shinichiさんのお誘いで黒部へ。
念願だった平乃小屋に泊まって釣り三昧が実現した。
三連休を有効に使おうということで、shinichiさんには夜通し運転していただいた。
無料駐車場にも滑り込みセーフで停められ、幸先がよいスタートだ。
天気だけが多少心配のタネ。
快晴の空と深いグリーンの湖面が出迎えてくれた。
何度となく見ているこの風景だが、いつもテンションをあげてくれる。
ここ数か月の記事で何度となく書いているが、体力低下が止まらない。
風邪が長引いたり、仕事漬けで食事や睡眠が毎日バラバラであったり、何をして日々が過ぎているのかよくわからない状態だ。
先日の編笠山でも、さんざんな目にあったが、果たして今回の黒部釣行も同じ轍を踏むことになってしまった。
くしくもこの日は、各地で猛暑日となり、山梨県の甲府では37度だったとか。
ここ黒部でもおそらく30度は越えていたのではないかと思う。
少々軽いキモチでいた自分に対して、平乃小屋までの道のりは長く辛いものになってしまった。
shinichiさんにはご心配をおかけして申し訳なかった。
こんな沢を何度もわたり、
崩壊地のトラバースにぞっとしたり、
崩れかかった名物の長い階段を下りたり、登ったり、
もちろん、気持ちのよいトレイルもある。
もう人には言えないくらいの時間をかけて、やっと平乃小屋に到着した。
入り口のベンチにへたり込んでいると、おかみさんが出てきて、「中で休んで。お茶を飲んで。水が美味しいよ。まず、顔を洗って。」とマシンガンのように話しかけてくれた。(笑)
なんでも、数日前の豪雨で各ルートがズタズタになってしまったらしい。
五色が原からも、奥黒部からも、誰も下りてこない。
ダムからここまでのルートも、渡渉点の橋が軒並み流されてしまい、昨日復旧したばかりだということだ。
私たちは復旧後の最初の客らしい。
とにかくお世話になります、ということで部屋でバタンキュー。
1時間ほど昼寝をしていると、shinichiさんに「釣り、いきましょうよ。」とハッパを掛けられ、支度を始めた。
オーナーの佐伯氏にインレット付近の様子を聞いて、近場で竿を出すことにした。
佐伯氏に教えてもらったとおりに釣っていると、さっそくブルーバックの美しいニジマスが釣れる。
shinichiさんは、いいペースでニジを釣っていく。
私は、疲れと暑さで、途中から座ってロッドを振り続けた。
アレキサンドラをテレテレ引いてくると、ドスンとロッドが引き込まれた。
インレットをダウンで釣っていたので、すごい重みでロッドが満月になった。
引き寄せると、34cmのオスのニジマスだった。
こんなヒレピン見たことがないくらい、鋭角の尾びれが見事だ。
17時30分で初日は終了。
二日目は谷に入った。
とにかく天気が悪くなるようなので、雨が降ったら湖まで降りてきてニジマスと遊ぼうというプランになった。
予想はしていたが、谷は水量が多く、なかなかルアーを打てる場所がない。
黒部のイワナは重役出勤なので、水温が上がる日中まで我慢の釣りが続いた。
反応が出始めたのは、11時ころから。
シンキングを岩の奥に打ち込むと、そこそこ楽しめるような展開になってきた。
越年と思われる黒っぽいイワナや、黒部らしい白っぽいイワナも釣れる。
こんな泣き尺まで出てきてくれて、大満足である。
BLINK60mmシンキングが本日のメインルアー。
流れの押しが強いので、このくらいのサイズがちょうどよかった。
谷の奥の稜線が黒い雲で覆われると一瞬雨が落ちてくるが、すぐに雲は流れて雨は止む。
雨の合間を見計らって、ランチタイムにした。
谷の両岸に雪渓が現れはじめたところで、いよいよ本降りの雨になってきた。
14時ちょっと前に納竿し、谷をくだりはじめた。
小屋に戻ってきて、イイ感じに酔っぱらっている佐伯氏に釣果の報告。
この時期にミノーで釣れたことに大変驚かれたようだった。
ちょっといい気分。
平乃小屋はとても快適だった。
酔っぱらった佐伯氏の語りも、サザエさんのようなおかみさんも、番犬のモモちゃんも、訪れる客にとってはオアシスである。
またここに戻ってきたいと思えるところだ。
一晩降り続いた雨も、翌朝は小降りになってきた。
おかみさんにお礼を伝え、再訪を約束した。
名残惜しいが帰りましょう。
来るときは下ばかり見て歩いていたので、帰りはできるだけこの深い自然を目に焼き付けて帰ろうと思った。
ブナの大樹が、雨上がりの日差しにキラキラしていて眩しかった。
shinichiさん、今回も運転していただいてありがとうございました。
もう少し体力を回復させないと、ダメですね。
いやもう、本当に反省しております。。。
