LUPIN THE THIRD“JAZZ”大野雄二トリオ, 大野雄二バップこのアイテムの詳細を見る |
行ってまいりました♪私にとって、初めてのJAZZ LIVE体験でした。
とにかく、徒歩で行ける、普段はエアロビで毎週通っている会場だったこともあり、あとは、若かりし頃(笑)からの馴染みで、ずっと大好きだった「ルパン三世」のテーマソングの作曲者!!
この二点の魅力に誘われ、初めて体験した、グランドピアノとウッドベースのみによる、大野雄二さんのJAZZ LIVEでした。
前半の第一部の演奏は、ほとんどがスタンダードジャズナンバー。
JAZZシロートの私には、そのほとんどが、多分、初めて耳にする曲ばかり(笑)
それが、もーーう。最初から「堪能」してしまいました。素晴らしかったです。
プロが弾くグランドピアノの音を、「聴こうと思って」、こんなにじっくりと目の前で聴いたのは、多分初めてでしょう。
そして、ウッドベースの奏でる、あの心地良い響きも。
もう、その、カッコイイこと、素晴らしいことと言ったら!!
凄い、良い音が出るものですねえ~。これが、本当に、ベースとピアノだけの音なの?みたいな(笑)
なにしろ、シロートの私には、カルチャーショック(笑)とでも言うが如きの、そんな初めての生JAZZベース&ピアノの演奏体験でした。
一曲めから、いきなり、もう、カッコイイことと言ったら!!
思わず、心の中で「すっごーーい」(*^_^*)って。息を呑んでしまいました!!
時に美しく繊細に、時に激しく奏でられるその音たちは、全て生き生きと。
ちょうど、ピアノを弾く姿の後ろ側に位置した私と友人くれさん。
お陰で大野さんの奏でる指の動きのひとつひとつを、観察しながら、鑑賞出来ました。
凄い指の動き、まさに「魔法の手」
三年前に、仙台で、PANTAのライブで、見たロケットマツさんの手の動きにも、「魔法の手」という言葉を使ってた私(笑)
ピアニストの指って、どうしてあんなに指が長くて大きいの?(笑)
ピアノ弾いていると、指がだんだん、伸びていくのかなあ(笑)(^^ゞ
ときおり、右足を高く上げたり、上半身全てを立ち上げたりして、猫背でかなでる大野さんの後ろ姿は、趣があって、雰囲気もばっちりで、惹きこまれてしまいました。
もう、迫力でした。
安ヵ川さんも、カッコ良かった。
ときおり、アドリブの応酬みたいになって、大野さんの方を見て、にやりとしながら、奏でるウッドベース。双方、楽しみながら、「闘っている」。
アドリブも加わっているので、曲がこれで終わりと思っても、なかなか終わらない(笑)
やはり、タダモノではない、プロの演奏だ!!(^^ゞ
安ヵ川さんのベースも凄かったです。この人、全編ソロベースアルバムなんかも出しておられる方で、ソロのベースだけの演奏のアルバムって、いったい(^_^;)どんなんだ~?
そんな話を聞いただけでも、また、すごい。
なんか、私、ただ単に、近くで、ルパン三世のJAZZが聴けるかもしれない(笑)というだけで、ここにやって来てしまったけれど、なんか、凄いものが聴けてしまっていました(^_^;)
もう、素晴らしくて、たとえお目当てのルパンをやらなくても、やはり、聴きに来た価値は充分あったわい!!なんて、既に思っていたんですよ。
「思っていた倍以上時間がかかってしまいました(笑)」
「こういうことはよくあることで。」
「そういうのが、ジャズの、いわゆるアドリブというところで、止まんなくなっちゃうんですね・・・」(^^ゞ
とかって、おっしゃって、会場の笑いを誘う、大野さん、話もなかなか面白い方で。
この前、CDを聴いたときにも、本人のライナーノーツにコメントがあって、ユーモラスな書き方していたのを読んだのですが、見かけ?によらず、明るい、ユーモアのセンスもある感じの、穏やかな話しぶりをされる方でした。
「音楽は、なんとかだから、良いというものではなくて、たまたま僕らのやっている、とっかかりの部分がJAZZだったというだけのことで、良いものはみんな良いということで、楽しみながら聴いていただければと思うわけです」(概要、そのままのMC再録ではありません)
こう言った、趣旨のMCにも私なんかは、非常に好感が持てて、かつ、共感致しました。
私自身、JAZZなんて、知識まったくなかったので、そんな自分が、聴きに来てみて、どんなものだったのかなぁ~(汗)と言う一抹の不安みたいなのは、正直言って、やはり心のどこかでは、ありました。でも、大野さんが、おっしゃられたとおり、また、こういう話をきくまでもなく、すでに、このMCに行く前に、聴いてきた段階で、私もそれは非常に感じておりました。
良い音楽は、みんな「良い」「楽しんで」聴くことが、出来れば!!これですね。
ロックだからどうとか、これはフォークだから、クラッシックだから、JAZZだから、果ては、私の場合(笑)洋楽だから、日本語の歌詞が無いから、歌の無い音楽だから・・・とかって、それだけで、聞く耳さえ持てないようでは、いけませんでしたねえ。
まあ、こんなふうに書いていても、私は、元々、あえて、さけていた訳ではないのですが、ね。(^^ゞ
どちらかと言うと、聞く機会が無かったということになりますか、自分の場合は、どちらかと言うと。聞く耳を持たない訳でもありませんでしたが、ひとつ、コレと思うと、そればっかり夢中になって、深みにはまって、聴き込んでしまいます。だから、他の音楽を聴く必要性と時間がなくなっちゃう(笑)
ようは、きっかけ、タイミングですね。
今回も、たまたま、ご近所で、エアロビやっている場所で、今回のLIVEを知って、それが、たまたま、「ルパン三世」の大野雄二さんだった訳で、良いタイミングで、良い音楽が聞けて、とてもラッキーだったと思いました。
で、ライブの話にもどしまして。
前半最後の曲として、なんと、私としては、待望の!!待ってましたの、嬉しい「ルパン三世」から、
「ラヴスコール」!!
