2013年の登り納めに、比良山系武奈ヶ岳に登った。
朝4時半に茨木を出発。
目的地である坊村まで渋滞なく、6時前に着いた。
坊村までの路面は除雪されている。
駐車場には、既に車が2台止まっていた。
外気温は-5°
周りは、10cm程の積雪。
車中で朝飯を食って、6時半に出発。
まだ暗いが、九十九折を登ってる最中に明るくなるだろう。
登山口で、登山計画書を提出。
シャーベットが固まったような路面になっていたので、
明王院の前で、チェーンスパイクを装着。
チェーンスパイク
トレースはしっかりついているので、迷うことなく高度を上げていく。
先行者は誰もいない。
7:05 7:33 7:54 8:36
8:40
8:44 ワサビ峠
1番のりかと思いきや、2人組、3人組とすれ違った。
武奈のピークより更に北から縦走してきたのかも。テント装備。
西南陵は、くっきり、真っ白。空は、真っ青。
山行にはもってこいの天気だ。
青と白のコントラストが本当にきれい。
途中で、ワカンを装着。
結構使える。
新雪の上を歩いても、膝までは沈まない。
稜線上は、強風。
ピーク着は、9:30。
日本海、琵琶湖が見える。(日本海は錯覚かも)
思いっきり大きな声で叫んでみた。
気持ちがいい。
9:30 ピーク着
琵琶湖側1
琵琶湖側2
風が強く、とても寒い。
写真を撮って早々に来た道を引き返す。
こんな感じ
下りる途中で、多くの人にすれ違った。
この暮れの時期に登るなんて。
積雪があった後だから?それとも登り納めとして?
同じようなことを考えるんだね。
みんな、10本か12本のアイゼンが多い。
硬い氷の上を歩くわけじゃないし、オーバースペックに思う。
今回使用したモンベルのチェーンスパイクは、一昨年、毛無山を登った際に、山の管理人という人が薦めてくれた。
そのときは半信半疑だったけども、山レコでも効果ありのレポを見かけるし、試してみた。
結果は、効果絶大だ。
トレッキングシューズのような柔らかい靴にも履けるのがいい。
着脱が簡単で、軽いし、グリップも問題なし。
下りで走れるほどだ。
爪が長いと、疲れてくるとひっかけたりするのだけど、それがない。
ゴムの耐久性が心配だけど、性能は合格。
武奈ヶ岳なら、チェーンスパイクにワカンかスノーシューがあれば、御殿山コースピストンなら問題なく歩けると思う。
おそらく、他のコースでも大丈夫だろう。
明王院に戻ってきたのは、11時半過ぎ。
5時間の山行。今の90kgのこの体には、ちょうどいい山行だ。
帰宅して体重計に載ると、1kg減っていた。
でもビールをたらふく飲むと、戻るんだろうね。
お疲れ
駐車場には、15、6台の車があった。
ここって、手軽に雪景色を楽しめるからいいんだろうな。
朽木温泉に寄らず、自宅に直行。
13時半着。
走行距離は、往復160km。
登り納めだ。
天気が良くて、ほど良い人出で、大変気持ちのいい山行だった。