新型コロナウイルスが蔓延し始めたころ、ある細菌学者が「この流行は、3~4年たたないと収まらない。」とテレビで言っていたが、果たして本当にその通りだった。
当時、自分は「そんな大げさな…」と思っていたが、識者の見通しは千里眼のごとき先見性を有していたのである。
そして、乗り越えた。
おかげで、数年ぶりの晴れ晴れとした気持ちでシーズンを過ごす日々が戻ってきたこと、無事にシーズンを終えられたことを感謝している。
それでは、偉大なるマンネリズムとなっている恒例のシーズン総括にまいりましょう。
天候
いつも解禁当初は渇水に苦しんでいることが多いのだが、今年は雨の日が多く、それがよい釣果につながった。
桜の開花が観測史上最速であったことに合わせるかのように山菜の萌芽も早かった。
梅雨の時期は初めこそ雨が続いたが、7月からはカラ梅雨といっていいほどだった。
その後は7・8・9月と記録的な猛暑日が続いた。
東京の真夏日が90日、8月は全て真夏日という史上空前の暑い夏だった。
8月に台風が連続して発生していたが、関東地方に大きな影響がなかった。
あまり秋を感じることもなくシーズンを終了した。
フィールド・釣行回数
釣行回数は16回。
思ったより少なかった。
原因としては、シーズン初期から尺イワナが続いて、結構満足してしまったことと、夏の暑さが釣欲を喪失させてしまったことが考えられる。
振り返ってみると、7月は1回、8月も1回しか釣りに行っていない。
9月後半、槍ヶ岳山行で酷い捻挫をしてしまい、その後は渓に立つのは無理だった。
右足は、未だに腫れと痛みが収まらず、足首を曲げることができないままである。
新規開拓はゼロ。
しかし、数年ぶりに訪れた渓がいくつかあり、それはそれで新鮮さがあった。
コロナが明けて、しばらく行っていないところもたくさんある。
齢も重ねてきたことだし、あまり無理な新規開拓を行わなくても、昔を思い出して再訪したい渓はいくらでもある。
釣行先は、以下のとおり。
・多摩川水系支流(東京都、山梨県)
・峡北漁協管内(山梨県)
・桂川漁協管内(山梨県)
・上小漁協管内(長野県)
・裾花川漁協管内’(長野県)
・狩野川漁協管内(静岡県)
・黒部(富山県)
コロナ禍以降、テント泊釣行もやっていないので、来シーズンは復活させたいものだ。
気が付けばアラカンと言っていい年齢になっている。
体力が衰え切る前に、やれることはやっておかないと。
釣果
昨年はイワナで苦労したが、今シーズンはイワナが好調だった。
逆にヤマメのサイズが伸びず苦しんだ。
ヤマメがいい年はイワナが欲しくなり、イワナが好調だとヤマメを渇望する。
アングラーとは罪深い生き物なのだ。
①解禁初釣行時の尺イワナ
シーズン初期は体力のある大きな魚から動くという定説はあるものの、初釣行で尺イワナが出たのは初めてのことだった。
この日は、朝一で入った支流が不発で、本流筋に移動したことが功を奏した。
②三度目の正直で出た尺イワナ
3月2本目の尺イワナ
雨で増水したタイミングで出た。
この日は、先に尺絡みを2本バラしており、三度目の正直で仕留めた。
③今季最大の33㎝イワナ
数年ぶりに訪れた渓で、この日唯一の釣果だった。
BLINKプロトタイプで出たのも印象的だった。
タックル・その他
あまり目新しいものは導入していない。
そもそも物欲に乏しいタイプというか、一度気に入ると壊れるまで使い続けるので、今年はラインやスナップやフック等の小物以外は買わない年だった。
メインタックルは、テンリュウ・レイズインテグラル5.1ft+ダイワ・21カルディア。
丈夫で不具合無し。
小渓流やシーズン初期の弱いアタリに対応するため、スミス・トラウティンスピン・ダガーストリーム5.0ftが重宝している。
先日の記事にも書いたが、これまでにエンドキャップを2個紛失した。
緩みやすいんだよね。
結構お高いので、もう買わないでいく。
何か代用品は無いものか。
情報求む。
そういえば、釣り用のウェアを買った。
リバレイのラッシュガード(黒)とコロンビアのフィッシングシャツ(薄黄)。
ラッシュガードはネットでお買い得だった。
コロンビアのフィッシングシャツは、これで3着目。
ポケットが多く、背中がメッシュになっていて、使い勝手がいい。
BLINKルアー・フィールドテスター6年目。
今年も、数々のイワナとの出会いを演出してくれた。
中でも、プロトルアーで前述の33cmを仕留めたのは嬉しかった。
このプロト、そろそろ世に出るとか、出ないとか…。
コラボ釣行
コロナ全面解除となった今年。
コラボ釣行もほぼ月1ペースでお世話になった。
一人もいいけど、一緒もいい。
これからも末永くお付き合いをお願いします。
