めざせサブ4! (~_^)/

フルマラソンであと17分短縮できれば、3時間台。そしてウルトラ完走するための記録。
加えて主に登山、バスケ観戦の記録。

北アルプス登山道付近で増水、男女3人流される 岐阜

2014年08月16日 | 山岳事故

2012.8.18 滝谷濁流 (12時過ぎ頃)


下山時、滝谷手前の槍平小屋を出たとたんにポツポツ降り始め、雷雨になったが、
増水する前に滝谷を渡渉できた。
雷雨を避け避難小屋に居ると、みるみるうちに増水し濁流になった。
こんな状態で渡ろうとは思わないだろうから、もう少し水量が少ない時に試みたんだろうか。
引き返すか、待機すればよかったのにという結果論になるが、ここまで下りてきてもう1泊という判断ができなかったんだろうな。
濁流時は、岩も一緒に流れる。ゴンゴンをぶつかる音が避難小屋まで聞えてきた。
もし濁流に落ちたのなら、残念ながら助かるとは思えない。

下山中だったみたい。
60代、50代にしては無謀だ。
残念だけど、高齢者なら尚更助かるまい。
7人もいて、止める人はいなかったのだろうか。
リーダーの責任は重大

自らも気をつけよう。



北アルプスで登山客の遭難相次ぐ…計6人不明

読売新聞2014年8月16日(土)21:51

北アルプスで登山客の遭難相次ぐ…計6人不明
(読売新聞)

 岐阜県高山市と富山市、長野県松本市の北アルプスで16日、登山客の遭難が相次ぎ、計6人が行方不明となっている。

 大雨などの悪天候が影響したとみられる。岐阜、富山、長野の各県警は16日の捜索をいったん打ち切り、きょう17日朝から捜索を再開する。

     ◇

 16日午後1時20分頃、長野県松本市の北アルプス・穂高連峰で、広島県福山市北本庄、会社員藤石典万(のりかず)さん(55)が行方不明になったと、登山仲間から警察に通報があった。悪天候で現場に近付くことができず、松本署は、天候の回復を待って17日以降に捜索を行う。

 同署の発表によると、藤石さんは13日、仲間3人と上高地から入山。14日からは単独で奥穂高岳(3190メートル)を目指していた。15日早朝、家族に「奥穂高にいるが、雨なのでこれから下山する」と電話して以降、連絡が取れないという。

     ◇

 16日午前11時50分頃、岐阜県高山市奥飛騨温泉郷神坂の北アルプス右俣林道付近で、登山者3人が増水した沢に流された。県警高山署の発表によると、登山者から「人が流されたようだ」と110番があり、その後、現場近くの山小屋「槍平(やりだいら)小屋」からも「男性2人、女性1人が増水した沢に流されたのを登山者が目撃した」と通報があった。

 槍平小屋によると、行方不明になっている3人は、60歳代男性2人と50歳代女性1人。男性2人は広島県から男女7人で登山に来ていた。女性は福井県から夫婦で訪れていたといい、夫は自力で避難したが、負傷しているという。

 岐阜地方気象台によると、高山市では14日から雨が断続的に降り続き、当時、大雨洪水注意報が発令されていた。

 県警は悪天候のため、ヘリコプターによる捜索は見合わせ、山岳警備隊員10人が午後5時40分まで歩いて捜索したが、見つからなかった。17日午前7時から捜索を再開する。

 同署によると、現場は槍ヶ岳(3180メートル)と「新穂高ロープウェイ」新穂高温泉駅の中間地点の登山道。3人は登山道を下っている途中、増水した沢を渡ろうとしたとみられるという。

          ◇

 16日午前9時頃、富山市の北アルプス・赤木岳の赤木沢(約2150メートル)で、「沢登り中にはぐれた2人と連絡がとれない」と、登山仲間の会社員男性(62)が富山県警山岳警備隊に救助を要請した。

 発表によると、2人は京都市下京区、会社役員生(せい)千歳(ちとし)さん(67)と同市山科区、辻なち子さん(65)。いずれも同市内の山岳会に所属し、救助要請した男性と3人で14~16日の予定で沢登りをしていた。

 2人は15日午前10時頃に赤木沢を渡ったが、男性は雨で増水した沢を渡れずにはぐれ、夕方に宿泊予定の小屋に1人で到着した。2人の姿はなく、連絡も取れないため、16日に小屋に常駐する同隊員に救助を求めたという。現場周辺では15日朝から雨が降り続いていた。

 2人は簡易テントや行動食を持参していたという。


<遭難>北アルプス・北穂高岳で3人、増水した沢に流される

毎日新聞2014年8月16日(土)19:29

 16日午前11時50分ごろ、岐阜県高山市奥飛騨温泉郷神坂の北アルプス・北穂高岳の滝谷出合(標高約1700メートル)の登山道付近で、登山者3人が雨で増水した沢に流されたと別の男性登山者から110番があった。県警高山署によると、男性2人、女性1人。悪天候のため上空から捜索できず、県警山岳警備隊員らが地上で捜したが、同日夕に中止。17日朝から再開する。

 現場近くの山小屋によると、男性2人は広島県から来た60代とみられ、計7人で訪れていたという。女性は夫婦で訪れていた福井県の50代とみられる。夫は避難したが負傷したらしい。いずれも槍ケ岳から新穂高ロープウェイ方面へ下山途中だったという。

 現場の沢は普段、歩いて渡れるが、雨で一気に増水することがあり、当時は十数人の登山者が雨がやむのを待っていたという。岐阜地方気象台によると、高山地方では14日から断続的な雨が降り続き、15、16日は1時間に50ミリ程度の激しい降雨も観測した。【道永竜命】



増水で3人?流される=北アルプスの登山道―岐阜県警

時事通信2014年8月16日(土)19:56

 16日午前11時50分ごろ、岐阜県高山市の北アルプス右俣林道の滝谷出合付近で、「雨で増水し登山道に流れ込んだ水に、男女数人が流された」と登山者から110番があった。目撃情報から流されたのは男女3人とみられる。県警山岳警備隊などが捜索したが見つからず、日没のため中断。17日朝から捜索を再開する。

 県警高山署によると、大雨のため現場付近で待機していた複数の登山者が、男性2人と女性1人が流されるのを目撃した。現場は沢と並行している登山道で、沢が増水すると登山道も濁流になることがあるという。

北アルプス登山道付近で増水、男女3人流される 岐阜

朝日新聞2014年8月16日(土)15:30
 岐阜県警高山署によると、16日午前11時50分ごろ、同県高山市奥飛騨温泉郷神坂の北アルプス右俣林道滝谷出合付近で、男性2人と女性1人の計3人が流されたという110番通報が登山者からあった。県警山岳警備隊などが対応にあたっているが、現場には到着できていない。

 同署によると、事故が起きたとみられる場所は、槍ケ岳を歩く登山道の一部になっている沢筋。普段は水はないが、雨が降ると短時間で濁流になるという。高山地方では14日から断続的に雨が降り続き、朝から大雨洪水注意報が発令されていたという。

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