高3桐生「東京五輪で100m決勝目指したい」
陸上男子100メートルで日本歴代2位となる10秒01の記録を持つ桐生祥秀(よしひで)(17)(京都・洛南高3年)は「7年後は24歳。(競技者として)いい時期だと思う。代表に選ばれるように頑張って、東京五輪では100メートルの決勝(進出)を目指したい」と思いをはせた。
今年4月、広島市で行われた織田記念で10秒01をマーク、一躍国内トップの仲間入りを果たした。全国高校総体は100メートル、200メートル、400メートルリレーの3種目で優勝。初出場した8月の世界選手権モスクワ大会は100メートルこそ予選で敗れたが、第1走者を務めた400メートルリレーで日本の6位入賞に貢献するなど活躍した。
日本人初の9秒台の期待も高まる17歳。「これからも自己記録を更新していきたい。もっと速さを身に着けて2020年には最高のパフォーマンスを見せたい」と抱負を語った。