★ PANTA LIVE 『ネフードの風』in仙台★みーはーライブるぽ

★★2004.11.7 PANTA　LIVE 『ネフードの風』sendai enn★★
1.追憶のスーパースター
インストアライブで、初めてこの二人での演奏を聴いて以来、すっかりハマりにハマってて、大好きです。冒頭にもってくるあたり、ご本人もお気に入りなのでしょうか?この一曲めで、すっかりPANTAX'S WORLDに弾き込まれてしまいました。

2. ガラスの都会
引き続き、インストアでも聴いた「ガラスの都会」何度聴いても、惚れ惚れします。もともと、アルバムの中でも好きだった曲なので、すごく聴いてて幸せを感じました。

3.蝗がとんだ
次は、いままで、このユニットでは披露されてなかった意外性のこの曲。私は『P.I.S.S』からリアルタイムでファンになった口なので、なんだか想い出深くて、感激しました。琢己さんのギターの音色が、とってもキレイ。PANTAのボーカルも色気があって、ゾクッと来る感じ（*^_^*）
この後、琢己さんの紹介があり、
MC「今日は暗いコンサート」!!

4. ココヘッド
好きな曲です。もはや、胸の鼓動が早くなってました。ますます、さらにセクシーで、カッコよくて、緊張感も早や、ピークっていうか、やはりワンマンライブならではの醍醐味に、幸福感がみなぎりました。
「もう20年ぐらい言ってる(笑)」みたいな、懸案の、過去の未発表曲収録アルバム『カカ』の話を少し。そして、なんと、なんと、やったね～～です。
次にやるという、その曲のタイトルが告げられると、必然的に「おーーーー」というざわめきがあがってました。

5. 朝を呼ぶ男
この曲はですねえ、多分、私がPANTAを知ってから、初めてパワステのPANTAのライブに行った年の、近辺に行われた雨の日比谷野音以来、ライブでは封印されてた曲だったかと思います。私は、その野音には、行けなかったのでしたが、後々この曲が、そのとき歌われたということを知り、とっても聴きたかった・・・野音、どうして行かなかったのか～～と、いままで、ずっと悔やんでまいりました。(このビデオも発売されると伝えられながら出ずじまいになってたしぃ～～)←これからでも良いので出してもらえないのでしょうか・・・・?ですから、初の生ライブ体験に、もう感激もひとしお。このあたりの曲とかを称して、今回が「暗いコンサート」と言うのであれば、私にとっては、もう、本当に、まったくもって、「してやったり!!」PANTAの「暗い曲」大好きです!!!（●＾o＾●）

再びMC
どうしてバンダナをしているのかと言うと、決してロックっぽいからとかいうのではなくて、手術をして頭に鉛筆二本分ぐらいの穴が開いていて、それが痒くて掻いてると、キズだらけになってしまうので、バンダナをするようになった。それからステージをするようになってから、目に汗が入って痛くて、目を開けられなかったのが、バンダナで止まってくれて、目を開けられるようになった!!
それ以来癖になって、バンダナをするようになりました。(概要)
という話。
おお、「頭の手術」これ、実は私、ずっと密かに気になってまして、多分、これもちょうど私がファンになってまもなくの89年頃の話だったでしょうか?手術をしたのは?このことを、当時どこかの記事で読んでいたのですが、それがどこなのか、何で読んだのか、結構探しまくったりしていたのですが、見つけられなくて。いったい、どうして「頭の手術?」と、当時も、今も、気になってます。
★どなたか、詳しい経過を知っている方、いらしたら、教えてください。
「たまに、はずしたりすると、ズボンを脱いだような恥ずかしい気持ちになるんです」(PANTA)←だそうです。

