ラジオ日本『ROCK RUSH RADIO』 放送7周年突入記念
出演: 頭脳警察・ROCK'N'ROLL GYPSIES
【ご注意】
このブログに掲載の「ライブフォト」につきましては、PANTAの所属事務所「イマジネイション」様より、ご協力、ご承認をいただき「公式カメラマン・シギー吉田氏」撮影の「公式ライブフォト」を、いち早く掲載させていただいております。
これらのライブフォトを含め、このブログ全ての掲載写真の無断転載・複製を固く禁じさせていただきます。
お待たせしてました。久しぶりに、みーはーな、ライブのるぽです。
なかなか諸般の事情で、時間もあまりとれずですから、なるべく簡単に、短く・・・・・というつもりで、トライしてみたのでしたが・・・・。
(ドウナリマスコトヤラ・・・・)
それでは、「簡単」で「無口」な?ただの「みーはーな、ライブるぽ」やってみたいと思います。
01.スホーイの後に
最初 に、ステージ上にPANTAのあの「アコギ」があったので・・・というか、いえいえ、実は、その前に・・・・
今回の小屋はとてもこじんまりしていましたので、FC優先チケットで、幸いにも・・というか、またしても?一番前に位置できた私からは、あろうことか、床に張られた今日の「セットリスト」の紙がまる見えで・・・・
それで、今年の頭脳警察で、いままでまだ演ったことのない、この「スホーイ」が一曲めであることを、早々と知ってしまっておりました。
けっこう、けだるくて、長いこの曲が、昔の一時期、ライブあるごとに、必ず演奏されていたりしてました。
私はこの曲は、一番最初聞いたときは、とてもインパクトがあって、カッコイイなあ~と結構はまりました。
ただ、それから以降が・・・
実は、ひそかに、この時期、ファンの多くがこの曲はもはや「食傷気味」などとささやく声も、多かったようでしたが、私自身も、やはりその時期、うーーん・・・またしても、これを長々やるのならば、いいかげんもっと他の曲を・・・・とか思っていたりもしていた曲でした。(すみません、すみません・・・⇒ダレに言ってる?)
でも、あれから、何年??
今回は、当時、そんな食傷気味だった曲も、むしろ、なんだか、懐かしいような感じで・・・
PANTA&TOSHIの「ふたり頭脳警察」を満喫していました。そうです、最初は、ふたりだけ。
そして、PANTAは、もちろん、響でもおなじみの、あの、アコギ・・・・
その後から、支援「特型陽炎」のメンバーが次々登場し、しだいに、音が加わっていきました。
これが、スゴク、カッコイイ~~~★ひとりひとりの各パートの音の見事な調和が、静かにからみあっていきます。
シックでメロウな雰囲気の演奏(間奏)
なんとも、渋い!!というか、「オトナ」な、これぞ、まさに2008型、支援・特型陽炎の「頭脳警察」ここにあり!!!との趣きでした!!
こんな感じも、すごくカッコイイですね~。
2008型ならではという感じがして、とても良かったです。
そして
わずかなインターバルの後に、
02.指名手配された犯人は殺人許可証を持っていた
・・・・という、とてもとても短い「曲」になり、そしてすぐその後、間髪いれずに
「あの曲」のドラミングがきこえてくる・・・・
そして
「頭脳警察 !! !! 」
とPANTAが叫ぶ!!(カッコイイ~~~☆)
そのまま、たたみかけて、後につづく、
そう、「あの曲」とは・・・・もちろん・・・・・
03.ふざけるんじゃねえよ
やっぱりカッコイイ~~~。
すばらしいオープニングの展開でした。
PANTA、私がライブで聞いてきた、今までと言うのは、「頭脳警察です」って、「です」がついていたことが多かったのですが、今回(というか、あ、話によりますと先の京都でもらしいですね・・・・?)の「頭脳警察!!!」って、あとに続く「です」なしで、名乗るのは、やっぱり、カッコイイなあ・・・と。
こんな些細なことでも、だいぶ、感じが違うというか、「おーーーーーーーー」という胸のときめきみたいなものがありました。
そしてさらに、たたみかける「あの曲」のベースが鳴り響いてくる!!
そうです次の「あの曲」とは、もちろん定番★
04.銃をとれ !
