写真①。
梅雨の季節なると各地の「あじさい(紫陽花)」情報がテレビ等で話題となります。
筆者の最寄り駅である京王相模原線の京王堀之内駅のそばから八王子市長池公園を結んで多摩ニュータウン開発の際に人工で作られた小川があり、その小川に沿って全長約1.4kmのせせらぎ緑道(緑道は写真①↑の小川の左側で写っていません)があります。筆者が住む多摩ニュータウンの団地はそのせせらぎ緑道に面していて、小川と緑道の両側には四季折々を彩るたくさんの樹木・草花が植えられています。梅雨の季節はところどころでアジサイが咲いています(写真①↑参照)。
アジサイの原種は日本に自生する「ガクアジサイ」です(写真②↓参照)。
写真②
私たちが普段見かける青や白、紫等のアジサイ(ホンアジサイ)や海外のアジサイも、実はガクアジサイから改良された園芸品種だそうです(写真③④↓参照)。そう知ると、普段見かけるアジサイに「桜」のような愛着を感じませんか。ちなみに、サクラはバラ科サクラ亜科サクラ属の落葉広葉樹でヒマラヤ原産と考えられていますが、最も人気のあるソメイヨシノは日本から世界各国に寄贈され広まったものです。
写真③。
写真④。
せせらぎ緑道の樹木・草花を手入れしているのが「椿の会」という八王子市の公園アドプト制度に参加しているボランティア活動団体です(写真⑤↓参照)。きれいに植栽・清掃されている沿道に、四季折々にチューリップやすみれ、ツツジ、花しょうぶ、コスモス、もみじ、寒椿、ヤナギ等々いろいろな樹木・草花が毎年毎年咲いているのを見ると頭が下がる思いです。
写真⑤。
緑豊かに自然に恵まれた多摩ニュータウンですが、その自然の多くは住宅地と共に人工的に計画され整備され、日常的にボランティアの人々によって守られ維持されていることを忘れてはいけないでしょう。いつもいつもありがとうございます。以上
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