お風呂にて…
私「○○もお兄ちゃんになってきたから、そろそろしっかりせなあかんなー。」
息子「・・・。」
私「しっかりせんかったら、○○を崖から突き落とさなあかん。」
息子「・・・。なんでそんなことするの?せんといて。」
息子が突然涙を流す。
私「おいおい、泣かんでもいいやん。これは例え話やよ。」
私「ライオンは子どもを崖から突き落として、上がってきた子どもだけを育てるというんや。」
息子「上がれんかったら?」
私「お腹すいて死んでしまうかも…。」
息子「かわいそうや。ぼくは上がれん。ぼくは上がれん。」
また涙を流す。
私「だから例え話やって。○○を崖から落としたりせんて。」
息子「パパがぼくを崖からえいって突き落として、上がろうとしても上がろうとしても上がれないのが頭に浮かんだんや。」
私「そんなに急な崖やったんか?」
息子「うん。」
私「落とすのなら、もっとゆるい坂道くらいにしといたろか?」
息子「もう、落とさんといてってー。」
こんな話しはまだ早かったかな。
息子にはとても上がれないような崖が見えたようです。