いわゆる「パブリックイメージ?」というか、これぞ頭脳警察!!という、過激な二曲が、冒頭から、たたみかけるように、続きます。
うーーーん、やっぱり、こういう展開は、なにしろカッコよくて惹きこまれてしまいますね~~。
素晴らしい~~~。
特に、私の位置から目の前の、中山努サウンドが、耳をひきました★
そう、なにしろ、これぞ、2008頭脳警察のチェックポイントであります!!!!
キーボード、率いる「頭脳警察」サウンド★
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しかし、ここのハコは、狭いもので、ベースの中谷さんが、非常に奥まっていたことと、私の位置からは、ドラムのチェリーさんのお姿カタチが、もはや、なんとも、まったく見えなかったのが、かなり残念でした。
で、チェリーさんが、なぜ見えなかったのかと言いますと・・・・
それはですね・・・
私の目の前まんまえが、PANTAだったので。(*^_^*)
私の位置からですと、モロ、ドラムが、PANTAさまのお姿に、かぶって、まるまるさえぎられておりました。なんとも、微妙な心境でしょ・・・・
いや、ようは、近すぎるやら、ステージ上は、狭すぎるやらで・・・なんとも、私も、いろいろライブに行ってまいりましたが、こんなに(密集したステージ上において)近いというのも・・・しかも「頭脳警察」で・・・・
PANTAのステージ上のポジションも、本当にとてもスペースが少なくて・・・足場もわずかで、身動きできない感じで、せまっくるしくも、暑苦しそうでしたね・・・
現に、かなり暑かったようで・・・PANTAのしたたる汗の量がすごかったです。
まさに、目の前で、PANTAのしたたり落ちる汗のシャワーを見ていました。(その前のジプシーズの下山さんも、同様に汗がすごかったんですが・・PANTAは、昔からそうだと思いますが、かなり汗っかきですよね)
頭脳警察では、ギターを持っているので、動きもそこそこに少なくて済んでいる・・というか、ハンドマイクでの「ハンドマイクアクション」があるわけではないのでまだ、良かったのですが、ハンドマイクだったとしたら、もう身動きできなくて、かなりやりづらかったでしょうね・・・・
そして、そして、次の曲です★
このときもまた、4曲めが終わるやいなやの、
あの、
あの、
あの!!私大好きな、あのギターの前奏、あのイントロのフレーズが・・・・・・
05.飛翔~ひらめく旗の下で
大好きな『歓喜の歌』から、大好きな、この曲です。(ヤッター)
これぞ、至福のひととき!!という空間です。最高でした。
やっぱり、中山さんのキーボードが入ると、また、さらに格別だったと思いました!!
続くは、またまた再生90年頭脳警察で、今度は、『セブン』から!!
この、あの、名曲が!!!!
06.6000光年の誘惑
頭脳警察は、歴史ある、伝説を作り上げたバンドです。
だけど、私の中の「頭脳警察」は、私の中での「リアルタイム頭脳警察」は、まさに、この時期の、90年再生頭脳警察でした。
このとき、リアルタイムにライブに行けて、リアルタイムにアルバムを手にして聞きまくっていました・・・・
ですから、このあたりの、「頭脳警察7」や「歓喜の歌」の楽曲を今のライブで披露していただけるのは、個人的には、とてもうれしいのです。
そして「6000光年・・・」これは名曲です☆
(MC-1)
ここで、MCとなり、
「ほぼルースターズなんですけど・・・ロックンロールジプシーズとやれてうれしいです」
「ぶっとばしていきます」と言いつつ、メンバー紹介へ。
「その昔は、オレもタクミもチェリーも、アイドルでした」
「でも、そういうアイドルがいやで、結局ヘルメット業界のアイドルになっちゃった」
などと言う話なども・・・
まあ、このあたりから、「ぶっとばしていきます」とは言いつつ、怪しげな?というか、いえいえ、私にとっては、むしろ嬉しい(?)予感が・・・・・・
「聴いてください People」
07.People
これも、90年再生頭脳警察!の「セブン」から。
名曲が続きます☆
安定した演奏!!!すばらしいです。
・・・・なにしろこのバンド、このメンバー・・・・・
みんな天才だもんなあーーーーーー(って、ミーハーな感想を、つい、ひとこと・・・笑)
こういう曲だと、なんっていうか、演奏の調和がじっくり味わえる感じで、とてもいいですね。
この会場は、狭くて、私の位置も、「かぶりつき」だったわりには、音が良かったですね。
ただ、ボーカルは、もう少しボリュームがあっても良かったような・・・
PANTAの声が出ていない、というわけではなかったとは思うのですが。
でも、どうも、これはやはりPANTAの「声質」でしょうか?
