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since2004~PANTA、頭脳警察をメインに音楽のこと。開設から来年2023年で19年目になります。

【後編】「私生活のない男・LIVE」泉谷しげる13曲70minDVD

2011年02月17日 | 泉谷しげる
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 【後編】「私生活のない男・LIVE」泉谷しげる13曲70minDVD

 そして、これ以降が、いよいよ。引き続き相棒の天才ギタリスト藤沼伸一とのスタジオライブで。
 なにしろ私は、このDVDリリースを知り、その内容を知った日から、私にとっては一番目をひいた!!というか。
とにかく、この後に続く「これらの演奏曲目」がすごく楽しみだったのでした★
 冒頭に「普段ずっとやっていなかったような曲を・・・」と語られていたましたが。
次の曲は、もう、そういう意味でも、願ってもない選曲でした。

ありがとう!!泉谷。
そうそう、私はライブでも、こんな曲が聴きたかったんです・・・・・・(ライブでも是非!!(笑)

8.あいまいな夜(1988)
やっぱりこの頃なんです。この曲が、今の泉谷で、藤沼さんとの演奏が聞けて・・・とても嬉しかったです(涙)
藤沼氏とふたりでのアコギ演奏、カッコイイ。しびれます★
(・・・しかしやっぱり、生ライブでも聴きたいものですねえ・・・・で、出来ればやっぱりバンドで・・)
9.果てしなき欲望(1986)
続くこれ・・・この二曲はもう、本当に感動でした。私が一番大好きだった時代の泉谷の曲。私の場合は、この頃が一番泉谷に対してファンとしての「熱意」がありました。
1986年のオリジナルv映画「デス・パウダー」の映像も上記二曲の合間には挿入され、8と9の間に入っている、泉谷自らのその当時についての談話とか、キヨシローと製作した「スカーピープル」にまつわる貴重な話なんかも、(いろいろと毒づいていて・笑)とても面白い(汗)
*************
10.紅の翼(1975)
ふたたび、場面は「海」
最近のライブでもおなじみのこの曲だ。海辺で椅子に腰掛けて12弦ギターを、縦に構えて弾き語る。
この曲はフォーライフの第一弾名盤「家族」に収録されていて、私は昔から大好きな曲です。
生音ライブの生ギターの音声に、海辺の波と風の音がさらにその迫力を増す演出をする。素晴らしいです。

11.風もないのに(1980)
引き続き、同じ海辺での12弦での演奏。今度は立ち上がっての弾き語り。
カメラワークがカッコイイ。圧巻。
空・鳥・海・波・・・・・海辺の泉谷の演奏、その立ち姿のシルエット・・・そして雲の動き、太陽の光・・・・
これも名曲です。ほんと大好きです。
(ただし、この映像は10.とは違って、映像がPV的雰囲気が強く、そのままこの場での生歌、生演奏の音というわけではないようです。きっと後からかぶせています。)

しかし、もう~この曲とか、前の紅の翼とか、何年経っても色褪せない力強さを持っていると思います。
これらの曲を聴いていると、あっという間に、「あの頃」に・・・そう、あの日の新宿パワーステーションがよみがえってくるんです。あの当時も泉谷は、今同様全力で、汗まみれではちゃめちゃで、ぶっ倒れかかりながら、アコースティックギターの弦を何度も何本も切って「吠えて」いました・・・・。
それらがよみがえるから、この選曲(特に8~11まで)は、私にはたまりませんでした。ありがとう~~。

なにしろ、これら(「紅の翼」は除く)は、なかなか最近のライブでは演ってもらえてませんでしたので・・・。

まあ、そこでやっぱり・・・先に見据えて期待しているのはもちろん、泉谷についても「全曲完全制覇ライブ」なわけですが。
 そうです。その「全曲制覇ライブ」は、頭脳警察が去年成し遂げましたが、私自身では、アーチスト本人自らがそのことを宣言していたのを見たのは、泉谷しげるの方がずっと先でした。
 それを見て、私もこのブログで、PANTAにも是非、「全曲ライブ」をいつか、ゼッタイやって欲しいと願って、それを訴えたのでした。
 しかし、そう思い返せば、なんとPANTAは、まあ「頭脳警察」楽曲限定でのみの「全曲ライブ」ではありましたが、それでも、トータル108曲、実際はそれ以上・・・よくぞ達成してくれたと思います。

けど、泉谷もその「全曲ライブ」頭の中構想はあるのでしょうけど、それを言い出した後、いろんなことにでくわし、また、手がけ、宮崎や奄美の問題にまっこうから突撃し、活動、発言し・・・役者もこなし、アート活動や個展までも・・と、常に非常なる多彩なる多忙をきわめています・・・。

 なので「全曲ライブ」実現のその「エックスデー」は、泉谷の場合は、まだもう少し先になりそうな感じです。
・・・もっとも、PANTAにしても、頭脳警察全曲だけでは終われません。もちろん、その先に見据えるは、「PANTAキャリア完全全曲制覇ライブ」
親愛なる二大アーチスト。このふたりのアーチストならば、きっとやってくれる!!
また、ファンの願望として、それを求めても、現実問題、実現無理なアーチストも当然いるわけですが、このふたりならばきっと・・・と。だから元気でいて欲しい。まだまだ。
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エンディングの新曲二曲を残して、ここで、このDVDの総括的な場面に突入する
クレジットは
「ここでしか出来ないコトを・・・」
自室に戻り真剣に語る泉谷・・・

同じようには見えているけど違うこと
同じにやるってのはホントに難しいよね・・
まあ考えてないんだけどね どうせ

違うことをやろうと思っていると同じことになってて
同じことをやろうと思っていると違うことになってて
・・・・まあ  自分に飽きないことだわな・・・

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12.ひとヤマ当てよう!(2011)
これも新曲。今回のDVDには、この12と次の13.と新曲が3曲も収録されています。
このDVDは、編集もうまく、映像も音もかっこよく、プチドキュメンタリー映画タッチにも仕上がっていますので、DVD映像作品として見応えあるのですが、曲のみのライブCDとしてライブアルバムリリースでも大丈夫だったのではないでしょうか?と。新曲3曲もあるんだなあ~と、改めて思ったら、そんなふうにも思いました。
 
藤沼氏とのツイン弾き語り。屋形船の中や外でのロケ映像。
これはもう「好み」の問題なので仕方ないのですが、新曲ですが、個人的には、泉谷のこの手の曲は実は昔からあまり好みではないです。

13.彷徨/サスライ(2011)
ひきかえ、対して、こっちの新曲は、好きです。近年の復活泉谷楽曲では、「すべて時代のせいにして」「業火」は大変好きでした。あと、アルバム収録は現段階で、まだ見送られていますがパイプオルガンとのコラボ演奏「頭上の脅威」とか・・・。そういう系統の曲がとても好きなのですが、この「サスライ」はそっち方面の流れの新曲。

♪ ここまできたら 失うものなどない
そう 言い聞かせよう

変える気などないが 固まる気もないさ  そう言い切ろう

身に付いた 今がすべて 自分だけの ど真ん中



この曲の演奏とともに、エンドロール・・・・・

拍手~~~


最後に強風吹きすさぶ、ロケ地の海辺に立ちつくす泉谷が映し出され・・・・そして曰く

「風もないのに・・・風あるじゃねえかよ・・・ナニが風もないのにだ~」と・・(笑)

泉谷らしいエンディング


【END】

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