今回は占いに関する話題です。
「私は天秤座」「ボクは魚座」と、一般的に言っている星座は、その人の太陽星座ということになります。星占いではその人が生まれた時、太陽が位置していた星座を代表して使うことになっているからです。
太陽はその人にとって1番影響を及ぼす力を持っていることには間違いないのですが、本質部分に多く関わるため、表面的には現れにくい場合もあるようです。ですから、おしゃべりだと言われている双子座の中にも無口な人は多数存在しますし、行動的だと言われている射手座の中にも、腰が重い人は多数存在します。
太陽星座の次に影響力があるのはやはり月星座と言えるでしょう。月星座というのはその人が生まれた時に、月が位置していた星座ということになります。
太陽星座の次に影響力があるのはやはり月星座と言えるでしょう。月星座というのはその人が生まれた時に、月が位置していた星座ということになります。
月星座はその人の感情的な部分に影響を及ぼすので、人付き合いをしていく上では1番表に出やすい面といえそうです。人間関係でうまくいかないことが多い人は、自分の月星座を調べてみると案外役立つかもしれませんよ。
次に大きな影響を及ぼすのは、アセンダントと言われるもので、これはその人が生まれた時、東の地平線上に位置していた星座です。これは、その人の外見的な特徴や人に与えるイメージに影響を与えるものです。
次に大きな影響を及ぼすのは、アセンダントと言われるもので、これはその人が生まれた時、東の地平線上に位置していた星座です。これは、その人の外見的な特徴や人に与えるイメージに影響を与えるものです。
パッと目にはこの部分が1番目につきやすいと言えるでしょうが、その人の深い部分には影響を与えません。心理学で言うところのペルソナ(仮面)的な役割を担うことも多く、日常本心を隠すために使われるような面でもあるのです。
その他、思考的な部分に影響を及ぼす水星星座、行動力に影響を与える火星星座、愛情面への影響を与える金星星座など、ざっと見ていくだけでも一個人の人格を構成していく要素はたくさんあるものです。
占いとして精密に鑑ていこうとするなら、その人の正確な出生時間や出生地などもデータとしては必要になってきます。ただ、精密に分析すれば的中率も上がり得られるものも多くなる、とは一概には言い難いようです。
たとえば、力のある占い師であれば、その人の太陽星座だけでも幸せに導く助言まできちんと出せるでしょう。逆に力のない占い師であれば、どんなに精密に膨大なデータを揃えて分析したとしても、納得のいくようなアドバイスはひとつも出してもらえない、ということもあり得ます。
この場合の「力」とは、人生経験の豊富さや、人としての心の深さ、精神的な高さ、といったような部分が関わってくるのでしょう。
ですから占いは、データがすべてとは私には思えません。