<3月> 伊豆のアマゴちゃん(shinichiさん)
<4月> 激渋のち祭り(shinichiさん)
<5月> イワナの楽園(shinichiさん)
<6月> 梅雨の源流釣行(あなさん)
<7月> 炭火焼肉源流亭(soraさん)
<9月> アテンド釣行 in 北ア(魚信さん、マサハルくん)
気になっているのは、キャピキャピ隊結成10周年記念釣行が実現できていないことだ。
どうしてもメンバーの休みが合わないのである。
焦らずタイミングを探っていきたい。
山菜採り・渓飯等
冒頭にも書いたが、春の訪れが異例の早さであったことから、山菜も通常より半月、遅い年と比較したら1カ月以上早く出始めた。
中でも、タラノメを3月中に採ったのは、これまでにないことだった。
フキノトウ、タラノメ、コゴミ、ヤマウド、ワラビ、定番の春の山菜は、今年もよく採れた。
フキノトウの味噌汁、フキ味噌、おひたし、てんぷら、酢味噌和え、山菜スパゲティ、山菜うどん、山菜チャーハン、山菜と豚肉の炒め物、毎週のように様々な料理で舌鼓を打った。
自然の恵みを美味しくいただけることに感謝したい。
自然の恵みと言えば、イワナもそうである。
イワナの刺身もてんぷらも、釣り人であるからこそ最も新鮮な状態で味わえる。
もちろん、食べるために釣っているわけではないが、たまに食べることで命の尊さや感謝を感じることもできると考えている。
コラボ釣行は、渓飯を楽しむ絶好の機会である。
一人で行くときは、飯抜きなんてザラだし、そこまで長時間にわたって釣りをすることもないからだ。
単独釣行でも渓飯を楽しむ大人の余裕を身に付けていきたい。
まとめ
毎年、この総括を書くたびに、「いったいいつまで続けられるだろう。」と考えている。
釣りもブログも、である。
幸いどちらも飽きるほど突き詰めているわけではないので、楽しく続けることができている。
「畳の上では死ねない」なんて、そこまでストイックではないが、楽しいことは手を変え品を変えてでも、できるうちは続けたいのだ。
これから先も元気に釣りに行けることに感謝し、渓魚との一期一会を大切にしていきたい。
当時、自分は「そんな大げさな…」と思っていたが、識者の見通しは千里眼のごとき先見性を有していたのである。
そして、乗り越えた。
おかげで、数年ぶりの晴れ晴れとした気持ちでシーズンを過ごす日々が戻ってきたこと、無事にシーズンを終えられたことを感謝している。
それでは、偉大なるマンネリズムとなっている恒例のシーズン総括にまいりましょう。
天候
いつも解禁当初は渇水に苦しんでいることが多いのだが、今年は雨の日が多く、それがよい釣果につながった。
桜の開花が観測史上最速であったことに合わせるかのように山菜の萌芽も早かった。
梅雨の時期は初めこそ雨が続いたが、7月からはカラ梅雨といっていいほどだった。
その後は7・8・9月と記録的な猛暑日が続いた。
東京の真夏日が90日、8月は全て真夏日という史上空前の暑い夏だった。
8月に台風が連続して発生していたが、関東地方に大きな影響がなかった。
あまり秋を感じることもなくシーズンを終了した。
フィールド・釣行回数
釣行回数は16回。
思ったより少なかった。
原因としては、シーズン初期から尺イワナが続いて、結構満足してしまったことと、夏の暑さが釣欲を喪失させてしまったことが考えられる。
振り返ってみると、7月は1回、8月も1回しか釣りに行っていない。
9月後半、槍ヶ岳山行で酷い捻挫をしてしまい、その後は渓に立つのは無理だった。
右足は、未だに腫れと痛みが収まらず、足首を曲げることができないままである。
新規開拓はゼロ。
しかし、数年ぶりに訪れた渓がいくつかあり、それはそれで新鮮さがあった。
コロナが明けて、しばらく行っていないところもたくさんある。
齢も重ねてきたことだし、あまり無理な新規開拓を行わなくても、昔を思い出して再訪したい渓はいくらでもある。
釣行先は、以下のとおり。
・多摩川水系支流(東京都、山梨県)
・峡北漁協管内(山梨県)
・桂川漁協管内(山梨県)
・上小漁協管内(長野県)
・裾花川漁協管内’(長野県)
・狩野川漁協管内(静岡県)
・黒部(富山県)
コロナ禍以降、テント泊釣行もやっていないので、来シーズンは復活させたいものだ。
気が付けばアラカンと言っていい年齢になっている。
体力が衰え切る前に、やれることはやっておかないと。
釣果
昨年はイワナで苦労したが、今シーズンはイワナが好調だった。
逆にヤマメのサイズが伸びず苦しんだ。
ヤマメがいい年はイワナが欲しくなり、イワナが好調だとヤマメを渇望する。
アングラーとは罪深い生き物なのだ。
①解禁初釣行時の尺イワナ
シーズン初期は体力のある大きな魚から動くという定説はあるものの、初釣行で尺イワナが出たのは初めてのことだった。