念願だった平乃小屋に泊まって釣り三昧が実現した。
三連休を有効に使おうということで、shinichiさんには夜通し運転していただいた。
無料駐車場にも滑り込みセーフで停められ、幸先がよいスタートだ。
天気だけが多少心配のタネ。
快晴の空と深いグリーンの湖面が出迎えてくれた。
何度となく見ているこの風景だが、いつもテンションをあげてくれる。
ここ数か月の記事で何度となく書いているが、体力低下が止まらない。
風邪が長引いたり、仕事漬けで食事や睡眠が毎日バラバラであったり、何をして日々が過ぎているのかよくわからない状態だ。
先日の編笠山でも、さんざんな目にあったが、果たして今回の黒部釣行も同じ轍を踏むことになってしまった。
くしくもこの日は、各地で猛暑日となり、山梨県の甲府では37度だったとか。
ここ黒部でもおそらく30度は越えていたのではないかと思う。
少々軽いキモチでいた自分に対して、平乃小屋までの道のりは長く辛いものになってしまった。
shinichiさんにはご心配をおかけして申し訳なかった。
こんな沢を何度もわたり、
崩壊地のトラバースにぞっとしたり、
崩れかかった名物の長い階段を下りたり、登ったり、
もちろん、気持ちのよいトレイルもある。
もう人には言えないくらいの時間をかけて、やっと平乃小屋に到着した。
入り口のベンチにへたり込んでいると、おかみさんが出てきて、「中で休んで。お茶を飲んで。水が美味しいよ。まず、顔を洗って。」とマシンガンのように話しかけてくれた。(笑)
なんでも、数日前の豪雨で各ルートがズタズタになってしまったらしい。
五色が原からも、奥黒部からも、誰も下りてこない。
ダムからここまでのルートも、渡渉点の橋が軒並み流されてしまい、昨日復旧したばかりだということだ。
私たちは復旧後の最初の客らしい。
とにかくお世話になります、ということで部屋でバタンキュー。
1時間ほど昼寝をしていると、shinichiさんに「釣り、いきましょうよ。」とハッパを掛けられ、支度を始めた。
オーナーの佐伯氏にインレット付近の様子を聞いて、近場で竿を出すことにした。
佐伯氏に教えてもらったとおりに釣っていると、さっそくブルーバックの美しいニジマスが釣れる。
shinichiさんは、いいペースでニジを釣っていく。
私は、疲れと暑さで、途中から座ってロッドを振り続けた。
アレキサンドラをテレテレ引いてくると、ドスンとロッドが引き込まれた。
インレットをダウンで釣っていたので、すごい重みでロッドが満月になった。
引き寄せると、34cmのオスのニジマスだった。
こんなヒレピン見たことがないくらい、鋭角の尾びれが見事だ。
17時30分で初日は終了。
二日目は谷に入った。
とにかく天気が悪くなるようなので、雨が降ったら湖まで降りてきてニジマスと遊ぼうというプランになった。
予想はしていたが、谷は水量が多く、なかなかルアーを打てる場所がない。
黒部のイワナは重役出勤なので、水温が上がる日中まで我慢の釣りが続いた。
反応が出始めたのは、11時ころから。
シンキングを岩の奥に打ち込むと、そこそこ楽しめるような展開になってきた。
越年と思われる黒っぽいイワナや、黒部らしい白っぽいイワナも釣れる。
こんな泣き尺まで出てきてくれて、大満足である。
BLINK60mmシンキングが本日のメインルアー。
流れの押しが強いので、このくらいのサイズがちょうどよかった。
谷の奥の稜線が黒い雲で覆われると一瞬雨が落ちてくるが、すぐに雲は流れて雨は止む。
雨の合間を見計らって、ランチタイムにした。
谷の両岸に雪渓が現れはじめたところで、いよいよ本降りの雨になってきた。
14時ちょっと前に納竿し、谷をくだりはじめた。
小屋に戻ってきて、イイ感じに酔っぱらっている佐伯氏に釣果の報告。
この時期にミノーで釣れたことに大変驚かれたようだった。
ちょっといい気分。
平乃小屋はとても快適だった。
酔っぱらった佐伯氏の語りも、サザエさんのようなおかみさんも、番犬のモモちゃんも、訪れる客にとってはオアシスである。
またここに戻ってきたいと思えるところだ。
一晩降り続いた雨も、翌朝は小降りになってきた。
おかみさんにお礼を伝え、再訪を約束した。
名残惜しいが帰りましょう。
来るときは下ばかり見て歩いていたので、帰りはできるだけこの深い自然を目に焼き付けて帰ろうと思った。
ブナの大樹が、雨上がりの日差しにキラキラしていて眩しかった。
shinichiさん、今回も運転していただいてありがとうございました。
もう少し体力を回復させないと、ダメですね。
いやもう、本当に反省しております。。。
こんばんは!
