山歩記【やまあるき】

日帰りハイキング

浜石岳

2021-03-27 16:24:05 | ハイキング
約2週間ぶりとなる今日は、静岡市清水区の浜石岳に行ってきました。

8時5分、さった峠駐車場に着。
ここから、浜石岳に向け出発です。
最初は、舗装された道を案内板に従い、登って行きます。


10分ほど歩くと山道の入口があります。


最初は、みかん畑の横の緩やかな道を上っていきます。


歩き始めて少しすると富士山が正面に見えました。
写真だとうっすらと見えます。


そこからは、あまり眺望が無い道が続いて、階段が現れます。


その階段も少しだけです。
道は狭い上、倒木が多かったです。
跨いだりくぐったりを何度かしながら進みます。


カマキリの卵を見つけました。


杉林の道や・・・


背の高い笹の道を進んで行くと・・・


空が明るい道に出ました。


すぐに木に覆われた道の中を行くことになりますが、木が伐採され明るい場所もあります。


途中、立花池の案内板があったので寄り道します。
千古の神秘と幽玄の境地だそうです。


5分ほど歩いて杉林の中を抜けると・・・


立花池に出ました。
宣伝文句はともかく、山の中にひっそり佇んでいるという感じです。


コースに戻った後は、木の根の階段登ったり・・・


相変わらず狭い道を行きます。


キツイ斜面が出てきても、長くは続きません。
すぐ平坦な道になります。


木の階段の登場。


でも、やっぱり長くは続かず、すぐ歩きやすい尾根道になります。


杉林の根に注意しながら進むと・・・


電波塔が現れました。
ここを右手に見ながら進みます。


空が開けた道になると・・・


山頂です。
10時21分。駐車場からは2時間16分でした。


山頂からは富士山が大きく見えました。


桜も少しですが残っていました。


今まで登った安倍東陵の山が見えました。


海も見えます。
これは富士方向。


山頂は、広く快適です。


お昼ご飯を食べて、駐車場を通り過ぎて展望台へ行きました。
駐車場からはほんの少しの距離です。
安藤広重の浮世絵で有名な構図です。
富士山は真ん中の山の上にうっすら見えています。


所々、ハエや蜂がブンブン飛んでいたり、アップダウンも多少ありましたが、急斜面が短いのでサクサク歩けました。
天気も良かったので気持ちの良い山歩きでした。




びく石

2021-03-14 16:36:32 | ハイキング
今日はびく石(岩谷山)へ行ってきました。

びく石へは国道1号藪田西インターを降りて道なりに北へ向かいます。
8時15分。葉梨西北小学校を越えて上大沢という地区に駐車場があるので、そこに車を止めました。


駐車場にはハイキングコースの案内板があります。
往路は中堅者コース、復路は初心者コースを通って行きます。


駐車場から右手の日陰になっている方へ進むと10分も経たないうちに道が上下に分かれますが、上の道に行くと登山口があります。


先ほどの道をまっすぐ行くと初心者コース、中堅者コースは道路右手の入口から入ります。


歩き始めてすぐ、クランクするように橋を渡って山の中へ入っていきます。


道は緩やかな上りです。


上った後は斜面を横切って進みます。


斜面を横切ると森の中に入っていきます。


少し登っては、また斜面を横切って進みます。


途中、お地蔵様がいる分かれ道に出ますが、ここは左へ行きます。


お地蔵様を通り過ぎると、木漏れ日が射す尾根に出ます。
ここからはずっと尾根道になりました。


尾根道の途中、右手に見えた富士山です。


上を見ると緑でいっぱいです。


尾根には木が根こそぎ倒れ掛かっていたり・・・


ロープが張ってある急斜面があったり・・・


岩の横を通ったりします。


でも、尾根から海が見えたり、


椿が咲き残っていたりするのを見ながら歩いたので、単調にはなりません。


椿が落ちている斜面を登っていると・・・


カエルがいました。
もう、春ですね。


その後も、多少のアップダウンを歩くと・・・


屋根から木が突き抜けた小屋があります。


この先に広場があり、広場を少し越えた、岩がゴロゴロしているところがびく石山頂です。
ここまで、1時間でした。
びく石中堅者襲名です。


びく石はどこだろうと探すと、岩場の下にありました。
手前の細い木とほぼ同じ高さです。大きいです。
びく石の前には由来が書いてあり、ダイダラボッチが大井川でつまずいて、落っことしたそうです。