やはり、いままでのスタンダードナンバーも、勿論聴き応え充分で、堪能出来ていた訳でしたが、やはり、聴き馴染んでいる曲をやってもらえると、その興奮度は、違いますね♪
すごい、嬉しかったです。
また、JAZZのテイストで生で聴くこの曲の、しゃれていて、カッコイイことと言ったら。
もう、うっとりでしたねーー。
素晴らしかったです、本当に。
その後、休憩が入って、後半へ。後半は、最初に数曲やった後で、MCで「これからは僕のオリジナルで」「今日の主催しております小林さんのリクエストから、普段はほとんどやらないんですけれど」
と言って、『人間の証明のテーマ』
わあ、懐かしい♪これも、ルパン同様、大野さんの作ったオリジナルの名曲で。
こんなのまで、聴けるだなんて、ラッキー★主催者のヒト、偉い!!(笑)
そう、さっきも、書きましたが、聞き覚えのある、知っている曲ですと、また、聴き応えも格別で。
「人間の証明」といっても、特に、当時は、ルパンと違って、私には、正直言って、特別にとても好きな曲だったという思いいれもなかったのでしたが、やはり、時代の空気で、聴きなじんでまして、これを、今、こうして、JAZZのテイストで、美しく聴けて、本当に良かった!!本当に、美しい旋律が胸に響き渡りましたねー♪あーー、良かった!!
そして、引き続きでは、これも、映画の曲で「犬神家の一族」!!
私、結局、今回のライブも、「ライブるぽ」みたいに書いてますけど、致命的なのは、こういう、聴き馴染みのある、大野さんオリジナル作の、テレビ、映画の曲以外は、その曲名がひとつひとつ紹介
出来ないんですよーー(^^ゞ
誠に、申し訳ありませんです。(爆)でも、スタンダードも、ほんと、ひとつひとつ、素晴らしかったです。ちょっと、一曲、一曲が、それこそ、アドリブはいってて、長くて、(この曲は、果たして、いつ終わるのだろう(爆))と心配するように長いのもありましたけど(笑)
アドリブがどうの、と言う以前に、そもそも曲を知らないので、なおさらに、それは感じてたです。
きっと、元々曲とか、知ってて聴けていたならば、もっともっと、素晴らしく感激できたのでしょうねえ~。残念(笑)でも、こればっかりは、仕方有りませんね(^^ゞ
JAZZ LIVEの特徴?なのでしょうか?
演奏の最中に、ときおり、演奏がまだまだ終わっていないのに、観客から拍手が沸き起こるということが、しばしばありました。
そもそも、曲を知らない(笑)私は何故、このタイミングで拍手が起こるのか?が最初、不思議だったりしてました。
で、結局私は、最期まで、そういう観客の拍手のタイミングには合わせられず(笑)そのタイミングの拍手で自分も同じに拍手することは出来ませんでした(^_^;)
当然、完全に曲が終わった後の拍手ならば、盛大に致しましたよ(笑)←念のため(^^ゞ
そして、「最期になりましたが、最後は、やはりルパンです」
わーーい。やったーー♪ヽ(^o^)丿
私の一番のお目当ては、コレでしたから、あー良かった、ちゃんとルパンもメニューに用意してくれていて!!