黒部のイワナは、ヤマトイワナだと思いますが、他の地では見られない独特の形質を備えているような気がします。
出会えることに喜びを感じました。
山小屋泊まりは、楽ちんで快適でした。
クセになってしまいそうです。(笑)
>jbopperさん
こんばんは!
山小屋に連泊しての釣行は初めてでしたが、とても快適でクセになりそうです。
登山道の画像はちょっとおっかないところばかり載せてしまいましたが、健康体であれば歩けるところです。
といいつつも、今回私はかなりへばってしまいましたが。(笑)
遠くて行きづらい環境が、よいイワナを温存していることにつながるのだと思いますが、黒部も谷がだんだん荒れて、イワナの数も減っているようです。
私にはもうこんな歩きは無理だろうなぁ…(汗)
その時にそこでしか釣れない魚たちにも逢えて
十二分に英気を養えたのでは?
黒部の岩魚は、綺麗ですね
釣りビジョンでみた事がありますが
まさに桃源郷のような感じですね
また山小屋で泊まれるなんて
本当に楽しそうです!
僕もいつか挑戦してみたいです♪
こんにちは!
あまりの水量の多さに、イワナは諦めモードだったのですが、なんとか手にすることができてよかったです。
この時期は早すぎるということがわかり、よい勉強になりました。
南アは減水だったんですね。
実は来週末に行く予定なのですが、大丈夫かな?
黒部らしい岩魚に出会えてよかったですねえ!
僕たちは8月後半に4日間の計画を立てています。
美味しい水に棲む岩魚は旨いですよねえ。
この4日間、南アルプスで遊んでいましたが
減水のため岩魚が神経質になっていて数は出るものの小物ばかり。
増水の黒部が却って羨ましいほどでございます。
こんばんは!
小屋までのアプローチが結構長く、不安定な場所もあったので、予想以上に疲れました。(shinichiさんは、なんでもない様子でしたが。)
黒部の谷はとても開けているので、気持ちがいいです。
大爆釣とまではなかなかいきませんが、一尾一尾との出会いに感動できました。
魚も景色も最高ですね!
こんばんは!
はるばる黒部まで行った甲斐がありました。
BLINKミノーのおかげで、黒部イワナに出会えましたよ。
ニジマスも引きがパワフルで楽しかったです。
次回はフローティングで釣果報告できるようにガンバリます!
>shinichiさん
こんばんは!
こちらこそ、いつも助けていただいて、ありがとうございます。
天気も崩れがちでしたが、何とか満足できる釣果があってよかったです。
平乃小屋は、思い描いていた通りの快適なところでした。
次回はあっちの谷ですね~。
毎度お付き合いいただきありがとうございました!
湖も谷も楽しめて、サイコーでしたね。
小屋も良かったですね~(°∀°)
来年は入れなかった谷に行きたいですね。
またよろしくお願いします(^o^ゞ
岩魚はもちろんですが、ニジマスもピカピカで超カッコイイです。
素晴らしい釣行のお手伝いが出来たようで、嬉しいです。
今後とも宜しくお願いします。