復路は初心者コースを歩くので、右手に向かいます。


右手に行くとすぐまた二手に分かれますが、また右手に行きます。


そのまま降って行くと、舗装路に出ますが、先を見ると案内板があるので、山の中へ入って行きます。


入ると、シダなどが生い茂っています。


竹林の中を降って行きますが、昨日までの雨で滑りやすいです。


こんな感じの勾配を、落ちていた枝で蜘蛛の巣を取りながら進みます。


沢に出ました。


ここからどうすれば?と思って見渡すと、赤い目印があったので、右手の山の中へ入ります。


ここからは沢の近くをずっと歩くことになります。
初心者コースは草で道が覆われていますが、赤ヒモや案内板があるので迷うことは無さそうです。


そうこうする内に目の前に舗装路が見えてきました。


その舗装路を道なりに行くと、中堅者コースとの分岐にでました。
駐車場に着いたのは、10時15分だったので、ちょうど2時間歩いたことになります。



十枚山

2021-03-11 20:14:13 | ハイキング
今回は以前登った青笹山の北にある十枚山に行きました。
余裕があれば、下十枚山まで行きたいと思います。

十枚山へは県道29号を北に向かい、途中で右折して静岡市立梅ヶ島こども園の前を通り、つづら折りの始まる手前の路肩に車を置きました。
到着は午前8時20分。
そこから登山口まで歩きます。


ここから舗装路を歩きますが、50メートルも行かないところに大きな路肩がありました。
車を置くなら、ここの方が良さそうです。
ここをヘアピンのように左の方へ坂を登っていきます。


途中、道路右手に十枚山の案内板があったので、舗装路を離れて山道に入ります。


少し歩くと、また舗装路に出ました。
舗装路を登って行くと法面の中に祠があります。
無事を祈って頭を下げました。


駐車場所から30分ほど歩くと、登山口に着きます。
熊出没注意の看板も。
いきなりの急登からスタートです。


登っていると未舗装の林道のような道に出ますが、案内板が出ているので迷うことは無さそうです。
左中央に「十枚山」、小さくてわかりにくいですが、右手中央に「⇔」の案内板が立っていて、右中央から左斜め上の方へ登って行きます。


ここからさらに急登が続きます。


途中、コケの生えた岩に陽が当たり、その前に若木が生えていました。


急登を登りきると杉林の中の歩きやすい緩やかな道を行きます。


その後、また登って行くことになりますが、上りの途中で直登コースと沢コースの分岐にぶつかります。
沢コースは登山道が流失して通行禁止となっています。


直登というだけあって急斜面を登ってきます。


岩を登ったり・・・


石が多くて滑りやすい斜面を横切ったりして息を切らせながらすすむと・・・


岩と土砂の谷にぶつかりました。
その谷を左の方へ横切って倒木を跨いで左上の方へ登って行きます。


そうすると、木の根が張っている急登があります。
「また急登」と気持ちが切れそうになります。


そこを過ぎると小石が混ざった土の急登です。
急登続きでキツイです。


ロープが張ってあるところが増えてきます。
急登が続くので、歩きながら息を整えることができず、ちょっと立ち止まっては進んでいきます。


息を切らせながら進んでいくと登山道から少し離れた左手に皮が剥ぎ取られた木がありました。
よく見ると、その剥ぎ取られた皮の左上に爪痕が・・・
まさかクマ!?



長い、長い急登を終えてやっと緩やかな道になりました。


と思ったら、やっぱり急登です。


急登途中で視界が開けました。
右手を見るといつの間にか雲に覆われていました。


一旦平坦になってもすぐに急登があります。
道の脇に白く見えるのは雪です。まだ、残っています。
先の方に空が見えて、やっと頂上かもと息を切らせながら期待します。


10時10分、到着。頂上です。


霧か雲かわかりませんが、周りが見えなくなっていました。
そのまま下十枚山まで行きたかったのですが、山頂のすぐ下を白い水蒸気の煙が流れていたので、またの機会にすることにして下山することにしました。


帰りも無事、戻ることができました。
登山口から駐車場所に戻る途中で見えた空です。
雲が低いので、下山して良かったなぁと思います。


駐車場に戻る途中で、登山口近くに住んでいるおばあさんと話をする機会がありました。
おばあさん情報
  その1 近くでクマが出たようです。
      (合わなくて良かったです。)
  その2 最近、生え替わって落ちた鹿の角を拾いに来る人が大勢
      登ってきていたそうです。
おばあさんは、犬をいっぱい飼っていて、その犬は人について山頂まで行くそうです。

行きは途中から山道に入って登山口に行きましたが、帰りは舗装路をずっと歩きました。
山道に入る場所から少し上がったところに初めて見る変わった花がありました。


十枚山は急登続きで疲れました。
いつになるか分かりませんが、今度来るときは行けなかった下十枚山にも行ってみようと思います。