山梨県内でも富士スピードウェイに近かったり、日の出暴走の集合地でもあったり
富士吉田市辺りは車好き、バイク好きが多いような気がしています。
今回は富士吉田から写真のXJ400Dのシートを持ち込みでの依頼です。
事前に、電話で問い合わせをいただき、話を聞き大まかな金額をお伝えしてありました。
手振りで希望のシルエットを聞き、数種類の手持ちのレザーを見てもらい、選んでもらいました。
1981年発売のバイクですから、色んな人を乗せて、カスタムされてきたのが来たのでしょうね~
外したカバーもよく見てみたら、ブラウンのシートをブラックに塗ったものです。
たぶん、板金工場の達人の仕事でしょうね
レザー表皮を、はがしてみると座面に3層ウレタンが座面に貼ってあります。
そのウレタンをはがしてみるとザクザクとアンコ抜きしてありました。
ウレタンを研磨しないで3層ウレタンを重ねることで凸凹を隠す技ですね
依頼されたアンコ抜きのシルエットにするには、前回のアンコ抜きの谷部分を基準に
削っていきます。
このように、滑らかに、左右対称に気を配り削ります。
ここで型紙を製作して指定されたレザーを裁断して、縫製です。
今回は、ステッチ糸は白の太糸(5番糸)を入れることになりました。
それに合わせ、ダンディムベルトも同じステッチ糸で製作します。
錆びていた金具も錆び落としシルバースプレーで化粧直し
取り付けボルトも新しい物に取り換えれ完了
本人でなく、ご家族の方が工場まで受け取りに来てくれました。
気に入って乗り回してくれてたら嬉しいです
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます