★20年前にタイムスリップシリーズ№15★
今回は、新宿日清パワーステーションで、1992年1月15日と2月15日、マンスリーで二ヶ月連続で行われた「PANTAX'S WORLD SPECIAL」です。
1月の公演では、とうとう私は、このときに、初の「SDSシート」です。
(私はその後も、PANTAライブでのSDSは、この他にも、あと三回ほど体験していたようです。チケットがありました。また別投稿で紹介します)
SDS、つまり「スペシャルディナーシート」というわけで、お食事しながらのライブ鑑賞となるわけでしたが、そこでの「スペシャルディナー」のメニューが上の画像です。
このように、メニューのバックには、アーチストとバックメンバーのサイン入りでした。このメニューは、このサイン入りのおかげで、とてもよい保存版「メモリアルカード」となれました。
このメニューのサイン上だけでは、認識しづらいかもしれませんが、サインしてあります、この日のメンバーはこうです。
1992.1.15 at 日清パワーステーション
PANTA
菊池琢己(g)
野沢勉(b)
後藤升宏(dr)
中山努(kb)
【セットリスト】
1.ガラスの都会
2.モータードライヴ
3.臨時ニュース
4.トリックスター
5.ブリキのガチョウ
6.つれなのふりや
7.夜明けはまだ
8.ステファンの六つ子
9.月の刃
10.やかましい俺のロックめ
11.悲しみよようこそ
12.ネフードの風
13.P-WAVE
14.キック・ザ・シティ
15.走れ熱いなら
16.屋根の上の猫
17.マラッカ
18.極楽鳥
【EN】
19三文役者
20.マーラーズ・パーラー
21.ロックもどき
22.メイーズ
23.裸にされた街
こうして改めて私自身、ここに記載しながらも、わくわくしてくる内容です♪
こんなライブを、あのパワステで、SDSで、座りながら、じっくりと鑑賞できたこのときの私は、幸せでした。
まあ、迫力という意味では、ライブハウスといえども、二階ですので、一階で聴ける迫力の臨調感と、その音響には、どうしてもかなわない部分はございますが、それでも、座って聴ける・・・ステージ全体の様子を見渡して鑑賞できるという環境は、「座ってじっくり鑑賞したい派」の私にとっては、最高でした。
ただいかんせん「食事代」が余分に多くかかるということはありますが、それでも、このシートは、やっぱり気分良かったです!!
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さて、ちょっと余談にはなりますが・・・パワステの「SDS」で想い出すのは、泉谷しげるが、このパワステでライブをやって(泉谷しげるの一週間のときでしょうか?たしか・・)
それで、そのとき、例によって例のごとく(こういう客いじりは、泉谷は、今現在でもやりますが・・(笑))
このパワステのSDSのお客さんに対して・・・(このライブは、私もB2で聴いていたのでしたが・・)
「コラ、そこの!!メシ食ってんじゃねえぞ~~!!!!」
と、思い切り・・・(笑)(そう、ちょうど、先日の高島屋のコミック展で、最前列のお客さんに、そこの!!マスクしてんじゃねえ!!」みたいな、言われもないような、つっこみをしたのと同じように???(爆)
しかも、さらに、性質の悪いことに・・・・さらにこの時の「SDS」の観客のことも、もっと「具体的」に・・・・・(^_^;)
「オラ~、そこのカップル!! いちゃついてんじゃねえ!!! ~~~・・・・ おまえら、この後、どうせイイコトしにいくんだろ~~」
・・(笑)とかって・・・・思い切り・・・しつこくやっちゃったものだから・・・・・(爆)
で、その話が、、なんとあろうことか!!!
実は、その後、私が初めて参加したPANTAのソロライブのパワステで、PANTAのMCで紹介されることなるのでした(笑)
・・・・・えっ?
どうしてそんなことになったかって?!?
