奥山舎 オウザンシャ

寺内はキリスト教とCharles Dickensの独立研究者。専門分野だけでなく広く社会問題に関心があります。

過激な行動のあとで―連続企業爆破事件、京アニ放火殺人事件、秋葉原無差別殺傷事件

2024年02月01日 | 日記
 連続企業爆破事件の犯行者は49年間逃亡生活を送った。京アニ放火殺人事件の犯行者は、自らも全身にやけどを負い、重篤な状態から助け出されて死刑の判決を得た。秋葉原無差別殺傷事件の犯行者は死刑判決を得て執行された。第1の事件の犯行者は「後悔している」という言葉を遺した。第2の事件の犯行者は公判で「申し訳ございませんでしたという言葉しか出てきません」と謝罪した。第3の事件の犯行者は自分の行為は「万死に値する」という言葉を遺した。
 精神熱が高じて破裂すると、その後に残るのは「取り返しのつかない後悔」だけ。過激な行為は「悪」です。この人たちの言葉を心に刻んでおけば犯罪の抑止力になる。
 世間に不満があっても、他者を不幸に陥れる行為があってはならない。不幸を意識している人は、他の不幸を意識している人(こういう人は山ほどいる)と連帯することだ。そうすれば生きる気力が湧いてくる。そして不幸から脱する努力を積み重ねることだ。

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