知っているなら、一般市民に除染を奨励す
るような報道はしなかったでしょう。一般の人が日常の生活の中で行う除染は、非情に危険です。
政府の被爆線量の引き上げに関しても追随するだけで、何の社会的アクションを起しません。 原発擁
護プロパガンダ・原発は安全・放射能も何も怖がることはない。 との洗脳を積極的に進めています。
新聞社の、文化科学部は小学生並みの知識しか無いようです。 そして、日本のTV・新聞・マスコミは
原発反対派の揚げ足取りが主な仕事になっています。 言論の自由を自らが放棄してしまっています。
ジャーナリズムの存在意義を自ら捨て去ってしまいました。 お金を払って読む価値が全くありません。
被爆限界線量・食品の放射性安全基準、放射性物質の取り扱い等々を政府が自ら法律を破り、勝手に改
めた事について、なーんにも、何処の新聞・TVも一面トップで異議を唱えません。 これは、おかしい
ぞ? とナゼ報道しないのでしょう? もはや、東電とおなじで、新聞購読者の側に立った新聞では
なく、視聴者より電力業界広告主を優先する自らが持っている・或いは与えられている社会的な意味を
放棄してしまっている、原発村の走狗と成り下がっています。お金を払って読む価値はありません。
TVを観る時も、広告主の為の放送として観ましょう。 ネットを閲覧している方がよっぽど気が利い
ています。
<環境汚染>
今回の原発事故での環境の完全除染は不可能です。 なぜなら、野山山林が広範囲で汚染され、降雨
季節風などの気象現象で、放射線物質が常に拡散すると考えなくてはなりません。
関東から東北の澄んだ川の水も飲めません。 高原での深呼吸も放射線に対応できるマスクしなければ
危険かもしれません。 とんだ、世界を造り出してしまったものです。 野山を散策したり、登山・ハ
イキングといった自然との触れ合いは、今までのようには行かなくなりました。
<生活>
数年後には、福島を中心に汚染地帯での住民による高比率の癌の発生・免疫不全・心臓病等の発生で医
療クライシスが起きる可能性が想像できます。 医師・看護士・病院・医療ラボ・ベッド等々マンパワ
ーなどハード・ソフト双方の不足により、まともな医療が受けられなくなる可能性があります。 少な
くとも、汚染地帯内の病院・医療機関は放射線によって機能を奪われるでしょう。子供達、乳幼児の発
病により、若いお母さん方の精神的ダメージが大きくなるでしょう。 辛いでしょうが現実のものとな
るのは確実です。 発病・発症が明らかになった時点では遅いかもしれません。 放射能による細胞レ
ベル・染色体レベルでのダメージですから・・・。
食品の汚染は、口に入る個々の食品をモニターしなければ内部被爆が避けられないまでに広がってしま
ったようです。 太平洋岸の海産物、特に三陸沖、房総から関東沿岸の魚介類・海産物には特に注意
が必要です。食物連鎖による濃縮が考えられます。 子供や乳幼児は食べるのを避けた方がいいでしょ
う。
TV・新聞等で流している除染に関する情報を鵜呑みにして、個人が、住民がロクナ準備も無しに、除染
除染作業をするのは大変危険です。 恐ろしい線量の被爆の可能性がありますし、何より放射性物質、汚
染水の拡散に繋がり危険です。 市町村の行政へ除染をお願いしましょう。 自治体の窓口で断られたら
最寄の東電の支店へ相談しましょう。 その時は、「おたくの原子炉から洩れたと思われる放射性物質を
引き取りに着てください。 所有権は東京電力さんです。 また、危険といわれているようなので、触り
たくありません。 どうか、よろしく。」 と頼んでみましょう。
何度も繰り返しますが、原発からの送電が無くても、電気は足りるそうですよ・・・。 足りなくなる
と言っているのは電力会社と政府の脅し。ウソのようです。 マスコミが、利権を守るために発信してい
るだけのようです。
<地震>
更に、もう一歩踏み込むと問題は全く別の展開をします。 そうです、地震との関係です。既に稼動して
しまっている50基余りの原子炉です。 巨大地震は確実に迫っています。 過去の地震年表を見ても明
らかです。 静岡県の浜岡に至っては、東海地震の想定域の内側に建っています。 これらが、永久に無
事で済むでしょうか? 日本列島は世界でも稀に見る地震群発地帯です。 なぜか? 日本列島の下で
4つのプレートがひしめき合っているからです。 地震が無いわけがありません。 まさに自然の摂理
なんです。
佐賀県の玄海原発に至っては、大変に古い物で中性子線による炉心の金属疲労で、脆弱になってしまって
いると指摘されています。同じような状況は、福井の美浜・大飯原発でも同じ事が考えられます。地震に
関係なく、老朽化して損傷を起すと指摘されてます。 「もんじゅ」は次から次に起こる事故で稼動事
態が危険ある事が明らかになっています。 水と触れただけで爆発するナトリウムを冷却材に使用してい
るので、大変危険です。
今回の原発事故で、地震・津波により原子力発電所は破壊される事が明らかになりました。 政府・中央
官僚・電力業界はどの様に地震をの揺れを防ぐのか?或いは揺れを止めるのでしょうか? 可能だと思い
ますか? 出来ませんよね。 当たり前です。自然現象ですから、地震をを止める事など出来ません。
さて、それではどうやって現在稼動中の原発を地震から守るのでしょうか? 東京電力福島第一発電所
と同じような事故は想定しなくてはなりません。 実際に起きていますから。 でも、北海道や佐賀県で
は再稼動に向けて動いています。 狂気の沙汰です。
おとぎ話ですが、原発において人為的ミス、機械的な故障、原子炉の老朽化、などの事故に繋がるファクタ
ーが全て取り除かれたとして・・・ ホント絶対にあり得ませんが・・・。 地震は起こります。 津波も
起こります。 止められません。
どうするんですかネ?
その他、放射性汚染物質・汚染水による海洋汚染も国際問題に発展する恐れがあります。 膨大な金額の賠
償問題に発展しかねません。
どうする? どうしたら異常な放射能・原発事故スパイラルから抜け出せるのでしょうか?
はたして時間的に間に合うかどうか?
解りませんが兎に角、「原発は嫌だ、イラナイ!」 と声をあげることです。
そして、一般市民が唯一与えられた「力」 あらゆる選挙で「脱原発」に一票を投じる事です。脱原発の声
を、市町村議会・道府県議会・衆参両院議会 に反映させる事です。
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