「響」だと、すごくよく声がとおって聞こえてくるのですが、(今回の警察に限らず)バンドになると、ボリューム的にものたりないと感じることは、いままででも、結構ありますね・・・。(まあ、あくまで個人的な感じ方ですが)
私は、『頭脳警察7』では、このあたりの曲は、とっても大好きでした!!
あと、やっぱり「月蝕と日蝕の・・・」とか「クワイエット・・」なんかも、聴いてみたいですね~~^^
でも、『歓喜の歌』からは、もうそれこそ「全曲」、この、今の、頭脳警察で、聴きたい!!
来年・・・というか、「個人的には」(笑)「来年度」ですね☆
きっと、
聴かせてね
って、書くだけ書いておかせていただきましょう~~~~(///▽//)
(MC-2)
ここで、MCとなり、すかさず、
「甲板長バディです!!」と、ローディのバディさんを紹介します。
「甲板長の指示に従っているばっかりで・・・・」
「しゃべる前に水をのんだほうがいいですよとか・・・」(会場爆笑)
「頭脳警察のバンドリーダー!!!」(⇒あ、これ横から言ったのは、砲手Takumi)
「ただの傀儡ですから・・・前にいるふたりは・・・みりゃわかるでしょ」
とかなんとか・・・(汗)
むむむむむむ~~ですね(爆)(このお気楽?というか、明るく、楽しげなノリは・・・確かに・・・)
このあたりから、結構、ダラダラ気味で、まるでアコースティックのふたりユニット「響」のライブみたいな趣が・・・そう、響の女房役、砲手Takumiも、なにげに横からしゃべってるし・・・・(笑)
ただ、そのわりに、あの、「次の曲」の説明は、「響」のときと違って、ごく簡単でした。
「先のイラク戦争・・・ニュースにもならなかった
モスルで虐殺された14歳の少年・・・ムスターファの歌を聴いてください!!」
「七月のムスターファです。」
08.7月のムスターファ
この「ムスターファ」ですが・・・実は個人的には、去年、ずっとあちこち追っかけてライブで聴いてきました「響」での演奏が、あまりにもあまりにも素晴らしいもので・・・。
私が、行った、今回より前の、5月の野音で、この今の頭脳警察で聴けても、どうも、いまひとつ?というか・・・いえ、それはそれで、もちろん悪くはなかったのですが、むしろ「響」の演奏での方が、なんだかもっと、インパクトがあり迫力を感じ、心にしみたというか・・・そんな印象でした。
とにかく、なにしろ、響でのインパクトが・・・・。
いくら、音が多くても、だから、必ずやその分、迫力を増すかというと・・・音楽というものは、不思議なものだと思います。
それこそ、あるいは・・・むしろ、まるで楽器のない、肉声だけの「アカペラ」が、どんな演奏をも、圧倒することもある・・・・・
そんなこんな、個人的には、考えたりしていましたが・・・
しかし、しかし☆
この日の、「ムスターファ」は、野音で聴いたよりも、ずっと、良かったですね~(30倍くらい?・笑)
音の届き方とか・・・
会場の広さ、音響?
それと、自分の立つ位置?(聴いた)ポジション?
まあ、いろいろと要因は、あるのでしょうけど。
今回は、スタンディングの最前列でしたので、目の前にPANTA、トシ・・・
いやーーーー、まず言いたいのは、やっぱり、トシさんのパーカッションですよ!!!
京都で「特弐型・響」として、響に、トシさん参加で、「ムスターファ」が演奏された映像をYouTubeでは拝見していましたが。
「ムスターファ」にトシさんのパーカッションこれは、インパクトありますね~~。
さらに、そこに、この「頭脳警察」は、チェリーさんと中谷さんという、安定した確実なリズム隊が基盤を作ってもいるわけで・・・
あ・・・・ただ、そのわりに、5月の野音では、そんなに思うほどでもなかったんですよね???(^^ゞ
で、個人的には、やはり、ここでも、「中山努」です。
今回、妙に、努先生の名前が出ちゃいますが・・・・
それもそのはず、私が聴いていたのは、中山さんと、PANTAさんの目の前です。
もはや、モニタ直?みたいな感じ?
