「ホンくんチズくんー十四」
本のホンくんと地図のチズくんは、とある図書館に住んでいる。ホンくんはたまに借りられて、出かけることがある。チズくんは、話し相手のうちの一人のホンくんがいないとチョット寂しかったりする。そこへ、ホンくんがもどってきた。
ホンくん「ただいま、チズくん。」
チズくん「おかえり、ホンくん。今回はどんなところにいってきたの?」
ホンくん「ドラマを作っているところだったよ。」
チズくん「へえ。内容としてはどんな感じだった?」
ホンくん「少年少女向けのドラマだったよ。」
チズくん「昔、国営放送の夕方の番組としてよくやっていたよね。」
ホンくん「学校からかえるとよく見ていたよね。」
チズくん「時間を移動する女学生の話があって、花の名前が重要なアイテムになっていたよね。」
ホンくん「テーマ曲が結構緊迫感のあるもので子供としてはチョット怖い感じだったことに覚えているよ。」
チズくん「それに中学生の学校生活を内容としたものもあったよね。」
ホンくん「有名な女の俳優さんが出演していたよね。」
チズくん「今はラジオドラマに出演されているよね。」
ホンくん「夜よく聞いているよ。」
チズくん「ピアノが弾けたらの歌で有名な男の俳優さんと共に、何役もされているから大変だよね。」
ホンくん「その前の代では、家政婦役とか、むかし話で有名な女の俳優さんと、国営放送のアナウンサー出身で、北海道の知床の歌で有名な男の俳優さんがされていたよね。」
チズくん「なかなかシリアスな話が多いよね。」
ホンくん「新しいジャンルの本を知るきっかけになるよね。」
チズくん「昔は、みんなが見ていたドラマっていうのがあったよね。」
ホンくん「次の日の朝の話題になるような感じだね。」
チズくん「結構連続ものでも期間の長いものが多かったよね。」
ホンくん「半年、一年というのも珍しくなかったよね。」
チズくん「日本のだけでなく、外国のものもあったよね。」
ホンくん「観客の笑い声が入っていたりするのは、初めて聞いたときには、ビックリしたよね。」
チズくん「舞台を見ているような感覚だよね。」
ホンくん「コメディ的なものということだよね。」
チズくん「外国のものって、男性版がヒットすると、それの女性版が作られることが多いよね。」
ホンくん「刑事ものや、スパイもの、それにアンドロイドものでもあったよね。」
チズくん「日本ではあまり見かけないけれども、江戸城での男女の役割の逆転したものとかはそれに近いかもしれないね。」
ホンくん「大河ドラマでは女性の城主というのもあったから、少ないけれども、たまにあるということだね。」
チズくん「逆転するといえば、男女の心と体が入れ替わってしまうものとか、親子で入れ替わってしまうものとかがあったよね。」
ホンくん「相手の気持ちがわからないということはよくあることだから、入れ替わって、相手の気持ちになってみるということが、相互理解のためにはいいことかもしれないね。」
チズくん「家族や親せきとの関係性について描いたものも多いよね。」
ホンくん「家族とは毎日のことだし、親せきとはたまに何か行事があったときに会って、お互いの会わなかった間の変化を知って、その関係性が変化していくといったところだよね。」
チズくん「コロナ禍前まではよく会っていたものが、コロナ禍のために疎遠にならざるを得ないということがあって、これからのドラマの描き方にも影響を与えるかもしれないね。」
ホンくん「行事を行うにしても、規模を小さくするのが当たり前になってきているので、私的な処理の仕方というのが、主流にならざるを得ないよね。」
チズくん「あとでお別れの会を開くみたいなのが増えるかもしれないね。」
ホンくん「五類に変わったけれども、流行自体は相変わらずしているので、気を付けたいよね。」
チズくん「そろそろ閉館時間だね。この話はこの辺にして、続きはまたの機会にすることにしよう。それじゃ、おやすみなさい。」
ホンくん「そうだね。おやすみなさい。」
