おうえんの森スタッフブログ

故郷グルメガイドを企画運営する「おうえんの森」のスタッフブログです。
海外・国内旅行とグルメ等がテーマです。

女性は公務員を目指してください

2023年08月11日 | 日記

 ここ数年、東大や一流大学生の就職先としての国家公務員離れが進んでいます。それを受けて、人事院は8月7日に、2023年度の国家公務員の初任給等の賃金やボーナスを大幅に引き上げるよう国会と内閣に勧告しました。特に民間大企業では賃上げが進んでいますから、競合する公務員も優秀な学生を獲得するには当然の対抗策でしょう。

 加えて、選択的週休3日制の導入や産休・育休の取得等にも前向きに取り組むという。国家公務員も柔軟に働ける職場になりそうな感じです。霞が関の待遇改善や働き方改革が民間企業並みに、そしてそれ以上に進めば、本来的に国や国民のために働くやりがいがありますから、経済的にも倒産や男女の賃金格差が無い、効率効果的なAIの利活用が進み、子育てもしやすい安定した職場になれば若い世代の人気も高まるはずです。

 思うに、意欲ある優秀な女性は官僚を目指すべきです。2023年度の国家公務員採用総合職試験(春)において、女性の合格者数は683人で女性の割合は33.7%(昨年度30.6%)と3年連続で3割を超え過去最高となっています。受験者数が少ないから3割なのであり、受験者数が5割を超えれば、合格者数も5割を超えると容易に想像できます。それが5年、10年…と続けば、女性官僚が着実に増えていきます。途中で政界や公的機関、一般企業やベンチャー企業等に転職する女性が増えれば、世界に大きく見劣りしている女性の国会議員比率や上場企業の役員比率も改善されていくはずです。官僚を突破口に、旧態依然とした日本が変わるチャンスが広がります。

 公務員の筆記試験等では性別の不利は無く、賃金格差もありません。表向きはともかく、明らかに男女差別やコネ等がまだまだ存在する民間企業よりも、女性にとって公務員の環境は有利と思いませんか!?以上

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大山詣りと大山絵とうろうまつり

2023年08月09日 | 旅行

 今年2023年8月11日(金・山の日)から15日(火)の日程で、丹沢大山(たんざわおおやま)国定公園に位置し、神奈川県伊勢原市にある標高1,252mの大山(おおやま)で「大山絵とうろうまつり」が開催されます。

 歴史を紐解くと、江戸時代には「大山詣り」(おおやままいり)が大変な人気でした。大山が別名「雨降山」(あふりやま/あめふりやま)と呼ばれるように、江戸の火消しをはじめ、周辺の農民や漁民からも水を司る神様として人気を集めました。江戸の人口が約100万人と言われた時代に、夏の時期には登山者が20万人も訪れたと記録されています。箱根の関所を通るのが厳しく制限されていた時代ですから、関所を超えることなく行ける大山は庶民の手頃な旅行先でもあったのでしょう。大山はその歴史文化が評価されて2016年に日本遺産に認定されています。

①絵とうろう

②絵とうろう

 筆者は、昨年(2022年)8月12日「大山絵とうろうまつり」に出かけましたが、残念にも天候に恵まれず、本来なら沿道に並んでいるはずの数多くの絵とうろうは大部分が雨を避けてしまわれていました。阿夫利神社(下社)から眺望できる相模平野から江ノ島、三浦半島、房総半島を見渡せる絶景も写真③の通り霧の中でした。

③霧の絶景

 大山へのアクセスは、小田急小田原線に乗り伊勢原駅で下車し、駅前から出ているバスで約30分の大山ケーブルバス停まで行きます。そこから徒歩で宿やお土産屋、飲食店が並ぶ「こま参道」の362段の階段を上り、大山ケーブル駅に到着。ケーブルカーに乗り換え、乗車時間約6分で中腹にある阿夫利神社下社に到着します。さらに頑張って山頂まで行く人はそこから歩きになりますから、登山用の靴や服装等が必要でしょう。

④ケーブルカー

⑤阿夫利神社下社

 筆者は旅行ファンに大山詣りをおススメします。昨年(2022年)3月に、香川県琴平町にある金刀比羅宮を参拝しています。象頭山の中腹に位置し、昔から海の神様、五穀豊穰・大漁祈願・商売繁盛など広範な神様として全国的に人気です。有名なのは参道口から御本宮まで両側に建つ旧跡や文化財に加えて、お土産屋や飲食店が並ぶ785段の石段です(※奥社までは1,368段です)。

⑥こんぴらさん

 おススメする理由は、規模は違いますが、大山のこま参道でこんぴらさんと似たような体験ができるからです。こんぴらさんを観光する前に、東京圏の方には手頃な大山と阿夫利神社でその雰囲気を味わってはいかがでしょうか。なお、くれぐれも天気予報にはご留意ください。以上

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地球儀で見る世界と日本

2023年08月05日 | 日記

 孫の誕生日プレゼントとして地球儀を探していた。改めて地球儀を見ていると、幼い頃から目にしている地図(メルカトル図法)とは違う世界が見えてきた。端的に言うと、なじみが薄いアフリカや中東、南米の国々は実際には大きく、比較して欧州はロシアを除けば、日本と同じ程度か日本より小さな国々の集まりだということです(写真①②参照)。

写真①アフリカと欧州

写真②南米と北米


 日本は資源に乏しい小さな島国のイメージですが、現在国連加盟は193か国ですが、日本の面積は第61位ですから決して小さくはありません。国連人口基金(UNFPA)の「世界人口白書2023」によると人口が1億人を超えている15か国の内では日本は12位、もちろんGDPでは米国・中国に次ぐ3位です。

 先進G7国の中で比較すると、面積はカナダ・米国・フランスに次ぎ4位、人口は米国に次ぎ2位です。GDPも2位ですが、一人当たりのGDPではイタリアよりは上ですが、今や6位になっています。

 昨今、グローバルサウスと呼ばれる新興国が注目されています。2023年インドが中国を抜き世界一の人口大国になりましたが、今やGDP世界5位の経済大国です。面積が大きく人口も多い国が経済的な潜在成長力があります。そう思うと、失われた〇〇年と言われ続ける日本ですが、日本人の世界3位の思い入れはいつまで続くのでしょうか。

 地球儀をプレゼントする孫が大人になっていく10年後、20年後、30年後・・・の世界と世界の中の日本がどうなっているのか未来はイメージしづらく、不安でも楽しみでもあります。 以上

写真③アジア

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