わりと、いままでは、Takumi側(笑)といいますか、向かって、右が多かったんです。
そう、5月の野音もそうでした。(この野音は選んだわけじゃなくて指定席だったんですけどね)
でも、今回は、たまたま、位置を意識したわけではないのですが、なにしろ、こんなに狭いライブハウスとは思ってませんでしたので、私が入場した段階で、空いていそうな方角が、中央、やや向かって左だったんですね~。
でも、こちらの位置は、結構収穫でした。
いえいえ、そもそも、もっと、「離れた」普通の場所で聞ければ、音的には、もっとバランスよいはずなのでしょうけど、なにしろ、「ミーハー」なもので。
もっとも、これが、ホールとか、座席のある場所ならば、いざ知らずですが、こんなに狭いライブハウスのオールスタンディングでは、私は背も高いほうではないですし、「見えない」のは、イヤだな~(笑)
ということと、あと、オールスタンディングに耐えられる体力にも自信がないもので・・・。
はい。どうせ、おばさんなのであります・・・でも、もはや、頭脳警察ライブに来る、オーディエンスは、周囲をみまわすと、みなさん、どっこいどっこいの年齢層ばかりのようでもありますが・・(爆)
特に、今回は、対バンの、ロックンロールジプシーズも、すごく楽しみで、すごく興味もあり、聴きたかったので、なおさらです!!
★なにしろ、対バンライブで、両方大好きな組み合わせ!!だなんて、なかなかないのです★
こうなったら、やはり、一番前のかぶりつき!!は、ゼッタイ譲れない(笑)みたいな・・・・。
一番前ですと、柵がありますから、それに、よりかかったり出来ますし、荷物とかも、どこかに行っちゃう心配もなくて、ありがたいのですよ。(おばさん臭い発言で申し訳ないです・汗)
でも、ジプシーズのときには、前の方には、女性が多かったのですが・・・先にやったジプシーズが終わったら、その方々、ゲンキンなもので、そこから居なくなっちゃいまして・・・・かわりに、背の高いおぢさんたちが、たくさん前に押し寄せてきたのには、頭脳警察の客層が、象徴されていたようで、ちょっと密かに苦笑い。
泉谷しげるライブのときも、男性の比率が多いなあ~~やっぱり、とは思いましたが。頭脳警察は、まだ泉谷ほど、女性少なくもないかもしれませんが(うーん、いや、どっちが女性が多いものだかですけど?)しっかり、お客さんの「年代」は、並んでる感じですね。やっぱり。
ただ、泉谷は、やっぱり、知名度?というか、つまりメディアの露出は、だんぜん多いせいか、結構、若い人もちらほら・・・・(だから、頭脳警察も、やっぱり、ライブにいままでと違う「若いオーディエンス」を呼び込むためには、「適度なメディアの露出」は必要とは思いました。どこでやっても、同じ人ばかりが、全国各地、あちこち移動しているだけでは、厳しい・・というか、もったいないと、いつも思います・・・)
・・・あ・・・あ~あ、また、話が、横道に・・・脱線したまま、とまらなくなってしまいました。
すみません、すみません。
(とっちらかしてしまいましたが・・・・、最近、多いです。私、こういうの・・・爆)⇒少しは「推敲」しなさい!!!!
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ということで、ようやく話を元にもどしますが、何が良かったかって、トシさんのパーカッションもさることながら・・・
この頭脳警察の「七月のムスターファ」の演奏での、キーボードの音ですね~~。
もう、ほんとカッコイイ!!
