【分析】頭脳警察6.26と頭脳警察還暦ライブ2.6とのセットリスト比較、そして「全曲ライブ」への期待★

【検証】
★2010「ZK6.26」と「還暦LIVE2.6」とのセットリスト比較★


2010.2.6　還暦ライブ

頭脳警察1(1972)・・・・・・・・3曲　「彼女は革命家」「銃を取れ」「さようなら世界夫人よ」
頭脳警察セカンド(1972)・・・5曲　「ふりかえってみたら」「従兄の結婚式」「それでも私は」「マラブンタバレー」「コミック雑誌なんか要らない」
頭脳警察3(1972)・・・・・・・・4曲　「少年は南へ」「ふざけるんじゃねえよ」「歴史から飛び出せ」「光輝く少女よ」
誕生(1973)・・・・・・・・・・・・・3曲　「無冠の帝王」「鹿鳴館のセレナーデ」「詩人の末路」
「1973年シングル」・・・・・・・2曲　「孤独と言う言葉の中に」「今日は別に変わらない」
仮面劇のヒーローを告訴しろ(1974)・・・・1曲　「間違いだらけの歌」
悪たれ小僧(1974)・・・・・・　3曲　「夜明けまで離さない」「あばよ東京」「悪たれ小僧」
頭脳警察7(1990)・・・・・・・・5曲　「わかってたまるか」「謙虚な昼寝」「煽動」「万物流転」「Blood×3」
歓喜の歌(1991)・・・・・・・・・5曲　「白い森」「LIVE　EVIL」「セフィロトの樹」「飛翔」「歓喜の歌」
「08年シングル」・・・・・・・・1曲　「時代はサーカスの象にのって」
俺たちに明日はない(2009)0曲
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　合計32曲

2010.6.26   ZKワンマンライブ
頭脳警察1(1972)・・・・・・・・・1曲　「暗闇の人生」
頭脳警察セカンド(1972)・・・・2曲「それでも私は」「軍靴の響き」
頭脳警察3(1972)・・・・・・・・・6曲「時々吠えることがある」「桃源郷」「滅びえた者の伝説」「歴史から飛び出せ」「パラシュート革命」「前衛劇団モータープール」
誕生(1973)・・・・・・・・・・・・・・4曲「破滅への招待」「心の落ち着き失せて」「やけっぱちのルンバ」「メカニカルドールの悲劇」
仮面劇のヒーローを告訴しろ(1974)
　　　　　　　　　　　　　　　・・・・5曲「ウイスキーハイウエイ」「まるでランボー」「恋のいらだち」「間違いだらけの歌」「麗しのジェットダンサー」
悪たれ小僧(1974)・・・・・・・・0曲
頭脳警察7(1990)・・・・・・・・・5曲「月蝕と日蝕の間で」「Ouiet　Riot」「イライラ」「六千光年の誘惑」「Blood×3」
歓喜の歌(1991)・・・・・・・・・・2曲「焔の色」「オリオン頌歌」
俺たちに明日はない(2009)　2曲「死んだら殺すぞ」「俺たちに明日はない」

music for不連続線・・・・・・・・1曲「うたかたの命」
「2008シングル」カップリング1曲「間際に放て」

「響」名義・オリーブの樹の下で(2007)
　　　　　　　　　　　　　　　　　・・1曲「七月のムスターファ」
「PANTA」名義「クリスタルナハト」(1987)
　　　　　　　　　　　　　　　　　・・1曲「オリオン頌歌第二章」
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　　　　　　　　　　　　　　                             合計31曲


還暦ライブとだぶっていたのは、なんとたったの4曲のみ!!
これぞ、「全曲ライブ」への布石という証のセットリストでした★

★6.26でも、2.6でも演奏されなかった頭脳警察メインアルバム楽曲の集計★

頭脳警察1(1972)・・・・・・・・5曲「世界革命戦争宣言」「赤軍兵士の詩」「戦争しか知らない子どもたち」「お前が望むなら」「言い訳なんか要らねえよ」
頭脳警察セカンド(1972)・・・1曲「お前と別れたい」
頭脳警察3(1972)・・・・・・・・・3曲「嵐が待っている」「無知な奴らが舞い踊る」「指名手配された犯人は殺人許可証を持っていた」
誕生(1973)・・・・・・・・・・・・・・3曲「悲しみにつつまれて」「あなた方の心の中に黒くいろどられていない処があったらすぐ電話をしてください」「もうあきた」
「仮面劇のヒーローを告訴しろ(1974)
　　　　　　　　　　　　　　　・・・・7曲「ハイエナ」「ホ短調の間奏曲」「仮面劇のヒーローを告訴しろ」「イエス・マン
」「奴は帰らない」「愛なき日々」「プリマドンナ」
悪たれ小僧(1974)・・・・・・・・6曲「戦慄のプレリュード」「ひとつぶの種になって」「真夜中のマリア」「落ち葉のささやき」「サラブレッド」「スホーイの後に」
頭脳警察7(1990)・・・・・・・・・2曲「腐った卵」「people」
歓喜の歌(1991)・・・・・・・・・・3曲「最終指令自爆せよ」「獲物の分け前」「歓喜の歌」
俺たちに明日はない(2009) )
8曲　「UNDER COVER」「ROCKATION」「スパルタクスインターナショナルロックンロールバンド」「BRAIN WASH」「ヒトを喰った話」「赤の女王」「黒の図表」「残照」


★さて、次の絞込みは、40周年還暦頭脳警察のライブで、今までまだ、一度も演奏されていない曲のチェックです。

上記リストの中で、2.6と2.26では演奏されませんでしたが、それまでのライブで演奏されたはず、と思うものはマーカー色つけています。(これもある、それは違うというのがおわかりでしたら、ご指摘ください。)