この日は、朝一で入った支流が不発で、本流筋に移動したことが功を奏した。
②三度目の正直で出た尺イワナ
3月2本目の尺イワナ
雨で増水したタイミングで出た。
この日は、先に尺絡みを2本バラしており、三度目の正直で仕留めた。
③今季最大の33㎝イワナ
数年ぶりに訪れた渓で、この日唯一の釣果だった。
BLINKプロトタイプで出たのも印象的だった。
タックル・その他
あまり目新しいものは導入していない。
そもそも物欲に乏しいタイプというか、一度気に入ると壊れるまで使い続けるので、今年はラインやスナップやフック等の小物以外は買わない年だった。
メインタックルは、テンリュウ・レイズインテグラル5.1ft+ダイワ・21カルディア。
丈夫で不具合無し。
小渓流やシーズン初期の弱いアタリに対応するため、スミス・トラウティンスピン・ダガーストリーム5.0ftが重宝している。
先日の記事にも書いたが、これまでにエンドキャップを2個紛失した。
緩みやすいんだよね。
結構お高いので、もう買わないでいく。
何か代用品は無いものか。
情報求む。
そういえば、釣り用のウェアを買った。
リバレイのラッシュガード(黒)とコロンビアのフィッシングシャツ(薄黄)。
ラッシュガードはネットでお買い得だった。
コロンビアのフィッシングシャツは、これで3着目。
ポケットが多く、背中がメッシュになっていて、使い勝手がいい。
BLINKルアー・フィールドテスター6年目。
今年も、数々のイワナとの出会いを演出してくれた。
中でも、プロトルアーで前述の33cmを仕留めたのは嬉しかった。
このプロト、そろそろ世に出るとか、出ないとか…。
コラボ釣行
コロナ全面解除となった今年。
コラボ釣行もほぼ月1ペースでお世話になった。
一人もいいけど、一緒もいい。
これからも末永くお付き合いをお願いします。
<3月> 伊豆のアマゴちゃん(shinichiさん)
<4月> 激渋のち祭り(shinichiさん)
<5月> イワナの楽園(shinichiさん)
<6月> 梅雨の源流釣行(あなさん)
<7月> 炭火焼肉源流亭(soraさん)
<9月> アテンド釣行 in 北ア(魚信さん、マサハルくん)
気になっているのは、キャピキャピ隊結成10周年記念釣行が実現できていないことだ。
どうしてもメンバーの休みが合わないのである。
焦らずタイミングを探っていきたい。
山菜採り・渓飯等
冒頭にも書いたが、春の訪れが異例の早さであったことから、山菜も通常より半月、遅い年と比較したら1カ月以上早く出始めた。
中でも、タラノメを3月中に採ったのは、これまでにないことだった。
フキノトウ、タラノメ、コゴミ、ヤマウド、ワラビ、定番の春の山菜は、今年もよく採れた。
フキノトウの味噌汁、フキ味噌、おひたし、てんぷら、酢味噌和え、山菜スパゲティ、山菜うどん、山菜チャーハン、山菜と豚肉の炒め物、毎週のように様々な料理で舌鼓を打った。
自然の恵みを美味しくいただけることに感謝したい。
自然の恵みと言えば、イワナもそうである。
イワナの刺身もてんぷらも、釣り人であるからこそ最も新鮮な状態で味わえる。
もちろん、食べるために釣っているわけではないが、たまに食べることで命の尊さや感謝を感じることもできると考えている。
コラボ釣行は、渓飯を楽しむ絶好の機会である。
一人で行くときは、飯抜きなんてザラだし、そこまで長時間にわたって釣りをすることもないからだ。
単独釣行でも渓飯を楽しむ大人の余裕を身に付けていきたい。
まとめ
毎年、この総括を書くたびに、「いったいいつまで続けられるだろう。」と考えている。
釣りもブログも、である。
幸いどちらも飽きるほど突き詰めているわけではないので、楽しく続けることができている。
「畳の上では死ねない」なんて、そこまでストイックではないが、楽しいことは手を変え品を変えてでも、できるうちは続けたいのだ。
これから先も元気に釣りに行けることに感謝し、渓魚との一期一会を大切にしていきたい。
こんにちは!
こちらこそ大変お世話になりました。
後半はすこしダレちゃいました。
あまりレポートをお届けできず、申し訳なかったです。
オフシーズンに釣欲をため込んで、来期は失速しないようにがんばります!
前半戦で満足してしまいましたかwスタートダッシュ決めてましたからね!
こんにちは!
今シーズンは、早い時期によいイワナが出てくれたおかげで、気持ちが楽になりました。
果たして、来年はどうなることやら。
オフシーズンは、カミさんとクラフトビールツアーが再開しそうです。
捻挫は、しばらくかかるかな?
あとはクラフトビ-ルを楽しみながら、足の捻挫を養生して下さいませ!