間奏のフレーズとか、ステキでした~~。
(そういえば、間奏のフレーズと言えば、「オリーブの樹の下で」のアルバム収録の方では、バイオリンがくわわって、美しいフレーズが聴けますね。・・・そう、いつか、美緒さんもライブにゲストできていただいて、こちらのVer.も生ライブで、いつか聴いてみたいものではあります。)
実は、そもそも、恥ずかしながら・・・野音では、いまひとつ、はっきりきこえてこなかった音が・・・・
(なにぶんにも耳悪いもので・・・どうやら、このときは、私、あまり、キーボードの音がひろえてなかったみたいです・・・だって、なにしろ、あのときは、ブレーキのきかないギターのまん前あたりだったし・・・・ギターの音、でかいですよね~いつも・・笑・・・とかなんとか、自分の耳の悪さを、棚に上げ、ギターのせいにして言い訳をする・・・爆)
・・・・・今回の、ここでは、しっかりと、美しく聞こえてきました。
とにかく、この日、この「ムスターファ」は、圧巻!!!
ほんと、良かった。
このように、6人の頭脳警察としての、アンサンブル・・・というか、それぞれのパートのひとつひとつの音の調和が、耳にしっかり楽しめてくると、あらためて、つくづく、2008年・支援・特型陽炎の元の「頭脳警察」というのは、すごいバンドであると、思います。
あの5月の野音では、雰囲気は良かったのですが、そして野音独特のシチュエーション(とか視覚)にも、訴えるものがあり、そういう部分も、ライブ感として、大変重要なことは、わかっていますが。
振り返ると、その場では、届かない?というか、聞こえてこなかったような音が、いろいろあったのではないか?ということに、今回の、こういう、狭いハコで、聴きなおして気づいたりします。
40年のキャリアを誇る、現在進行の頭脳警察は、その卓越した、個々の演奏の極み?というか・・・、激しいロックで、とにかくノリノリに、はしゃいで騒ぐのも気持ちは良いのですが・・・
なんとなく、それだけでは、(私などは、音がききとれなくなっていたりしますので)なんだか、もったいない?ような気もしています・・・・。
頭脳警察のライブならば、「スタンディング」が当たり前?みたいな感じは、あるでしょうけど・・・・。
なんだか、私は、基本は座ってじっくり、「堪能」していたい気がしてます。
でも、もちろん、アンコールや、オーラスで、たたみかける場になったら、本能的に立ち上がれたりするというのが、イイですね~。
演奏者も、40、50代・・・オーディエンスも、基本、だいたい、似たり寄ったりの年代が主流なことだし・・
なんとなく、無理して、「スタンディング」じゃなくても良いのではないか?と、この現在進行形の、天賦の才の集団たちの演奏に、個人的に、思ってみたりしてます。
となりますと、やはり、理想の会場は、野音のように席の固定された場所や、ホールなど・・・・なのかな???
(・・・・といっても、頭脳警察というからには、どこまでも、いつまでも、超過激な曲で、大騒ぎできないことにはウソだ!!!って、人も、当然、いつの時代になっても、多いんでしょうけど・・・そのあたりはそれこそ、人それぞれの「感じ方」、そして、もはや「好み」の問題ですから、当然、ここでは、そういう方々を、否定するつもりではありません。聴き方、感じ方は、あくまで個人の自由★念のため)
でも、立って聴いて大騒ぎしても、座って、じっくり聴くにしても・・・・
やっぱり、このバンド、「この」頭脳警察で、絶対に、新譜を!!
新しい曲を、絶対に、聴きたいですね~~。
今度は、必ずや、やっていただけそうなので、そのことを考えただけでも、すごく、楽しみで、ならば、みーはーは、なんとか、今年度は、息子の受験のために、我慢して、その新譜の出る来年度にそなえよう!!!という、活力がわいてくる???(笑)というものです。
(MC-3)
ここで、3度めのMCとなり、このときはすかさず、
「甲板長、汗、拭いていいですか?」とか・・・・(^^;)
なにしろ、汗がすごかったです・・・・したたり落ちる汗を、私は目の前で見ていました・・・
とにかくステージ上が、ひどく暑そうでした。
「来年は40周年、思いっきり、花火をあげたいと思います!!」
(会場、拍手~~~~★)
「・・・・そんなこんなで、今、アルバムの準備と、ツアーでまわる準備とか・・・そういうものを・・・」
「ひとりで悶々と考えてます(笑)」
「すすんでいるとは言ってない・・(爆)」
「妄想するのはだれでも自由だからね」
(会場、苦笑~~~~)
来年の着地点をどこにするかな・・・とも言い出し、この前も野音のJohnny,Louis & Charとフラワーを
見に行ったりしてて・・・と言いつつ
「ああ、ここが原点かな・・・・とか思ったりもするんですけど・・・」などとも!!
