占いによって、相性がいいとか悪いという明確な判断はできます。
そういう判断もできるからこそ、不特定多数の人が見るネット上の簡易占いなども成立するのだと思います。
基本的に相性が悪いという判断を下した相手というのは、性格や価値観などに相違要素が多く見られる人です。ただし、今まで何度もぶつかりながらそのようなタイプと関わり、自分の中にある程度、そのようなタイプを受け入れる態勢ができていれば、もはやその人にとっては相性の悪い相手とは言えなくなっていることもあります。
また、相性がいいとされている相手とだけ付き合っていられれば、たしかにトラブルも少なく楽かもしれませんが、自分を大きく成長させる刺激には乏しいという見方もできるでしょう。
また、相性がいいとされている相手とだけ付き合っていられれば、たしかにトラブルも少なく楽かもしれませんが、自分を大きく成長させる刺激には乏しいという見方もできるでしょう。
占いで見ると、相性が悪いとされているペアが夫婦となる確率は極めて高いようです。スピリチュアル的な観点からすると、魂の修行のため、あえて相性の悪い者同士がペアとなることが多い、という定説もあります。
占いによって相性が悪いと判断されても、互いに歩み寄りながら長年付き合っていくうちに、その人物は自分を成長に導く力を持った素晴らしい相手となることも十分あり得ます。
ただし、占い師のみならず周囲の人達からも、「あの人はやめた方がいいよ」と口を揃えて言われていたなら、相性とは別の問題も絡んでいる可能性は高いので、冷静に状況を見つめ直してみた方がいいと思いますが。(~_~;))
占いによって相性のいい相手、悪い相手が示されることは、面白いと言えば面白い気もしますが、それが先入観となって相手を見ることになるのは、あまりよろしくない気もします。
私は占いを学び始めの頃は、自分とは相性が悪いとされている星座の人に対しては、必要以上の警戒心を抱いてました。
星座をきいて自分とは合わなければ、その人になんの問題も感じなくても、「この人とは仲良くはできないだろうな」などと、最初から線を引いてしまいましたが、そんなことは意味がなかったようです。
「相性が悪い相手」ではなく「自分との違いをたくさん持っている相手」として捉えた方が、人間関係は豊かに、人生も楽しめる気がします。