GWの更新以降、梅雨明け前にと言う、多数のバイクシートの張替えをしている所
山中湖でウェークボードを引っ張るプレジャーボートの張替え依頼が入ってきました。
ワゴン車で何回かに分けて搬入された大小のパーツは20点ほどになります。
船首の部分はわかるのですが、組み合わせがわからないパーツが色々あって
困ります(苦笑)
送っていただいた図面から配置してみましたが、組付け方向とか細部で
腑に落ちない箇所がある中で取り掛かりました。
依頼された方もこだわりがあって、ただ同じように復元するだけでなく
生地はもとより、2色展開で切り替えとパイピングラインも、何度も
足を運んでくれて、指示をいただきました。
選んだ生地は、シンコールの船舶用難燃素材のPVC合成皮革、サザンXの
ダークブラウン色です。
簡単なパーツから進めていきましたが、工業製品とは違って、左右対称であるべき
部分などは微妙にとは言い難いほど異なっていて、結局、1パーツごとに、それぞれ
型紙を取り出す作業となりました。
特に、話していて調子にのってサイドパネルの張り方などは、提案したことを
後悔しそうになりました(特にスピーカー取り付け箇所)
ドーム型のエンジンカバーでは密着感を損なわないように縫い代を開いて
補強テープを入れたダブルステッチにしてみました。
このボートに取り掛かっている間に、梅雨入り前に・・・梅雨明けまでに・・・
お盆前に・・・と言うバイクや店舗用の家具などをこなしながら、
指定された検査期日前に引き渡すことができました。
ボートを塗装に出していたところから積み込んだまま、工場に寄って積み込みです。
フォークリフトで各パーツを上げて、指定箇所に並べてくれました。
ドアだと思っていた収納ネットポケットをつけたパネルは運転席から
船首へ抜ける通路の壁だという意味もよくわかりました。(苦笑)
なかなか見る事の出来ない船舶をまじかに見れてちょっと興奮してしまいました
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