(頭脳警察の40周年のワンマンライブin野音・・・・これは、やっぱり、憧れますね・・・・・・是非とも実現してほしいですね・・)
それから、さ来年はオレたちが「還暦」です・・・「どうしようかな・・・」と話し出したときに、すかさず、「オールナイトライブ!!!」とか「60曲!!!」とか、場内から掛け声があがりました。
「あ・・・オールナイトライブでいいの?そんなんでいいの?かんたんじゃん・・」
「・・・全ユニット集合させて・・・・300曲・・?・・?」
「・・・やれたらいいな・・・なんて、ひとりで悶々と考えてます(笑)考えるのは自由だろ!!」
「いろんなたくらみを考えてますので、おつきあいのほど、どうかよろしくお願いします!!」
「・・・頭脳警察で、初めてかもしれないね(笑)おつきあいのほど、よろしくお願いします・・・なんて・・・全然ロックっぽくないね~~(笑)」
その後も、どういう言い方すればいいのかな・・・・とつぶやきつつ、挙句の果てに
「40周年だっ、ぜーーーーーい!!!」
とか、言い出して・・・場内が、またまた、凍りつき・・(爆)
はては、トシさんに、
「酔っ払ってる?」とか・・・・。
「うん・・・・キミの酒の匂いがね・・・・」
「陽気になっちゃいけないって、甲板長に言われていたんだけどね(^^ゞ」
その後からは、次の演奏のシングル曲、「時代はサーカスの象にのって」という曲にまつわる話になるのですが・・・
これがまた、長かったです(笑)
本人も、話している途中で、「話し出すと長いから、やめます」とはおっしゃったのですが・・・。
それでも、この後も、いろいろとまだまだ、話は、長かったです。
そんなこんな、ふりかえってみますと、確かに、ご本人もおっしゃっていますが、「頭脳警察」ライブとしましては、これらのMCは、「異例に長い」(笑)ですね。
なにしろ、今回は、イベントの対バンライブで、ワンマンライブよりも、時間は限られていますので、始まる前の予想では、前に、伝えきいた、大阪ワンマンライブの、しゃべりすぎ?状態は、再現はされまい・・・と思っておりまして、むしろ、限られた一時間前後の中での演奏ならば、京都の西部講堂のような、ほとんど「無口」に、クールでありつつ、演奏はホットに?各楽曲を飛ばしまくる?方向のライブになるのではないかと思っていたのですが。
また、現に、最初の導入の感じも、初披露の「スホーイ」などを持ってきて、渋く、「頭脳警察!!」のひとことで、飛ばしてましたから。
その後、ここまで、話しまくる展開は、わりと意外といえば意外な感じはありました。
09.時代はサーカスの象にのって
堂々の2008頭脳警察シングル曲、これも、この日の演奏が、とても良かったですね。
もっとも、現に、2008年頭脳警察では、私はまだ、テレビと5月の野音と、これで聴くのが三回めでした。それまでに、以前の再々結成頭脳警察だとか、響でも、聴いてきてましたから、なんとなく、もう、昔から、何度も聴いた曲のような錯覚も覚えたりするのでしたが。
この日の演奏は、いよいよ、磨きがかかったような気がしました。
どこが、どういうふうに?って、私は音楽的にはど素人で、うまく表現できないのですが、すごくまとまってきたというか・・・ああ、これは、ほんと、良い演奏だな~って。
やっぱり、ほんと、先生方、すごいですよ。
きっと、これから、場数が増えるにしたがって、どんどん、「進化」がうかがえる、そんなすごい音を聞かせてくれるようになる!!
私は、この後、約半年くらいは、そんな進化の過程に立ち会うことは出来ませんが、来年度、ガンガン、ライブ、聞かせてもらえれば、それでよいです。そのときが、とても楽しみです。
10.間際に放て
すぐに続いたのが、この曲。
この曲も、「ムスターファ」と同様、私は、響での演奏が、とてもカッコイイと思えて気に入ってましたので、バンドバージョンには、「ムスターファ」同様に、かえって、迫力は、あのTakumiギターだけの方が・・・・と言う思いを抱いていました。でも、この曲も、この日、野音とは少し違った印象でした。
やっぱり、音の聞こえ方ですかね?うん・・・そうなんだ・・・ここでも、やはり、キーボードです。
キーボードの音の存在感なのでしょう!
