FRPで成型されたサドルバッグの内側は、なんとも殺風景な感じです(苦笑)
おまけに取り付け形状の段差があって使いやすいとは思えません。
まず、FRPのままの底に厚手のフェルトを敷くことにします。
手が届きにくいテール先端まで敷こうとすると案外長いんです。
中間の段差があったり、ぴったりの形状が難し・・
開口部の微妙なラウンドした形状にピッタリ合うように裁断ラインを整えます。
その後、黒レザーで縁巻き縫製します。
ETC,取り付け金具など、現物合わせで微調整します。
外してあったフタ受けのストライカーで布を固定するのですが、布を挟んだ分
箱とストライカーの止めネジの長さが不足します。
特別なイジリ止めナット、#8、山数32、長さ5/8インチのネジを8本発注しました。
底フェルトを敷き、サイドポケットを縫い付けたといっても、変形の大きなボックスなので
中間に段差がありますので、中間棚を取り付けることにしました。
ハニカム空洞のPP板をハーフカットして、開閉、間仕切りができるようにします。
段差を利用したと言っても水平に固定できるわけではないので、段差の
反対側に、専用の棚ダボを3Dプリンターで製作して布に固定します。
何を作っていたか知らなかった工場の女性たち、「え~~見えないところ~~?」
こんなに凝った作りなのにと残念がっていました(苦笑)
おしまい
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