日本人にも人気の高い温暖な地中海沿岸の観光地と言えば、あなたはどこを思い起こしますか?スペインのバルセロナ、フランスのニース・カンヌ、モナコ公国、イタリアのローマ、ギリシャのアテネ…。
どこもぜひ一度は訪れてみたい歴史と文化の彩られた素敵なところですが、今回一つ付け加えさせていただきます。それは、イスラエルの「テルアビブ」です。
①滞在ホテルから地中海を望む。右の白い建物は米国大使館施設。
筆者は2023年2月にエルサレム観光を目的にイスラエルを訪問しました。入出国にテルアビブ空港を利用するため、テルアビブにはわずか1泊2日の滞在でしてが予想外で感動をしました。イスラエルの首都は人口約93万人の聖都エルサレムですが、政治・経済・文化の中心は人口約46万人のテルアビブです。事実上の首都とみなされていますので、日本をはじめ各国の大使館や国際的な機関が置かれています(写真①参照)。道路や建物、公園等が整備されショッピングモールやレストラン、美術館・博物館等の文化施設も充実し、昼も夜も治安が良く、観光レベルなら普通に英語が通じます。デジタル化の進展でも、テルアビブは先進の国際都市のひとつでしょう。
②海岸線に沿って走る道路と立ち並ぶリゾートホテルやマンション群。
③世界有数の海岸リゾートに勝るとも劣らないテルアビブのビーチ。
④ヨットハーバーではヨットスクールの訓練が行われていました。
そして、感動的だったのは2月とはいえ太陽の光が降り注ぐ、よく整備され管理されている地中海に面した美しい砂浜のビーチです(写真②③④参照)。気持ち良い自然環境に加えて、ユダヤ人の歴史と文化を語るエリアも残されており、聖都エルサレムへの日帰りツアー(筆者はエルサレムに1泊しました)も利用できます(写真⑤参照)。テルアビブを単純なエルサレムへの経由地とみなすことなく、東京と京都のように2都市をセットで旅行を計画することをおススメします。
イスラエルと聞くと、どうしても中東での争いやユダヤ人のイメージが色濃いですが、テルアビブは観光と滞在が十分に楽しめる国際都市です。
⑤エルサレムの「嘆きの壁」もセットで観光がおススメ(5月22日付けのブログ参照)。
⑥テルアビブで滞在したホテルの朝食バイキング、美味しかったです。
以上
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