NACHT MUSIK FOR

since2004~PANTA、頭脳警察をメインに音楽のこと。開設から来年2023年で19年目になります。

「書き直し」いわゆる加筆訂正と「録り直し」いわゆるセルフカバー

2005年01月18日 | 鏡の前のつぶやき
mixiというソーシャルネットワーク(SNS)には、このブログを連携させていますので、そこからこちらに訪問していただける方々も多いのですが。
そのmixiで、マイミク(マイミクシィ)という自分の友人を自分のホームのページ上に加えることの出来るシステムがあります。さらに、そのマイミクさんが、どんな人物なのかの紹介文も、書き込めるようになっています。

ただ、mixiは、なんでも至れり尽くせりに、非常に良く出来ておりまして、(私自身も、お陰で、このプログ同様に、日夜ハマりにハマっている訳ですが)マイミクさん紹介文をアップすると、自動的に、紹介された方のところに「お知らせメール」が届くのです。本当に、至れり尽くせり機能なのは良いのですが、アップ後に、さらに加筆訂正をして再びアップしなおすたびに、なんと、その回数分ご紹介された人にメールが届いてしまうんです(^_^;)

実は、最初私に、嬉しいご紹介文を書いてくれた知らせが届きまして、私はそのメールの知らせにより、迅速にご紹介文を読みに行くことが出来てしまい、見に行ってしまった訳です。
いやあ~、なんだか、「他人から自分がどんな人物に見られているのか?」を知ることの出来てしまう、紹介文って、緊張感ありますねーえ(^_^;)
なんとも、こそばゆいような、どきどきするような。
でも、やはりさすがに、書いてくれる人も、本人を含めて、みんなに読んでもらう為に書いてくださるわけで、あまり欠点、悪口のような記述はなく、どちらかと言うと、なかなか「ヨイショ」(笑)
してもらえたりする訳です。(^^ゞ

あらあら、こんなふうにご紹介いただけて★気恥ずかしいやら、嬉しいやら。

と、思っていたら、その後、加筆訂正があったらしく、またご紹介文のお知らせメールが。
勿論、最初のお知らせメールは、ありがたいけれど、加筆訂正されるたびに、届くというのは、困ったもので(笑)

ことに、私の場合は、最初のご紹介文報告メールで、すぐさまチェックしてしまっていただけに、その後、どう書き換えられたのかが、バレバレに(^_^;)

たとえば、こんなです。(^_^;)ごめんね、ちょいと引用してしまいます。
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>文章の腕はなかなかのモノ。特に彼女の書くPANTAのライブルポは熱くてミーハー(笑)、このヒトの右に出る者はそうあるまい。
----------
もう、こんな風に、このプログに書いているPANTAのるぽのことを、お褒めくださってて、大変に恐縮、かつ喜んだものでしたが。
しかし、この文章が最初から、初めて目にする「ご紹介文」でしたら、別、そう気にもなっていなかったものを(笑)←まあ、実際は、そのとおりなので、このように褒めていただけてて、喜んでいるんですよ。ご心配なく、ご紹介文書いてくれた、〇〇さん!!(^^ゞ

ところが、なまじ、最初の文を読んでいたものでしたから。
がーーん(^_^;)
何が、前と変わっていたのかと、言いますと、そのしーっかり「ミーハー」の文字が追加(爆)

書いてくれたヒト曰く、「やはり、これは外せないでしょ」って(^_^;)

ええ。そのとおりの、自他共に認めるPANTAに関しては、とことん、みーはーな私です(笑)
自ら、よく「みーはーライブるぽ」とタイトルもつけてます(笑)

しかし、なまじ、最初は、こうではなかったのに、と思うと、ものすごく、自分でも、ウケちゃって、ウケちゃって。あはははは(^o^)

そんな笑い話の後に、今度は、私が逆にその方への紹介文を書くのに、初めてのことでしたので、同じく、こともあろうに、あとからの加筆訂正を、自分はさらに多く何度もやらかしてて、しまいました。(^_^;)
いやはや、たくさんのお知らせメールが届いてしまうことになってしまってて、別に、嫌がらせぢゃないんですよーー、本当です。ごめんなさいでした。<m(__)m>

でも、その方は、元々人間が出来た「大人」でありましたので、「練りに練り推敲を重ねてくれたんだなと感激しました」なんて、言ってくれてたのです。さすが!!(T_T)うるうる。偉いヒトだ!!

でも、本当のトコロは、い、いったい、このヒトは、何をこう、何度も書き換えているんだろう?と、怪訝に思われたのではなかったのでしょうか(^_^;)
もう、冷や汗でした。

ほんと、すみませんでしたねえ。それにしても、良いヒトだなぁ、やっぱり(笑)

結局、自分自身が、人間出来て無いんでしょう(爆)
どーも、書き直しというものは、前はどうだったの?って、気にしてしまうのですよ(笑)(^^ゞ
いけませんねえ。
気をつけましょう。mixiの、親切過ぎる機能には。(自戒の念)(爆)


それで、ここまで、また、たっぷり長くなってますが。
本当に、「書き直し」というのは、何事も、その直す前を、なまじ知らなければ、まだ、幸せ?です。

こんどは、言いたいのは、いきなりマンガの話になります。
でも、もう、長くなってしまっているので、少しだけ(笑)

故人となってしまわれてから、早や、幾年月・・・・巨匠「手塚治虫」という、偉大なる漫画家がおりました。このヒトの漫画は、兄が好きだったこともあって(笑)私も、すごく幼い頃から、親しんでまいりまして、もはや、亡くなられた後も、ずっと永年のファンです。