「ルパン三世愛のテーマ」と引き続いて「ルパン三世のテーマ」
あーー、良かった(T_T)
だって、もともと、これを聴きに来たつもりでしたからね。
愛のテーマの後のルパンのテーマは、また、大作に仕上げてくださってて、ラストに用意されていただけあって、聴き応えも充分な、やはり、「長篇」の大作でした!!なかなか、演奏が、終わりませんで、止まりませんでした。もう、カッコイイ、ベースの音も、効果バッチリ!すごく、シックに、大人なJAZZのルパンザサードでした♪
その後は、なんと、アンコールに、こんどは、おひとりで出てこられて、「ソロで、小さな旅をやります」と。NHK「小さな旅」のテーマ曲を。これが、また、良かったーーー。ピアノだけのソロもまた、それはそれで、格別で。
という訳で、すーーっかり、堪能しまくりの、ひとときでした。行けて良かった♪ありがとう。
それにしても、会場には、小さなお子様連れの方が、四組ぐらいいらっしゃられてましたが、みんな実におとなしく、静かに真剣に聴いていて。同伴の、うちとほぼ同じぐらいの小学生がふたり居る、くれさんと一緒に、ほんと、「感心」してました。
「ああいう子って、ひょっとして、生まれながらにJAZZを聴いて育っているのかしらねえ~」(^^ゞ
最初、うちも、近いことだし、家族で行ってしまおうか?なんて、一瞬考えたものでしたが、ゼッタイに、無理だったと思います。アイツら、きっと、すぐに飽きて、そわそわ、「つまんなーい」とか「帰りたい」とか言い出しそうだったなぁ~って(爆)
またまた、ながーーく、なってしまいました。夜も更けて、また、いいかげんにしないと、ダレかに叱られそうです(笑)
ということで、以上、シロートな私の「JAZZ LIVE」初体験るぽを終了いたします。<m(__)m>
ピアノとベースというデュオ編成だと、バンド編成よりもよりお互いの音に集中し合って密度の濃い空間を創り上げることになりますね。しかも、歌心溢れる優れた演奏家同士だと、そのやりとりのひとつひとつが緊張感の昂まりと共に表情を持って聴き手を魅了してくれます。
お子さん達にとっても、知らない曲や聴きなれないスタイルであろうと、その音楽性の高さが伝わったのでしょうね。
多くの曲はイントロ→リフ(テーマ=メロディ)→ピアノソロ→ベースソロ→掛け合い(アドリブ応酬)→リフ→エンディングという構成が基本になっていたと思います。もちろん順番が違ったり、一方のソロがなかったりする曲もあったと思います。演奏の合間に入る拍手は、主に2通りあります。
・まずはソロ(アドリブ)パートが終わった時や掛け合いが終わってテーマに戻る時
・かっこいいフレーズや高度な技を繰り出してキメた時
とはいえ、クラシックと違って気持ちの赴くままに拍手や声援を贈って良いのです。プレイヤーもそれを受けてよりノッた演奏ができますし。
今回は更にご自分の好きな曲の作者の演奏ということで、また格別だったことでしょう。もう立派なジャズファンですね。
いろいろ教えてくださって、とてもありがたかったです。
曲の構成のご教授に、なるほど!!
拍手の入るタイミングについても、そういえば!!なるほど、ああ、やっぱり☆と思いました。
ベース寄りの最前列に、初老な感じの渋い男性が客席におりまして、その男性が、かなり声援と拍手のタイミングをリードしてました。ある曲では指を鳴らしたりしてて、それが、静かな会場内には、わりと付近でいた自分たちとかには、よく聞こえてて、しっかりタイミングが合っているから、なんか、カッコ良かったです。
でも、ここのホール、段差も無いところで、本当に最前列なんかだと、目前でベース弾いているので、ときおり、その男性は、興奮と感激のあまりにか、立ち上がって、安ヵ川さんの肩を叩いてみたりしてて(汗)
でも、ダレカのバンド形態の、「あのバンド名」のロックライブにだけ、現われるメット姿のガラの悪いような観客のソレ(笑)とは違ってて、上品で、和やかな感じで、その方は、思いっきり場を盛り上げてくれていたようにも思われます。
大野さん自身「リラックスして、楽しんでください」とおっしゃられていたように、はりつめた緊張感の中にも、和やかさ、暖かさもあって、加えて格調高さもあって、素晴らしい空間でした。
ホントに素晴らしいライブでした。
keitonさんのルポを拝見しながら、昨夜のシーンを再現していました。
JAZZにも色んなジャンルがあって、ややもすると異次元にいる感覚に陥る事もありますが、大野さんの弾くピアノはハーモニーも旋律もとても美しく、受け入れ易く、ものすごく心地いいヒトトキでしたね。
好きです。大野さんのピアノ…ハート(笑)
私もJAZZを弾いてた事がありましたが、私が弾いていたのはJAZZの真似事であった…と(笑)
あの最高峰のライブが体験できて、keitonさんにはひたすら感謝であります!