6. 北回帰線
去年の仙台でも、気持ち良く聴けましたけど、本当に『朝を呼ぶ男』の後に、そのままこの曲に突入してしまうと、結構落差ありますが(笑)MCをはさんで、この曲に行くあたり、ナイス!!でしたね。
★今回のライブの特徴として、MCが要所要所で、端的といいましょうか、むやみに長く話す訳でもなく、どちらかと言うと、言葉は少なめで、それがまた、実に張り詰めたテンションが保たれ、芸術性を感じさせるかのような、雰囲気で、とても良いライブになってくれていたのではなかろうかと思っております。
しかし、個人的には私は、みーはーなので、PANTAがいっぱい喋ってくれるのも、嬉しいのですけどね(^^ゞ(あまりどこかしこでも喋っているような話題は、さすがに、ちょっと。。ですけど(笑)
話をしているときの、何気ない笑顔なんぞは、もう、最高です★
「やさしさ」と「険しさ」を兼ね備えた、その表情が、本当に素敵。
(いつぞやは、「お地蔵さん(笑)」みたいだった丸い顔も、今回はずっとシャープになってて!!)ファインダー越しで、じっと捕らえていたときに、実感してました。
ああ、かなり、余談が入ってしまいましたが・・・・(^^ゞ
曲の話に戻しまして・・
前の曲は、硬直して聴き入ってしまいましたが、この曲では、勝手に身体がノリノリになってしまいました。本当に、気持ちいい!!カッコイイ!!

7. ネフードの風
最初、少しスタートしかけて、「これじゃ、はいれない」と、やり直し。(^^ゞ
毎回、この曲は、演奏にも緊張感が漂います。今回のライブのタイトル曲登場です。「オリンピックじゃないけど、やることに意義がある(笑)」
「あ～緊張感あった、スリルあった～」(^_^;)(PANTA)
と、毎回のように、演奏を終えた後には、言ってますね(笑)私などは、もう、贅沢にも何度も聴いてしまっておりますが、これ、このふたりの演奏を初めて体験する人は、もう、さぞかし、感激だったのでしょうねーーー。(ごめん、自分は、殴られそうですが、ちょっと、もう、最初聴いた頃ほどのピュアな感性では聴けなくなってて、やや冷めていたような・・・、贅沢なハナシですね、失礼しました)(^^ゞ
で、そんな風に、『ネフードの風』を、わりあい淡々と聴いていた私でしたが、
★次のMCで、いよいよ「不連続線」の話になって、おおお、とうとう来たか～～～
あのリハで、聴いてしまったときの、鳥肌が～。再び。息を呑んだ瞬間でしたね★

8. 見知らぬ友への反鎮魂歌
もう、感動しました。(T_T)他には、言葉になりませんね。琢己さんのギターも、イイ。すごく。私は、元々、系統的には、PANTAのこの手の曲には、弱いんですよ。
もっともアルバム「不連続線」では、なんとなく心なしか、ボーカルが弱く聴こえておりまして、正直、当初はインパクトには欠けてたような気がしてました。
なもので、最初アルバムを聴いていたときには『うたかたの命』の方が、強く印象づいていたのですが、ここ仙台で、この曲も生で聴けたというのは、ものすごく幸せでした。そして、収穫といいましょうか、この曲の素晴らしさを再認識した次第であります。こういうじっくり聴かせる曲を聴いて思うのは、本当に、今、PANTAのボーカルは、磨きがかかってます!!!表現力が、素晴らしい!!胸に染み入りました。言うことなしです。この曲は、改めて、ライブでじっくり聴くと、ご本人も歌った後に、おっしゃられておりましたが、実に「染み入る」歌詞ですね・・・・しかし、染み入る歌詞にしても、そこには曲として美しきメロディーが乗せられてこそ、輝き、心に染み渡るのです!!いまさら、とりたてて言うことでもないですけど、(興奮のあまり、改めて)偉大なる作曲家としても私はPANTAを尊敬しています。

9. 落葉のささやき「不連続線完全バージョン」
その後で、『落ち葉のささやき』完全バージョンが来てしまっては、もう、どうしましょ～～～。アルバムを買って聴いていた頃から、カラオケじゃなくて、ボーカル入りが、とっても聴きたいと思っておりましたので、まさに念願かなった、夢がかなった!!という訳で。(リハで聴こえていただけでも、すごくカッコよかったんですよーー。)セリフのあたりなんか、もう、素晴らしくて、息が止まりそうな感じでした。もう、ファインダー、のぞき込んでいる場合ぢゃないです。思わず、興奮のあまり、取り乱して、LUMIX、落っことしそうになりましたーーー(爆)ああ、ほんとうに、好きだなぁ～。私にとって、仙台ライブ、一番の「収穫」は、これです!!!もともと、『落ち葉のささやき』は、初めて聴いたときから大好きな曲で。もう、ライブで、これを聴いている瞬間っていうのは、「至福のとき」でした。じっと、見入って聴いてましたが、このときのPANTAの、その表情が、また、もの凄く良くて。脳裏に焼きついてます。私にとっては、このときが一番、良い表情していたのではないかとも思ってます。目の輝きというか、PANTAは歌っているときは、目を閉じている(というか、そう見える)ことが多いのですが、このときのPANTAは、じっと目を見開いてて、正面見据えて、ものすごく輝いた目をしてました。まさに、「オーラ」を感じた、瞬間と言えましょう。。。
・・・私、PANTAの顔で一番好きなのは、その目だな。
☆この曲の、この瞬間のことは、きっと一生忘れられないでしょう。

