20年前にタイムスリップシリーズ№8ですが、初回にも書きましたが、年代、順番は、かなりアトランダムで、前後してしまいますが、今夜は、このフライヤー二枚の紹介です。
1991年(平成3年)は、記念すべき年でした。
第一次再生頭脳警察が始動したのは1990年で、前日に紹介したように、1991年1月からスタートした「万物流転」ツアーのファイナル公演2月27日、渋谷公会堂「最終指令自爆せよ」をもって、この再生頭脳警察は、ラストライブとなり文字通り「自爆」したわけでした・・・・。
しかし!!
私の中では、ずっとずっと、紛れもなく、なんといっても頭脳警察史上最高傑作アルバムという位置づけにある再生頭脳警察の「頭脳警察7」に続く二枚目のアルバム『歓喜の歌』は、なんと、この頭脳警察全国ツアーが全て終了し、「自爆」ライブを終えてから、およそ三ヶ月も経過した5月21日のリリースでした。
もう、このアルバムは、とにかく、私は聴いて、夢中になりました!!!
そして、当然のごとく、どうして、この時期に?と思っていました。このアルバムの収録曲を、ライブで・・・あの渋谷公会堂で、聴きたかった・・・と・・・・。
ところが、渋谷のラストライブで自爆したはずの「再生頭脳警察」でしたが、なんと、この名盤「歓喜の歌」リリース日からわずか二日後の5月23日!!紹介フライヤーの下のように、「頭脳警察」ならぬ、「悪たれ小僧」という頭脳警察の「覆面バンド」のライブが、(今はなき)浅草常磐座で開催されました。
これにも、私は参加しました。このときは、「歓喜の歌」のアルバムがとても気に入ってましたので、渋谷公会堂のライブ以上に、胸ときめかせての参加だったと思います。
その5月23日 浅草常磐座 「悪たれ小僧」ライブのセットリストです。
1.あやつり人形
2.月蝕と日蝕の谷間で
3.やかましい俺のロックめ
4.鹿鳴館のセレナーデ
5.スホーイの後に
6.最終指令自爆せよ
7.セフィロトの樹
8.R★E★D
9.Quiet Riot
10.銃を取れ!
11.悪たれ小僧
12.イライラ
13.ふざけるんじゃねえよ
14.煽動
EN
15.万物流転
16.LIVE EVIL
17.獲物の分け前
18.コミック雑誌なんか要らない
19.People
この「悪たれ小僧」はベースにマルコシアスバンプの佐藤研二が参加、ゲストには同じくマルコシアスバンプの秋間経夫もGで参加しました。さらにG、菊池琢己もアンコールで登場!!
『歓喜の歌』から「セフィロトの樹」や「LIVE EVIL」が聴けて当然当時の私は、とても感動していたはずですが、それでもこうしてセットリストを改めて振り返りますと、『歓喜の歌』からの演奏は、やっぱり全部とは行かず、リリース直後にしては少なかったと思います・・。
個人的には、最高傑作、名作中の名作アルバムですが、このリリースタイミングといい、ライブ演奏回数の少なさといい・・・・・
またしても・・・「もったいない」ことであったと・・・(苦笑)この言葉をまた、繰り返してしまうのでした。
そんな、1991年5月下旬・・・・・・私にとって歴史的名盤が生まれ、第一次再生頭脳警察の覆面バンドとしての「悪たれ小僧」ライブで、これぞ、最後の最後のライブが聴けたというこの年月・・・
それから数日過ぎて、翌月6月にはいって、6月2日!!
何を隠そう!!
この日が、私の「結婚記念日」です(^^ゞ(照)
結婚式の後、旅立った新婚旅行・・・・・・その飛行機や、旅先でも、常に聞き続けていた『歓喜の歌』でした・・・
あれから19年が過ぎました・・・・・
・・この二枚の「フライヤー」は、そんなこんなで、私自身にとっては、いろんな想い出と感慨がいっぱい詰まっているのです