ケンサクの喜怒哀楽ノート

心の四季、喜怒哀楽。日常の出来事を、徒然なるままに一言二言つぶやいて書き留める。

見合い2

2005-07-28 06:51:40 | Weblog
いよいよ和歌浦の旅館の一室を借りての見合いである。
相手側は本人、母親、知人の小母。
当方は本人、父親、知人の小父。
お互いの予定が合わず、平日それぞれの仕事が終わってからの設定。
お茶を飲みながらの歓談。
ケンサクは昔からずうずうしい所があったのかなあ?
これって見合いよなあ?
漠然とした気持ち、第三者のさめた感じで見てた。
30分くらいが過ぎただろうか?
「二人だけで出てきたら?若者は若者、こんなとこだと話しづらいだろうし。」

車でちょっと大きな喫茶店へ。
当たり障りの無い世間話、趣味、休日の過ごし方等を話する。
見合いに際し、どこか一つでも良い所があったらOKしよう、そして
両目を開けてしっかり相手を見るという気持ちで臨んでた。
「おっ、笑顔が可愛いやん!ん?声も可愛い。」
これが第一印象。
車で送りながら、
「ケンサクは気に入ったよ。もし良かったら、電話頂戴。」

それから一週間過ぎた頃、小父さんから
「いったいどうなってるんだ!」
「えっ?別れ際に意思表示してきたけど?」
「女の子の方から電話出来る訳無いだろ!」
「・・・・・?」

早速電話する。
「えっ、ポートピアランド?遊園地好きだよ。行く!」

それから毎週デート。
映画「極道の妻達」
何でこの映画?もっとロマンチックなのあったやろ?
会って2回目で観る映画違うやろ!

3回目、加太森林公園。
アスレチックのある山の中をピクニック。
手製のお弁当を食べながら、
「ちょっといい感じ!」

4回目、神戸異人館
ご多分にもれず、かの有名な占いの館で二人について見て貰う。
「・・・・・(笑」

あえて、全く違った雰囲気のところでのデート。
彼女の違った側面が見れるかなと思って。
これはケンサクにも当てはまるよね。
彼女にはどう映ってたんだろう?

ほぼ1ヶ月過ぎた頃、仲人の小父さんから
「何を考えてるんだ!」
「えっ?(2回目の驚き)」
「見合いは長く尾を引くもんじゃない!
返事をしなきゃ!相手に失礼だぞ。」

・・・つづく





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