10. うたかたの命
さらに、たたみかける、『うたかたの命』!!最初にアルバムを聴いたときの、一番のお気に入り。以後、アルバムを手にしてからは、ずっと、エンドレス状態で、こればっかり聞いていたりしてました。ことさらに、自分の中では「旬まっさかり」のPANTAの「新曲」でした。そんな折に、もう仙台で、まさに、生が聴けるなんて!!!もう、ほんと、ありがとう☆☆ありがとう(T_T)こんなに幸せで、いいのでしょうか。感激もひとしおでした。やっぱり、生は、アルバム以上にカッコよかったーーー。琢己さんのギタープレイにも、ほれぼれしました。本当に、凄い。迫力充分だったし。ますます、この曲から抜け出せなくなりました。私の中の、この曲のエンドレスモードは、さらに続く～～～。「残り本編、残り３曲になりました」
え゛ーーー。も、もう、そんなあ～?至福の時。。。時が経つのが早すぎる・・・

11. 万物流転(未収録歌詞入りバージョン)
去年の仙台に続き、未収録歌詞バージョン。実は、これも、私は、もう、かなり聴き込んでしまってまして、未収録歌詞バージョンといっても、自分にとっては残念ながら、去年ほどの新鮮さには欠けていたのでした。まあ、結構、辛いとこです(^^ゞしかしながら、本当に、この日のボーカルは素晴らしく、声が良く出てましたので、実際に聴いてしまうと、やっぱり感動してしまっている自分が居たのですよ。で、未収録歌詞の一部が、変わってましたね。♪侵略者が朝になれば、玉座から見おろして「宝石を散りばめられた」⇒確か、去年はこうだったのでしたが、「宝玉(ほうぎょく)散りばめられた」になってました。些細なことではありますが、マニアは、いちいち、うるさいのですよ(笑)(^^ゞ失礼、失礼。
★このことも、リハで聴こえていて、そのときに「あれ?」っと思ってしまっていたのですが、本番で聴いたら、こっちの歌詞の方がカッコイイかな～と。
(んもう。。まったく、リハで、良い所全部聴かせてくれちゃうんだから・・)

12. 虫の街
引き続いて、この曲に突入。私、最初、一瞬『瓦斯』と勘違いしちゃいました。そのときに、伝えられていた別アレンジが聴けるな!!と、注目してしまったのですが、違いました(恥)どうも、『波紋の上の球体』の中で、私にとって、『瓦斯』とこの曲は、同一線上にあって、混乱してしまうのです(^^ゞわたしだけかしらん??
『虫の街』みたいな曲の後は、やはりかなり疲れるんだろうなぁ～という感じで、かなり肩で息して、呼吸を調えている様子。その後の、数秒の沈黙・・・ピンと張り詰めた緊張感が漂いました☆☆☆☆・・

13. あばよ東京
本編のラスト曲に、とうとう、来ましたかーーー。ふさわしい。『あばよ東京』うわ～～☆またまた、息詰まる瞬間。(ただですねえ、なんって、もったいないことをしてしまったんだ～～と、悔しいのは、ぢ、ぢつは・・・・あろうことか・・・・この曲もリハで聴いてしまっていたんですよー(T_T)なんか、このことは、悔しかったなあ～～残念、無念。ライブ本編が終わるまでに、知らないで居て、この曲が聴けたならば、多分もっともっとその瞬間の感激は、ひとしおだったと思っているんです。)「あばよ東京」が終わるともはや、放心状態っていうか・・・・いや～～まだまだ、もっと、もっと、アンコール～～～!!アンコーール!!
【アンコール1】
14. 奴と俺とおまえと
去年の仙台の「今はすべてを忘れて」のように、アンコールにこの辺の曲を持って来てくれているのは、嬉しかったです。『反逆の軌跡』このへんの感じの曲も、私は、大好きなので。本当に、良い選曲をしてくれるなぁ～～（*^_^*）
そんな風に、うっとりしておりましたら、間髪入れずに、始まった次の曲ときたら、な、なんと!!うわあ～～☆です。

