「ケンサクさん、ちょっと~」
呼ばれて後に付いていくと
「内緒の話なんですけど、実は僕、年内で会社辞めます。
最近は言ってないけど、いろいろ愚痴聞いてもらってたじゃないですか。
だから、その辺の状況はわかってもらえると思うんですけど。」
「会社には話したの?」
「いえ、まだです。とり合えずケンサクさんに言ってからと思って。」
「どこか当てはあるの?」
「いえ、ないです。」
「友達とか、あらゆるコネを探さなくちゃ!
このご時勢、遊んでるわけにもいかないやろ。」
「そうですよね。ここ辞めたら後はないと思ってます。
自分で何かしようと考えてはいるんですよ。」
「異色のキャラで、ファイトマンだったのに残念だなぁ。」
「そうでしょ?惜しい人材を失ったと思いますよ(笑)」
魅力とやりがいのある会社であれば、給料が安くても、上司とそりが合わなくても
引き止めたであろうけど、そうじゃないだけに何も言えなかった。
才能があって、やる気があって、ファイトがあって、前向きな彼のことだから、
今まで以上のものをきっと見出し掴むことができるでしょう~。
呼ばれて後に付いていくと
「内緒の話なんですけど、実は僕、年内で会社辞めます。
最近は言ってないけど、いろいろ愚痴聞いてもらってたじゃないですか。
だから、その辺の状況はわかってもらえると思うんですけど。」
「会社には話したの?」
「いえ、まだです。とり合えずケンサクさんに言ってからと思って。」
「どこか当てはあるの?」
「いえ、ないです。」
「友達とか、あらゆるコネを探さなくちゃ!
このご時勢、遊んでるわけにもいかないやろ。」
「そうですよね。ここ辞めたら後はないと思ってます。
自分で何かしようと考えてはいるんですよ。」
「異色のキャラで、ファイトマンだったのに残念だなぁ。」
「そうでしょ?惜しい人材を失ったと思いますよ(笑)」
魅力とやりがいのある会社であれば、給料が安くても、上司とそりが合わなくても
引き止めたであろうけど、そうじゃないだけに何も言えなかった。
才能があって、やる気があって、ファイトがあって、前向きな彼のことだから、
今まで以上のものをきっと見出し掴むことができるでしょう~。