フェースブックの「友達」の中には、巧妙な、巧妙な、巧妙な詐欺の罠が仕組まれているものがある。この罠にはまらないために、都道府県警のサイバー犯罪対策課の威を背景に100万人のバリアーを築こう。振り込め詐欺を含め、悪の陥穽に引きずり込まれないために。
「ケース1] 罠のキーワードはこうです。5歳の時両親事故死、父母と共に撮った幼児時代の写真提示、中卒まで孤児院で育つ、高校は孤児院の厚意で父の郷里の学校卒業、父の縁者探したが不明、いま末期喉頭癌で入院中、余命少ない、会話不能、実業家の亡夫の遺産$66000あり、遺産の正当性を証明する政府発行の証明証と亡夫の公正な遺言書提示(もちろんニセ)、遺産を貧者のために使ってほしい、遺産は箱に入れて保険付きで送付する、送料~拾万円支出頼む、箱が着けば代金差し引ける、Lineの友達要求、Lineで運輸会社の写真提示(もちろん成り済まし)、箱は羽田の税関で止まっている、引き取りに~百万円必要・・・。すべてすべて嘘、嘘、嘘。非常に巧妙な手の込んだ詐欺。フェースブックの「友達」に注意!
[ケース2] 70歳の漫画家が写真付きで自己紹介すると、ハリウッドスターのマーク・ラファエロを名乗る男が現れ、巧妙な嘘を積み重ねて、合成動画「ディープフェイク」で本物と信頼させておき、「隠し財産の現金1200万ドル(約13億ドル)を預かってほしい」と。結局、彼女は嘘を見抜けず、7500万円をだまし取られた。「海外事業とのトラブルを扱う国民生活センター越境消費者センターによると、恋愛感情を持つ相手にだまさまされる『ロマンス投資詐欺』の相談は18年度の2件から21年度は192件と急増した。」(朝日新聞2022年9月20日)フェースブックの「友達」に注意!
[ケース3] 滋賀県在住の65歳の女性が、SNSでロシア人宇宙飛行士を装う男と知り合い、「私が日本に着いたら結婚してくれませんか」と誘われ、結局、現金約440万円をだまし取られた。警察は「ロマンス詐欺」とみて捜査している(朝日新聞2022年10月9日)。