実はですねえ・・・それが・・・・
なんのことはない・・・
その
「メシくってんじゃねえ~」
「いちゃついてんじゃねえ~」
だのなんのって、いじられまくっていた、そのときのSDSの「カップル」というのが・・・・
なんのことはない、PANTAだった!!という(爆)(^_^;)(^_^;)(^_^;)(^_^;)
その日は、PANTAが、「スタイリストの女の子」とふたりで一緒に、SDSで泉谷しげるライブを「鑑賞」していたらしいんです(笑)
・・・・・しかし、よりによって、PANTAが、泉谷に、観客として、いじられるだなんて(爆笑)
あとで、PANTAは、「あれはオレだ!!」って、泉谷に言ったらしいんですけどね・・・
そうしたら泉谷が・・・
「なんだよ、だったら、言えばいいじゃん・・・オレだ!って」(笑)
・・・・・いやーーーー、当時のPANTAのそのハナシには、大笑いしました。
なにしろ現に、その両方のパワステに私は居ましたからね(笑)
しかし、その場で「言えばいいじゃん」って言っても、さすがにいえませんよね~~~(笑)
それにしても、今月は高島屋の泉谷しげるのコミック展でもって、やっぱり泉谷に、いじられたお客さんが、約二名機嫌を損ねて「退場」してしまいましたが・・・・
このときの「カップル」もですね・・・もし、仮にPANTAとスタイリスト女性ではなくて、たとえば、たまたま、泉谷ファンの男性が、思い切って彼女をライブに誘い・・・・さらに、これが、初めての「デート」?みたいな、万が一、そんな初々しいカップルで、女性の方は、泉谷しげるのこういうキャラを知らないで、ただ彼氏についてきたような人だったとしたら・・・・・・(笑)
このいじられ方のせいで、その彼女は、彼氏を置いて、高島屋のときの人みたいに、ひとりで怒って途中退場!!(笑)とか・・・・・・・・(爆)なんちゃって・・・・・・・
まあ、その「カップル」がPANTAでよかったのやら、悪かったのやら(笑)
・・・・しかし、私も、「こういう出来事」って言うのは、よーく覚えているものですよね(^^ゞ
それから、その翌月の2月15日のチケットがこれです。
こちらの方は、土曜日の公演でしたし、SDSはすでに売り切れだったのかもしれません。
普通に、B2のスタンディングでした。
1992.2.15 at 日清パワーステーション
PANTA
菊池琢己(g)
野沢勉(b)
後藤升宏(dr)
中山努(kb)
【セットリスト】
1.カムフラージュ
2.サルベージ
3.DESIRE
4.429ストリート
5.ドーベルマン
6.奴と俺とお前と
7.綺羅と紛れて
8.スカンジナビア
9.夜霧に消えた青春
10.ロックンロールトリートメント
11.16人格
12.メールドグラス
13.夜と霧の中で
14.プラハからの手紙
15.聖樹
16.R★E★D
17.BLOCK25AUSCHWIZ
18.13号埋め立て地から
19.BOFURA
20.バニシングロード
21.終宴
【EN】
22.P.I.S.S.
23.フェロモンの誘惑
24.グッドモーニングブルース
25.反逆の軌跡
26.Again&Again
27.オリオン頌歌第二章
パワステの91年8月のウイークリースリーデイズライブの三回ともだぶりのない「日替わりセットリスト」の内容も素晴らしいものでしたが、どうでしょう!!この92年1月と2月のマンスリー、スペシャルライブの「日替わりセットリスト」。
こちらも、今、そのラインナップを文字で振り返るだけで、わくわくしてくる内容ですね!!
素晴らしいです。
1月のHAL、PANTAソロ初期アルバム主体のメニュー対して、2月は、それ以降のPANTAソロアルバム楽曲が、次々と!! トータル27曲ですよ。
こういうフルワンマンライブを、マンスリーで行っていたのです!!!
改めて、こうして振り返ってみると、私は、40年のPANTAのキャリアのうち、そのたった半分の20年前からのファンではありましたが、再生頭脳警察を経て、こんな充実した良き時代のPANTAソロライブを、パワステで、何度も体験できていたのですから、幸せでした。
また、これらのライブ鑑賞の記憶があるからこそ、いまだに、私はPANTAから結局は抜け出せません・・・・・。
そして、この2010年、PANTA還暦を迎えた今現在にしても、今後の活動には、もちろん、この頃のような充実したライブを必ず、まだまだ、もっともっと聴かせてもらえるという感触は2月6日の頭脳警察の怒涛の4時間、32曲ライブを体験できた故に、改めて手ごたえというか、今後の予感として、私は感じているし、大いに期待するものです。
まだまだ。還暦を「通過点」と言ってのけて、新たなる創作活動といい、歌唱力といい、充実している、2010年のPANTAです!!
当面は、まだしばらく「頭脳警察」としてのライブが続くのかもしれませんが、PANTAソロとしても、私はPANTAの持つ有限の未来と、無限とも思える偉大なる才能と可能性を、眩しく感じているのです。