この手塚治虫が、また、もの凄く、「書き直し」をされた方で。しかも、いったん、世に出た後の、作品を、です。
そういうのが、実に多い。
書き直しと言っても、世に出す前の段階で、編集部どまりの段階でやるのならば、実際はわかりませんが、たくさん世に発表してから、何度も書き変えてくるのです。

これは、たまりませんでした。なまじ、最初の作品を知ってしまっていると、また、もともとが、手塚作品は、素晴らしい作品ばかりと言うのに、ファンは、当然、その最初の作品に魅せられて、すっかり思いいれ持ってしまっていたりする訳ですよ。

それなのに、その後、作品集とかの単行本になって出ていると、見事に書き換えられていたりする。
それも、一度二度のことではない。

えーー、この話の展開は、こんなんじゃ、無かったぞーーと、再び目にする書き直し原稿に、ファンは、当然あわてる訳です。
漫画家の仕事は、ただでさえ、一作品を書くのに、大変な作業というのに、このヒトは、いったん書いたものまでも、あとから自分で気に入らなくなってしまうのか?
妥協をしたくないヒトだったのか、コマ割りから、セリフの内容、果てはストーリー展開まで、全然
変わってしまっているものが、いっぱいあるんですよ。

もう、ですから、オタクな手塚ファンは、さぞかし大変ですよー。一作品でも、ひとつ所持しているだけでは、満足できません。初期の画風、初期のストーリー、書き換え前のものは、もう、血眼で捜し求めなければいけなくなってしまうのです(^_^;)

よく、私も、昔とその後に出たコミックとで、たとえば鉄腕アトムとか、見比べっこしてました(笑)
あーー、また、ココが、変えられているっ。。。。
なんでだぁ~~。
なんで、わざわざ代えるんだぁ~、こっちが良かったのに・・
って、不思議なもので、ファンからすると、やはり最初に出会ったものの方が、より思いいれが強いのか、たいていは、書き換え前の方が、良かった(笑)と、どうしても、思ってしまう確立が高いです。ただ、たまに、時代考証上、やもえぬ加筆訂正やら、「差別用語」がらみでの訂正、ということもあるにはありましたが。

ほんと、手塚治虫、いろんな面で、大変な、天才でしたね。

で、それと同時に、書き直しから、こんどは、音楽、「録り直し」の話をします。

そう、こないだ、中島みゆきのセルフカバーが出ました。
やはり、先の手塚治虫の漫画同様に、私の場合は、前のが良かったのにーー、なんで、いまさら、録り直すかね~と、思ってしまいました(^_^;)

そのとき、そのときの時代の空気で、思いいれ持って聴き込んでしまっているだけに、結構、気持ちは複雑なものがあります。まあ、わりきって、それこそこれが彼女の「いまのきもち」なのか?と聴けないことも無いのですが。
ただ、ことに、曲の場合は、録り直すというのならば、いっそ、大幅に、全く違うアレンジで出るというのならば、それも面白くて良いのですが。
(『悪女』シングルバージョン⇒アルバムバージョン)そのぐらいならば、別物の曲としての楽しみ方も生まれて、二度美味しい気持ちにもなれますが。
あんまり、大差を感じない、もしくは、ピリッとしない?感じだと、やはりがっくり来てしまいます。

もう、かなり昔になりました泉谷しげるが、スーパーバンドのLOSERで、セルフカバーを出したときには、あれは、良かったです。LOSERの確たるバンドの世界が、そこには強烈に浮き彫りにされていましたからね。セルフカバーアルバムで、前のよりも良いと思えた、これは、とても珍しい例です。

でも、たいていは、やはり、前の方が。。。と思ってしまうことが多い自分です(^_^;)
まあ、他のヒトは、どう思っているかは、わかりませんが。

拓郎が、「落陽」他のセルフカバーをやってたときも、やっぱり、ダメっていうか、がっくりでしたしねえ・・・。
まあ、アレンジャーの手腕によるところも多いのでしょうけど。

もう、かなり、前に、そういえばPANTAもトークイベントで、さかんに「録りなおしたい」発言していたこともありましたね。
でも、PANTAなどは、やりたい、やりたいと言ってても、いつこうに、進まないヒトで(爆)
もう、PANTAは、セルフカバーやっている場合ぢゃ、ないです(笑)悪いけど、そんなことよりも、未発表曲を、ちゃんとまとめて、リリースすること、かつ、ニューアルバムの発表という使命が待ち構えております(笑)

でも、手塚治虫もそうだったように、創作者としては、過去に出したものでも、やはり、あそこはこうではなかった、とか、こう歌い直したいとか、いろいろと新しい創作意欲以外にも、過去の作品への欲求も尽きないものなのでしょうかね。

うーん。また、どっぷり、長くなりました。
もう、このぐらいにしときます(笑)おやすみなさい。

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2 コメント

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ありがとうです☆ (にゃあす)
2005-01-19 11:40:51
ミクシーに、しゅてきな紹介文をありがとうございました。褒められることの少ない人間なので、こしょばゆさとうれしさで、うふふっです!(^。^)

 でも、訂正とメールの関係、初めて知ったですよ。

べっくら!



>リメイク

 わかります。なんか、昔はポップでいい感じだった曲をリメイクするとやたらとまったり歌ってたり、不思議なアレンジが加わってたり…。私もはっきり言って「元の方がよかったじゃん派」です☆
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Unknown (keiton)
2005-01-20 00:23:56
にゃあすさん、お忙しいところ、わざわざ、ようこそ。



いやー、にゃあすさんのコトは、ほんとお慕い申し上げておりますですよ。



それと、いつも、日記に共感なさっていただけて、嬉しい限りです。

ありがとうございました。
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