賽銭を回収するような神社であれば、普段一般の参拝者が歩ける道が整備されてたんだろうし、
そういう場所だからこそ孫娘を連れて出かけたんだろう。
毎日の記事によれば、夜も90人態勢で捜索してたとのこと。(産経は190人という?いいかげんなもんだ)
なのに、発見されたのは翌日9時頃。
残念。
死亡の73歳男性、滑落して頭打つ 孫娘が一晩寄り添い110番 兵庫・明神山
産経新聞 1月6日(日)23時20分配信
兵庫県姫路市夢前町の明神山(標高668メートル)で孫娘と2人で遭難し、6日朝に発見され、搬送先の病院で死亡が確認された同市夢前町神種(このくさ)の無職、南鋭一さん(73)が、下山途中に滑落し頭を強く打っていたことが分かった。孫の同市香寺町の小学2年、藤尾優衣さん(8)は顔にすり傷の軽傷を負ったが、命に別条はない。
県警姫路署によると6日午前8時ごろ、優衣さんから「滝の横にいます」と南さんの携帯電話で110番があり、聞き取った周囲の状況や電波の発信元から捜索。山頂から東に約1・6キロの地点で一緒にいる2人を発見し、ヘリコプターで搬送。2人はこの山に登るのは初めてだった。
南さんは5日夕、下山の途中に登山道が崩落していたため、回り道をしようと茂みに入った際に滑落。優衣さんが約20メートル下の岩場で南さんを発見したが、呼び掛けても返事がなかった。
優衣さんはジャンパーに半ズボンの軽装だったが、南さんのリュックサックに入っていたタオルケットを掛けて寄り添って一晩過ごした。翌朝、携帯電話が通じたため助けを求めたという。
2人は5日午前10時ごろ、自治会で管理している山頂のさい銭箱の現金を回収するため、チョコレートと水筒などを持って山に入ったが、夕方になっても下山せず、約190人態勢で捜索していた。
極寒の山、小2女児耐えた…翌朝携帯見つけ通報
読売新聞 1月6日(日)13時29分配信
兵庫県姫路市夢前町の明神山(667・9メートル)で5日夕、近くの無職南鋭一さん(73)と孫の同市香寺町、小学2年藤尾優衣さん(8)が登ったまま帰宅せず、連絡が取れなくなった。
姫路署などが6日朝、山中で2人を発見したが、南さんは頭にけがをしており、搬送先の病院で死亡が確認された。優衣さんは軽傷。
同署によると、南さんは5日朝、自治会の仕事で、山頂のほこらのさい銭を回収するため、優衣さんと出発。同日午後3時頃、南さんが携帯電話で「道に迷った。午後4時半には下山する」と家族に連絡したが、その後、連絡が途絶え、同5時45分頃、家族が近所の住民を通じて地元の駐在所に届け出た。
南さんは連絡後、登山道から約20メートル滑落して頭を強打したとみられ、優衣さんも南さんを追って崖を下りようとして滑り落ちたという。
優衣さんは南さんを見つけたが、目を閉じていたため、持っていたタオルケットをかぶり、2人で寄り添うようにして一夜を明かし、6日午前8時頃、優衣さんが、南さんの所持品に携帯電話があるのに気付いて110番。同9時頃、山頂の東約1・6キロの小川近くで発見された。優衣さんは、顔が擦り傷で真っ赤になり、膝を抱えて座り込んでいた。捜索隊員の呼びかけに「おじいちゃんが動かない」と心配そうだったという。
神戸海洋気象台によると、姫路市内の6日の最低気温は氷点下2度。未明から午前8時過ぎまで0度を下回る寒さだった。
最終更新:1月6日(日)23時31分
兵庫・姫路市で登山の男性と孫が下山せず
2人を発見も男性死亡
フジテレビ系(FNN) 1月6日(日)18時17分配信
5日、兵庫・姫路市で、山に登った73歳の男性と孫が下山せず、消防などが捜索したところ、6日朝、2人は山中で見つかったが、男性が死亡した。
5日午後6時すぎ、兵庫・姫路市の明神山に登っていた、近所に住む南 鋭一さん(73)と、孫の藤尾優衣さん(8)が下山しないと、家族から警察に届け出があった。
消防などが捜索していたところ、6日午前8時ごろ、優衣さんから携帯電話で、「おじいちゃんが、滑って落ちて倒れている」と110番通報があり、その後、2人は滝の近くで救助された。
優衣さんは軽傷だが、南さんは搬送先の病院で死亡が確認された。
警察は、南さんが道に迷い、誤って滑落したとみている。
最終更新:1月6日(日)18時17分
孫と遭難した73歳の男性死亡 姫路の明神山
朝日新聞デジタル 1月6日(日)11時22分配信
兵庫県姫路市夢前町の男性(73)と孫で同市香寺町の小学2年の女児(8)が5日、近くの明神山(668メートル)に出かけたまま下山せず連絡が取れなくなった。姫路署や市消防局などが捜索し、6日午前9時過ぎに山中で2人を発見した。2人は県警などのヘリで病院に搬送され、女児は元気だが、男性は死亡が確認された。
署によると、男性は5日午前10時ごろ、女児を連れて家を出たという。午後3時ごろに「道に迷ったが夕方には戻る」と携帯電話で連絡があったという。しかし、夕方になっても2人が下山せず、携帯電話もつながらなくなったため、家族が午後5時50分ごろ駐在所に届け出ていた。
姫路・明神山:73歳男性と孫が下山せず
毎日新聞 2013年01月05日 23時18分(最終更新 01月06日 00時15分)
5日午後6時ごろ、兵庫県姫路市夢前町神種の無職、南鋭一さん(73)と孫で小学2年の藤尾優衣(ゆい)ちゃん(8)=同市香寺町岩部=が近くの明神山(標高668メートル)から下山しないと県警姫路署の駐在所に家族から自治会を通じて届け出があった。
同署などによると、南さんは午前10時ごろ、山頂に置かれたさい銭箱の現金を回収すると家族に告げ、優衣ちゃんと山へ向かった。自治会では持ち回りでさい銭を回収しており、同日は南さんが当番だった。午後3時ごろ「道に迷ったが、午後4時半ごろに下山する」と家族に携帯電話で連絡したが、その後連絡が途絶えた。同署と同市消防局の山岳救助隊などが計約90人態勢で捜索している。【幸長由子】