久しぶりに小屋の様子を見に行ってきた。
コロナで県またぎできなかったので3か月ぶりだ。
小屋入りの前にもちろん釣りに行く。
上小管内にある大好きな高原の渓を目指す。
しかし、昨年の台風19号で見るも無残な姿になっていた。
流程18kmあるその支流は、すさまじい氾濫を起こし、護岸を削り、橋を押し流した。
今は10kmほどの区間に重機が入り修復中である。
もちろん、人間の生活を守ることは当然である。
しかし、川はもう元には戻らない。
あの開豁で美しい渓は死んだ。
一縷の望みを託してその支流の源流域に入った。
カエルとセミの大合唱が迎えてくれて、夏の訪れを感じさせてくれる。
やはり、ここでも崖が崩れ、踏み跡がなくなり、流れは荒れ果てていた。
水は清らかで、美しいポイントも残っている。
どこからでもイワナが出てきておかしくない。
でも、何の反応もない。
すべて絶えてしまったのだろうか。
3時間の遡行の末、ようやく顔を出してくれたイワナは少し悲しげな目をしていた。
生き残っていてくれてありがとう。
もう今後数年間は、ここに来るのをやめておこう。
源流域だけでもいいので、再生することを強く願う。
イワナたちの生命力の強さに期待したいのだ。
車止めの近くでモミジイチゴの群生を見つけた。
キイチゴは、赤やオレンジのものをよく見かけるが、自分はオレンジ色したこのモミジイチゴの方が好きだ。
つぶれないようにそっと摘んで、一気にほうばる。
口の中いっぱいに甘みが広がる。
少し気持ちが落ち着いた。
小屋へ向かうとしよう。
峠道は崖崩れで通行止めとなっていたため、小屋まで大迂回するはめになった。
いつもの1.5倍くらい時間をかけてようやく到着した。
この季節、敷地内は一面の蕗畑になっている。これは毎年のこと。
3時間かけて小屋内の掃除と布団干し、そして外回りの点検や掃除を済ませる。
異常無し。
ベランダで休憩。
画像に写っているシングルバーナーは、キャンピングガスのポケットコンロ。
35年前、アウトドア雑誌に載っていたのに一目惚れをして購入した。
大学生の時は、これをザックに入れて海外遠征をした。
荷物の中にガスカートリッジを入れていても空港で没収されることはなかった。
のんきな時代であった。
ただ、このカートリッジが曲者で、特殊な金口のため他のメーカーとの互換性が無い。
ヨーロッパでは、全く手に入らずかなり困った。
そのうち日本でも生産を終了してしまった。
今、小屋に未使用のカートリッジが1つと半分くらい残っているのが1つ。
それを使い切ったら、おしまいだ。
バーナーヘッドは、全く問題なく使用できるので、ぜひカートリッジを再生産してもらいたいものだ。
おそらく、私のように困っている人は、結構多いのではないだろうか。
昼寝から起きてもまだ明るかった。
夏至を過ぎたとはいえ、夏の日は長い。
明るいうちからハイボールで御一人様宴会だ。
安いウイスキーはすぐに酔いが回る。
こうやってだらだら過ごせる週末が戻ってきたことが何よりうれしい。
コロナで県またぎできなかったので3か月ぶりだ。
小屋入りの前にもちろん釣りに行く。
上小管内にある大好きな高原の渓を目指す。
しかし、昨年の台風19号で見るも無残な姿になっていた。
流程18kmあるその支流は、すさまじい氾濫を起こし、護岸を削り、橋を押し流した。
今は10kmほどの区間に重機が入り修復中である。
もちろん、人間の生活を守ることは当然である。
しかし、川はもう元には戻らない。
あの開豁で美しい渓は死んだ。
一縷の望みを託してその支流の源流域に入った。
カエルとセミの大合唱が迎えてくれて、夏の訪れを感じさせてくれる。
やはり、ここでも崖が崩れ、踏み跡がなくなり、流れは荒れ果てていた。
水は清らかで、美しいポイントも残っている。
どこからでもイワナが出てきておかしくない。
でも、何の反応もない。
すべて絶えてしまったのだろうか。
3時間の遡行の末、ようやく顔を出してくれたイワナは少し悲しげな目をしていた。
生き残っていてくれてありがとう。
もう今後数年間は、ここに来るのをやめておこう。
源流域だけでもいいので、再生することを強く願う。
イワナたちの生命力の強さに期待したいのだ。
車止めの近くでモミジイチゴの群生を見つけた。
キイチゴは、赤やオレンジのものをよく見かけるが、自分はオレンジ色したこのモミジイチゴの方が好きだ。
つぶれないようにそっと摘んで、一気にほうばる。
口の中いっぱいに甘みが広がる。
少し気持ちが落ち着いた。
小屋へ向かうとしよう。
峠道は崖崩れで通行止めとなっていたため、小屋まで大迂回するはめになった。
いつもの1.5倍くらい時間をかけてようやく到着した。
この季節、敷地内は一面の蕗畑になっている。これは毎年のこと。
3時間かけて小屋内の掃除と布団干し、そして外回りの点検や掃除を済ませる。
異常無し。
ベランダで休憩。
画像に写っているシングルバーナーは、キャンピングガスのポケットコンロ。
35年前、アウトドア雑誌に載っていたのに一目惚れをして購入した。
大学生の時は、これをザックに入れて海外遠征をした。
荷物の中にガスカートリッジを入れていても空港で没収されることはなかった。
のんきな時代であった。
ただ、このカートリッジが曲者で、特殊な金口のため他のメーカーとの互換性が無い。
ヨーロッパでは、全く手に入らずかなり困った。
そのうち日本でも生産を終了してしまった。
今、小屋に未使用のカートリッジが1つと半分くらい残っているのが1つ。
それを使い切ったら、おしまいだ。
バーナーヘッドは、全く問題なく使用できるので、ぜひカートリッジを再生産してもらいたいものだ。
おそらく、私のように困っている人は、結構多いのではないだろうか。
昼寝から起きてもまだ明るかった。
夏至を過ぎたとはいえ、夏の日は長い。
明るいうちからハイボールで御一人様宴会だ。
安いウイスキーはすぐに酔いが回る。
こうやってだらだら過ごせる週末が戻ってきたことが何よりうれしい。
溪は荒れても流れだけは美しいくて素晴らしい!
昨年の台風であちこちの渓が荒れてしまったけれど
生命力の強い岩魚はいずれ復活してくれると信じたいですね。
モミジイチゴ、上品な酸味が群を抜いてます。
このイチゴには不思議に虫がつかないのでおもいっきり頬張れるですよね~!
ゆっくりのんびりww最高じゃないっすか〜
面倒くさがりの私には別荘は持てないな〜
でも憧れますね
こんにちは!
重機が何台も入って土砂を積み上げ、見るも無残な姿になった渓の姿を写真に撮る気にはなりませんでした。
源流域もだいぶ荒れてしまいましたが、写真に残したような美しいところもありました。
なんとかイワナに復活してほしいと思っています。
モミジイチゴ、そういえば虫がつかないですよね。
言われて気づきました。
>はだっちさん
こんにちは!
別荘と言っても大したものではありません。
小屋です、小屋、(笑)
いろいろ手間はかかりますが、それを楽しんでいます。