15.One night Lover
いや～～～。感激しました!!「蝗がとんだ」同様、『P.I.S.S』は、想い出深いアルバムで、特にこのアルバムの中でも、当時とってもお気に入りだった、この曲です。当時、初めてのPANTAワンマンLIVE体験のときに、ゲストの松原ミキさんとのデュエットを、感激して聴いていた、あの頃が蘇えりました。まさか、こんな曲までもが、聴けるなんて、意外性の選曲としては、一番かも!!すごく、嬉しかったです。もう、情感たっぷり込められた歌唱に、本当に、うっとり。これもまた、胸に染み入りましたねえ～。

★ところで、またちょっと余談になりますが、今回のライブで歌詞の中で、「まさぐる」という言葉の入った歌詞の曲を二曲聴けました。なかなか、普通の曲の歌詞では使われない特徴的な、独特な表現ですよね。ひとつは、この『One night Lover』♪君のためらいを　まさぐってたーーー♪そして、もうひとつは、『落ち葉のささやき』今回の不連続線バージョンにのみ出て来る♪かわりに世界を切りひらく鍵　黒くて重い塊のありか　まさぐり♪です。いや、それが、どうしたと言われると、ただそれだけのことなのですが、この二曲に関しての選曲は、当然偶然のことなのでしょうけど、PANTAの詩の世界の独特の表現だなぁ～と。(ただ『落ち葉のささやき』の歌詞というのは、「不連続線」の解説書によると、菅さんの作詞ということで、訂正されているようですけどね・・・)
【アンコール2】
16. マラッカ
今回は、カポ忘れもなく、準備万端(笑)やはり、アンコールは、これでしょう!!いつ聴いても、カッコ良いです。もう、それだけ。ここまで来てしまうと、ああ、もう、本当に至福のひとときも、本当に終盤なのだなぁ～～と・・・
MC「本当に、四年間も。。今日はどうもありがとうございました」(PANTA)
「四年間も」なんて、言い方してくれると、もうこれが、最後の仙台ライブみたいに聞こえてしまい、なんだか、ちょっと悲しいというか、寂しい気持ちに・・
そんなことないですよね?(^_^;)まだまだ、また、来年も、絶対に!!やってください。来て下さい。私は、もう続く限りは、飛んで行きます!!

17. ステファンの六つ子
ライブがもう、終わってしまうという、寂しさと、曲そのものの持つ美しさとで、なんとも言えない感慨で、聴きました。
【アンコール3】
18.BLOCK25-AUSCHWITZ
良かった。まだ、ライブは終わってない!!カッコイイ琢己さんのイントロのギターと、コーラス。しびれました。やっぱ、最後の最後に、こういう曲が、PANTAらしいってなものです!!「暗いコンサート」と言っても、「ステファン」のまま、終わられては、たまりません(笑)
★しかし、自分にとっては、実に良い選曲の、実に嬉しい「暗いコンサート」でした。大満足。そして、これは去年も思い、去年も書きましたが、こんなに素晴らしいライブが、年に一度っきりの、仙台だけだなんて、ひっじょ～～に、勿体無いことである!と思います!!是非とも、このふたりで、ツアーも、やって欲しいものですね。でも、どうやら来年こそは、頭脳警察で始動があるらしい?♪(ドラムのヨシローさんがHPで書いてました)クリスマスには、プチ頭脳警察?とも言っているようだし。（*^_^*）確かに、そうなりますと、頭脳警察での活動(ライブとアルバム)も、とても期待しておりますが、今回のライブで、私は私自身の「PANTAへの思い入れ」を再認識しました。私は、やっぱり、PANTAの「暗い?」(笑)曲たちが、好き!!神秘的で、芸術的で、セクシーで、そんなソロのPANTAが、大好きです。大変、大変、長くなりましたが、最後まで、読んでくださった方には、どうもありがとうございました。ここまで書けて、ようやく自分でも、ひと区切り付けることが出来て、クリスマスに挑めます!!(笑)(^^ゞ