■再再再結成頭脳警察として、まだライブで演奏されていない曲リスト

頭脳警察1(1972)
「世界革命戦争宣言」
「戦争しか知らない子どもたち」
「お前が望むなら」

頭脳警察セカンド(1972)　
なし

頭脳警察3(1972)
「無知な奴らが舞い踊る」

誕生(1973)
「悲しみにつつまれて」
「もうあきた」

仮面劇のヒーローを告訴しろ(1974)
「ホ短調の間奏曲」
「イエス・マン」
「奴は帰らない」
「愛なき日々」

悪たれ小僧(1974)
なし

頭脳警察7(1990)
なし

歓喜の歌(1991)
なし

俺たちに明日はない(2009)
「黒の図表」

これで合っていますでしょうか？？
それにしても、もうだいぶ演っていましたね。

これで合っているとしたら、もうあと、たった11曲だけですよ。

それにしても・・・・・ファーストの「戦争しか知らない子どもたち」も、演るんでしょうかねえ・・・？？
「お前が望むなら」にしても・・・・あの歌詞かあ～～

「言い訳なんかいらねえよ」の方は、唯一、あの、ZNN会員限定の新年会のエレクトリックの部で演奏されたんですよ。まあ、意外にさらっと歌ってましたので・・・・・けど、これなんかも、ピーーーーですねえ。
けど、ZNN限定の数少ない観客の場のみでの演奏でしたし、これも、半分未演奏曲扱いしても良い感じです。



そして９月の四日間のライブでは、何処の曲をいつ、どこでどう、振り分けて発表されていくのでしょうか!!!

6.26のライブでは、パンタは、アルバムをファーストから順番に一日めから演奏していくというやり方もあるけれど、そうではなくて、ごちゃまぜで行きます!!とおっしゃっていました。
確か、以前小山卓治さんのライブでは、アルバムタイトル順にライブが行われたりしていたみたいですが。
つまり、一日目は、一枚め～三枚目まで、みたいに。
そういう形も面白いことは面白い気もしますけどね。
きっちりアルバムどおりの曲順ですすむんです。

でも、そうなると、ネタバレというか、最初から事前にライブでの演奏曲目がわかってしまうわけですね。

そうしたら、ものすごく、日程によって、観客動員に偏りが生じたりして(笑)
それで、アルバムの人気が一目瞭然!？

・・・・・けど、それをやるのならば、いっそ頭脳警察だ、PANTAソロだ、とかいうよりも、PANTA全キャリアにおける全てのアルバムでやってもらうと、ますます、はっきりして面白いのでしょうね。(ま、とんでもない話ですけどね)
妄想して想像ですが、そういうふうにやった場合どうでしょう？
やっぱり、PANTA&HAL期のアルバム全曲ライブの日が、一番盛況になるような？即日その日だけソールドアウト!？(笑)
スイート路線期の全曲の日程には、人がいなかったりして(爆)

そんなわけないでしょうけど(笑)(いえ自分では、スウイート路線全曲ライブ、とても興味ありますよ!!(笑))


あと、番外編というか、これは、ずっと前からPANTA自身も、やりたいと、「やるんだけどね」と、言い切っておられます。

PANTAが、他人に提供した楽曲オンリーのセルフカバーライブですね。
これがまた、考えただけでもわくわくする企画ですね★


うーん。また、ハナシが脱線してしまいました。

まずは、とにかく!!!
頭脳警察全曲ライブでした(笑)

この「全曲」の定義が、難しいのです。

とりあえず、オリジナルアルバムについて、現在のところのライブ演奏状況の検証を試みてみましたが、PANTA本人も話していましたように、「どこまでを出せるか」という部分があります。
頭脳警察は、もちろん、９枚のオリジナルリリースアルバム収録曲以外にも、不連続線のような劇団提供曲や、「今日は別に変わらない」などの映画タイアップ曲や、過去ライブでのみ発表され、レコーディングされていない未発表曲や、リリースされているライブボックスのライブCDにのみはいっている「メンデルスゾーン」みたいな曲や、頭脳警察名義楽曲だけでも、実際はもっともっとたくさんあります。

そのあたりは、ご本人が一番よくわかっているわけですから、それをどこまで、今回の「全曲」の定義の中で、出してもらえるのか？です。

２６日のライブでも、全曲ライブは何日がかりになるのか？という言い方で、「とりあえず４日間を押さえました」という言い方をされていました。
おおざっぱに、たとえば、一日25曲つづでも、４日で100曲。
けど、2.6と2.26の勢いでいければ、四日間で30曲づつ、120曲も可能です。

2.6と2.26だけでも、両日で、32曲たす31曲、合計63曲、そのうち、両日でだぶっていた曲の4曲をマイナスすると59曲。

この感じだと、ひがわり四日間で120曲ライブは実現不可能なハナシではないです(・・・・しかし、二日連続です・・・・・リスナーは勝手なこと言ってますが・・・・ほんとに、だ、大丈夫？体力と喉は？・・・・・ミュージシャンにしてもタイヘンな話ですねえ・・・もっとも、オールナイトで60曲やったり半日がかりで東京ドームで80曲とかやっている還暦アーチストに負けてはいないでしょう!!)

とにかく、わくわくしますね。

6.26の余韻も覚めやらず、さらに、こんなに嬉しい「次」が待っているだなんて、幸せですね。

齢、還暦にして、あのPANTAが、TOSHIと一緒に、今、ここまでやってくれるだなんて、想像してませんでしたねえ・・・・・。あの、90年代頭以降を知っているものとしては、夢のようです。