この日は、なにしろ、私の位置ではキーボードがよく耳に届いてましたから。
11.嵐が待っている
さらにインターバルなしで、続いたのが、この曲。
私は、今回、2008頭脳警察では、初めて聴けました。
これ、やっぱり、最初の導入から、カッコイイですね~。
こういう曲を、ライブで聴いてしまいますと、やっぱり、70年代、初期頭脳警察のキケンでヤバイ、危ういかっこよさ?みたいなのが、少しは、感じ取れてくるというものですね・・・・。
やっぱり、すごい。70年代にして、こんなカッコイイ曲を、やっていたんだ、頭脳警察は。
伝説とか言葉にするのは簡単だけど・・・
言葉にしきれないものが・・・
この音、これらの「曲」の中には、確実に、ある!!
・・・・あまり、えらそうなことも言えない、ミーハーですけど。
やっぱり、「凄い」んだと思う。・・・・だけど、私が知ったときは、時すでに、半分が・・・89年なので、69年のデビューからもう、20年がすぎさってしまっていたわけですけど・・・。
だけど、その20年前だって、とても「凄かった」
だから、それから、およそ20年(正確には19年)私は、ずっと、ついてきています。そして、そのまま、ずっとついて行き続けるのだと思っています。
40周年の、半分の20年・・・まるまる、見落としてしまいましたが・・・・だけど、今なお、こうして、演奏が、歌が、聴ける、目の前に居てくれる!!
これが、とにかく、凄い。
その昔に、見た、ある泉谷しげるの映像で、泉谷が、熱心な一番のりファンに、話しかけてる・・・
「おい、昔からファンだからって、一番にきたからって、ちっとも偉いことなんてないんだからな!!」正確なことばは、もう忘れました・・・でも、こんなニュアンスだけ、ずっと忘れないで覚えています。
そして、自分自身でも、思っています。
自分が存在を知ることのできたあのときよりも、ずっとずっと、昔から、彼は、そこにいて・・・
でも、昔から知ってなくても、今、好きでいられることだけでも、凄いんだ。そして、幸せなんだ。
今、好きで時代を共有して、同じ空気をすって、同じ空間にいられるってこと、いくら、大昔からしっていても・・・それだけが、偉いわけじゃない・・(うらやましいけど・笑)
好きでいられれば、昨日からだって、明日からだって、凄くて、うれしくて、幸せなことなのではないかと・・・・
私は、ライブで、アーチストと同じ時間を共有できたことに対しては、そう思います。そして、そのたびに、こんなふうに彼と彼らに伝えたくなるのです・・・「同じ時代に生まれてくれて、ありがとう」
12.万物流転
今度も、ほぼ間髪入れずに、あの、「二拍三連」のドラミングの音が聴こえてきました・・・場内は、どこからともなく、「おおおお~~」というざわめきが!
「今日はどうもありがとう。ロックンロールジプシーズにも、拍手!!」
・・・・最初からセットリストの紙が丸見えだったけど・・・知っていたけど、この頭脳警察で、この万物流転・・・・演奏がはじまったとたんに、なんとも言えない感慨が・・・本当に、とっても感動しました。
今日のライブは、ずっとそうなのですが、音もよくて、調和も素晴らしくて、この曲で、中谷、ベースの音なんか、もう、カッコイイことと言ったら~!!