また相模大野に大野さん来るって知ってた??(笑)
JAZZ喫茶に何年も勤めながら、まったくうとい私なのですが、とにかく好きなのです。最近は、ビブラフォン入りのが好きで…。(欲しい!!)大野さんのルパンの中ではどっぷりJAZZっぽくアレンジしたのより、オープニングにも使われていたライトな感じのJAZZバージョンが好きです☆
こちらこそ、お世話さまでした。一緒に行けてお陰さまで、とても、楽しゅうございました♪
くれさん、いいなぁ~。ご自分でも弾けて。
また、こんど、いつぞや見たいに、聴かせて欲しいですねえ~。モチロン「ルパン三世」を中心に。他にも、いろいろと。
ご家族だけに聴かせておくだなんて、勿体無い(笑)っていうか、くれさんのご家族、羨ましい(笑)
えーー、相模大野に来るのー??
し、知らなかったー。何時?いつーぅ?
し、調べてみよう。。。
で、でも、もし、3月だったら、ちょいと、もはや、あれ以上ライブに行くのは、マズイです。おそろしすぎます(爆)(^_^;)
>にゃあすさん
わー、JAZZ喫茶でお仕事されていたのでしたかー。凄い、すごい。
オープニングの、ビブラフォン入り、良いですねえ~。
※ところで、あおきさんのコンサートにご出演の際の衣装は、そろそろお決まりでしょうか(笑)えっへへ。
大野雄二さんのサイトに書かれた書き込みからやってきました。
とても楽しそうなライブのレポートを読ませていただきました。
お書きになっていた大野さんがノッてきたときの動きの描写などは会場での大野さんの動きが目に浮かぶようです。
大野さん、またヒトリJazzのファンを増やしたようですね。
大野さんのライブの定番構成はピアノトリオですので、今回のようなピアノとベースのデュオはとても興味深いですね。
ご存知かもしれませんが、大野さんは先日CDを3枚同時発売されました。
初の本(DVD付き)も昨年発売されました。
今回のライブで大野さん自身に、そして大野さんの奏でるJazzに興味をもたれたのでしたらゼヒとも上記のCDや本も手にとって見てくださいね。
早速、あちらから、飛んで来ていただけたんですね。ありがとうございます。
まだまだ大野さんに関してはシロートで、今回の文章も勉強不足で駄文でしたけれど、ライブの雰囲気、少しは伝わっていただけましたでしょうか?(^^ゞ
ほんと、素晴らしくて、振り返ると、いまも、なお余韻たっぷりで、大満足しています。
大野さんのMCによると、やはり最初は、こちらでも、トリオでやろうとしていたらしいのですが、「こういう会場でならば、むしろ、安ヵ川さんとのデュオの方が、いろんな試みが出来る」というような趣旨の話をされていました。
主催者さんの熱意も意気に感じてくださったようで、選曲も大サービスで、初心者にも聴きやすく、馴染みある曲に加えて、美しくて聴きやすい曲が多かった気がします。
MCも、ユーモア交えて、かつ丁寧で、そんな大野さんのお人柄にも、大変好感が持てました。今後の活躍にも、ますます期待してしまいます。
どうやら、2月にも、私どもの地元でコンサートしていただけるようです。
こんどは、トリオで。
さっそく、詳しく調べてみましたところ、また、これが、とても雰囲気の良さそうな、場所でして。
行けるかどうかは、まだわかりませんが、「わーーあ。また、行きたーい」と思ってしまいました。
※(くれさん、どーする?)(笑)
おそばせながら、その節はご来場ありがとうございます。
あ、ご紹介遅れましたが先日のライブを主催しました小林と申します。
なんだかお褒めのお言葉も頂いておりましたので、ご挨拶だけでもと思いまして・・・
私個人にとりましても今回のライブは「夢」のようなライブでありました。いまだにアノ余韻が残っております。
ご来場いただいた方々にもこんなに喜んで頂けるなんて本当に主催者冥利につきるライブでした。
皆様本当にありがとうございました。
いらっしゃいませ。なんと、なんと、あの主催者、ご本人さまからコメントがいただけるなんて、大変に光栄です♪
こちらこそ、本当に、素晴らしいライブを主催していただけましたことを、感謝しております。
コバヤシさまのお陰で、「普段はやらない」と言う『人間の証明のテーマ』まで聴くことが出来たことは、本当に嬉しかったです。
この曲が、また良かったですねえ。素晴らしくて、本当に、私もいまなお、余韻は消えません。
もう、初めて聴く、大野さん、ここまで素晴らしいとは!!
また、「あの空間」だからこそ、実現した、トリオならぬベースとのデュオ、実に貴重なライブが経験出来たと、誇れます!!
思いがけず、私のご近所で、素晴らしい音楽との出遭いを授けていただけましたことには、感謝感激しております。
重ね重ね、ほんとうに、ありがとうございました。<m(__)m>