おしまい
本のホンくんと地図のチズくんは、とある図書館に住んでいる。ホンくんはたまに借りられて、出かけることがある。チズくんは、話し相手のうちの一人のホンくんがいないとチョット寂しかったりする。そこへ、ホンくんがもどってきた。
ホンくん「ただいま、チズくん。」
チズくん「おかえり、ホンくん。今回はどんなところにいってきたの?」
ホンくん「ドラマを作っているところだったよ。」
チズくん「へえ。内容としてはどんな感じだった?」
ホンくん「少年少女向けのドラマだったよ。」
チズくん「昔、国営放送の夕方の番組としてよくやっていたよね。」
ホンくん「学校からかえるとよく見ていたよね。」
チズくん「時間を移動する女学生の話があって、花の名前が重要なアイテムになっていたよね。」
ホンくん「テーマ曲が結構緊迫感のあるもので子供としてはチョット怖い感じだったことに覚えているよ。」
チズくん「それに中学生の学校生活を内容としたものもあったよね。」
ホンくん「有名な女の俳優さんが出演していたよね。」
チズくん「今はラジオドラマに出演されているよね。」
ホンくん「夜よく聞いているよ。」
チズくん「ピアノが弾けたらの歌で有名な男の俳優さんと共に、何役もされているから大変だよね。」
ホンくん「その前の代では、家政婦役とか、むかし話で有名な女の俳優さんと、国営放送のアナウンサー出身で、北海道の知床の歌で有名な男の俳優さんがされていたよね。」
チズくん「なかなかシリアスな話が多いよね。」
ホンくん「新しいジャンルの本を知るきっかけになるよね。」
チズくん「昔は、みんなが見ていたドラマっていうのがあったよね。」
ホンくん「次の日の朝の話題になるような感じだね。」
チズくん「結構連続ものでも期間の長いものが多かったよね。」
ホンくん「半年、一年というのも珍しくなかったよね。」
チズくん「日本のだけでなく、外国のものもあったよね。」
ホンくん「観客の笑い声が入っていたりするのは、初めて聞いたときには、ビックリしたよね。」
チズくん「舞台を見ているような感覚だよね。」
ホンくん「コメディ的なものということだよね。」
チズくん「外国のものって、男性版がヒットすると、それの女性版が作られることが多いよね。」
ホンくん「刑事ものや、スパイもの、それにアンドロイドものでもあったよね。」
チズくん「日本ではあまり見かけないけれども、江戸城での男女の役割の逆転したものとかはそれに近いかもしれないね。」
ホンくん「大河ドラマでは女性の城主というのもあったから、少ないけれども、たまにあるということだね。」
チズくん「逆転するといえば、男女の心と体が入れ替わってしまうものとか、親子で入れ替わってしまうものとかがあったよね。」
ホンくん「相手の気持ちがわからないということはよくあることだから、入れ替わって、相手の気持ちになってみるということが、相互理解のためにはいいことかもしれないね。」
チズくん「家族や親せきとの関係性について描いたものも多いよね。」
ホンくん「家族とは毎日のことだし、親せきとはたまに何か行事があったときに会って、お互いの会わなかった間の変化を知って、その関係性が変化していくといったところだよね。」
チズくん「コロナ禍前まではよく会っていたものが、コロナ禍のために疎遠にならざるを得ないということがあって、これからのドラマの描き方にも影響を与えるかもしれないね。」
ホンくん「行事を行うにしても、規模を小さくするのが当たり前になってきているので、私的な処理の仕方というのが、主流にならざるを得ないよね。」
チズくん「あとでお別れの会を開くみたいなのが増えるかもしれないね。」
ホンくん「五類に変わったけれども、流行自体は相変わらずしているので、気を付けたいよね。」
チズくん「そろそろ閉館時間だね。この話はこの辺にして、続きはまたの機会にすることにしよう。それじゃ、おやすみなさい。」
ホンくん「そうだね。おやすみなさい。」
おしまい