念願の中山キーボードがはいったアレンジで、聴けたのも、もう、感激です。いや~うれしかった。良かった。
パンタのギターも、もちろん、ステキ!!目の前で、直接、「ハートイン」しました
ドラムの音も要所要所で、美しくきまっていて、Takumiのスーパーギターとスーパーコーラスは当然健在で、聞かせてくれるし・・・・ほんと、盟友トシさんと・・・支援の陽炎の各メンバーの演奏、みんなみんな素晴らしい。カッコイイ。
そして、なにより、なにしろ「万物流転」
素晴らしい曲です。
PANTA最高~★
その後、盛大なアンコールのコールの後に、出てきてくれたトシの手には、やはりビールが・・・・
それを、最前列の観客の紙コップに、おすそわけのそそぎいれとかしてました(笑)
「本当に今日はどうもありがとう。来年はつきあってくれよな!!」
「フラワーを見に行ってたんで・・それにちなんで・・、Takumi、行こうか★」
【EN】
13.コミック雑誌なんか要らない
そう、ラストは、この曲。
期待された、花田、下山らのジプシーズとの、セッションは実現されませんでしたが・・・
というか、ここのステージの狭さでは、もう、私も最初の段階で見て、「無理」と感じました・・・
もはや、頭脳警察の、各メンバーのセットだけで、ぎゅうぎゅうづめでした・・・。
このアンコールで、「Takumi★」と呼ばれて、砲手、艦長の隣ににじりよりに行き、一緒に弾く場面もあったのですが、そのとき、PANTAのすぐ隣のトシさん、気をつかって、たちあがって、その場をよけていたくらいです。とにかく、移動するのも、大変なくらいに、非常に狭かった。
これで、花田さんや下山さんらのギターセッションと言うと、トシさんや、中山さんのセットをいったんかたづけたりするくらいでないと居場所が確保できないような感じでしたから・・・
でも、礼儀正しいPANTAは、きちんと、「ロックンロールジプシーズにも拍手」と訴えていましたし、最初でも、「一緒にやれてうれしいです」との言葉。
私自身、頭脳警察と、ジプシーズが、同時に、一夜のライブで一緒に聴けて、実際、すごくうれしかったので、まあ、セッションも、楽しみではあったのですが、それがなくても、とても満足できました。
アンコールの定番スタンダード曲の「コミック雑誌」ですが、今回は、ほんの少しですが、あのトシさんが、ちょっとだけ歌ってくれたりしてました。
頭脳警察のワンマンライブではありませんでしたが、代わりに、カッコイイ花田さんと、泉谷のオールナイトライブで、さきがけて、久々にお姿拝見できた、下山淳さんの、カッコイイギターの、ロックンロールジプシーズも、楽しめて、この日は、大満足です。いつも、ワンマンじゃないと・・・と贅沢なことを言っている私ですが、こういう、対バンライブならば、むしろ「お買い得」というくらいなものです。
(ああ・・・そういう意味では、先日の、「野郎どもの共宴」という、泉谷しげるとチャボバンドとエレカシの三つ巴ライブも、かなり魅力的でしたけどね~~。)
ともあれ、そして、とうとう、「今年度」の私自身の、「見納めライブ」は、めでたく幕を閉じました。
40周年、「来年はつきあってくれよな!!」とこの日のライブの最後に言い残した、PANTA。
はい。来年は・・・ちょっと、でも、個人的家庭の事情で、一月、二月は、まだ無理なのですが(苦笑)
(したがって、私が、一番最初の言いだしっぺだった「ファン主催」の東京ZKワンマン2.21も、絶望状態ではありますが、来年の春以降は、必ずや「ぢごくの果て」まで???ついてまいります。(ホントか?)
だから、それまで、もっともっと、うーーんと、「熟成」して、かつ、うーんと、自由に、明るく(笑)
ライブのMCでも、しゃべりたいこと、どんどん、しゃべっていただいて★
それと、まだまだ、残されている、未発表、未演奏の輝かしき楽曲たちを、どんどん「再生」させてあげて、我々に聞かせてほしいです。
もう、頭脳警察だからと言って、カタチにとらわれる必要なんか、まったくないと思います。(あ、「私は」をつけわすれましたが・・ここが肝心。「私は」思います・笑)
とにかく、今の頭脳警察の6人は、もの凄いメンバーです。
この日本の最高最強スーパーロックバンドの大活躍を、「来年度」願ってやみません。
新世紀、新型40th頭脳警察2009に、みーはーは、陰ながらも、大いに期待をして、そのHAL
・・・じゃなくて来春・・・の春を、待つことにいたします。
(おしまい)
あーー、ほんと、手短に無口な、みーはーライブるぽ、久しぶりに終えました。
長々と、だらだらと、とまらなくなってしまいました。(まるで、だれかのMCのようです・・・なんて、調子に乗っていると、また、叱られますね・・・爆)
長い駄文に最後まで、おつきあいいただけました、奇特な方・・・もし、いらっしゃいましたら、どうもありがとうございました。
何卒、支離滅裂の言いたい放題を、ご容赦くださいませ。
かしこ