前回の記事で、今年はタラノメの出る時期がとても早まっているということを書いた。
自分の中のシーズンカレンダーでは、麓の桜が散り、新緑と共にタラノメが出てくることになっている。
もっというと、ヤマザクラが満開になると、その付近のタラノメは食べごろなのである。
過去の画像を振り返ってみて、タラノメをいつ採ってきたか確認することで、春の訪れが早まっているかどうかを検証してみたい。
記録を見ると、2012年からほぼ毎年同じところで採取していることが分かった。
ちなみに、標高は600m付近である。
◇2012年4月28日
やはりタラノメとコゴミを同時に採っている。
自分の中ではこの時期にタラノメを採るイメージが強い。
2013年と2014年は、記録なし。
このころは仕事が忙しかったり、職場で倒れて入院していたりしたため、山菜どころではなかった。
◇2015年4月18日
このくらいのサイズが一番食べごろ。
◇2016年4月9日
たくさん採れているが、少し小さい。
あと3~4日後がベストタイミングだったかもしれない。
これまでの収穫時期からすると、この年はかなり早く芽が出ていたといえる。
◇2017年4月16日
この年も少し小さめ。
やはり、この3~4日後がベストタイミングだろう。
◇2018年4月7日
ベストタイミングでの収穫。
このくらいが天ぷらに一番いい。
それにしても、4月7日は早い。
このあたりから春の訪れが早まってきているのか。
◇2019年4月20日
すでに多くが摘まれており、収穫は少な目。
採取時期としては、前年より遅くなった。
◇2020年4月25日
コロナ禍で緊急事態宣言中だったが、こっそり採りに行った。
もう時効でいいよね。
収穫時期は、自分のシーズンカレンダーにしっくりくる。
◇2021年4月10日
そして今年の収穫。
明らかに伸びすぎ。
収穫タイミングとしては、3日~5日ほど遅かったと推測する。
もう一度、時系列で並べてみると、
2012年4月28日(適期)
2015年4月18日(適期)
2016年4月9日(小さい)
2017年4月16日(小さい)
2018年4月7日(適期)
2019年4月20日(適期)
2020年4月25日(適期)
2021年4月10日(伸びすぎ)
2016年と2017年は、いずれもまだ芽が出たてであり、収穫適期はこれより3~4日後ではないかと思われる。
2018年は最も早く収穫適期を迎えていたが、今年2021年は、それを上回って適期が早く訪れた可能性がある。
4月10日に収穫したが、すでに伸びすぎており、収穫適期は3~5日前、つまり4月5日~4月7日あたりではないかと思われる。
タラノメは、その年によって出るタイミングがまちまちではあるが、収穫適期で考えるとやはり今年はかなり季節の進みが早かったのではないだろうか。
つまり、春の訪れが早かったと言っていいのではないか。
今後、この傾向が加速していくと、いずれは3月にタラノメのベストシーズンがやってくるかもしれない。
そうなると、マイシーズンカレンダーも大幅な更新を受け入れざるを得ないだろう。
本稿の検証は、あくまで極私的なフィールドワークの結果に基づき、推測を含むものである。
地域差は当然であり、日本全国が同様の傾向を示す根拠にはならないことを付け加えておく。
まあ、結局のところ言いたいことは、毎年ベストタイミングでタラノメを収穫し、美味しい天ぷらを食べたいということ。
今年は外してしまったので、来年はなんとしても挽回したいのである。(笑)
自分の中のシーズンカレンダーでは、麓の桜が散り、新緑と共にタラノメが出てくることになっている。
もっというと、ヤマザクラが満開になると、その付近のタラノメは食べごろなのである。
過去の画像を振り返ってみて、タラノメをいつ採ってきたか確認することで、春の訪れが早まっているかどうかを検証してみたい。
記録を見ると、2012年からほぼ毎年同じところで採取していることが分かった。
ちなみに、標高は600m付近である。
◇2012年4月28日
やはりタラノメとコゴミを同時に採っている。
自分の中ではこの時期にタラノメを採るイメージが強い。
2013年と2014年は、記録なし。
このころは仕事が忙しかったり、職場で倒れて入院していたりしたため、山菜どころではなかった。
◇2015年4月18日
このくらいのサイズが一番食べごろ。
◇2016年4月9日
たくさん採れているが、少し小さい。
あと3~4日後がベストタイミングだったかもしれない。
これまでの収穫時期からすると、この年はかなり早く芽が出ていたといえる。
◇2017年4月16日
この年も少し小さめ。
やはり、この3~4日後がベストタイミングだろう。
◇2018年4月7日
ベストタイミングでの収穫。
このくらいが天ぷらに一番いい。
それにしても、4月7日は早い。
このあたりから春の訪れが早まってきているのか。
◇2019年4月20日
すでに多くが摘まれており、収穫は少な目。
採取時期としては、前年より遅くなった。
◇2020年4月25日
コロナ禍で緊急事態宣言中だったが、こっそり採りに行った。
もう時効でいいよね。
収穫時期は、自分のシーズンカレンダーにしっくりくる。
◇2021年4月10日
そして今年の収穫。
明らかに伸びすぎ。
収穫タイミングとしては、3日~5日ほど遅かったと推測する。
もう一度、時系列で並べてみると、
2012年4月28日(適期)
2015年4月18日(適期)
2016年4月9日(小さい)
2017年4月16日(小さい)
2018年4月7日(適期)
2019年4月20日(適期)
2020年4月25日(適期)
2021年4月10日(伸びすぎ)
2016年と2017年は、いずれもまだ芽が出たてであり、収穫適期はこれより3~4日後ではないかと思われる。
2018年は最も早く収穫適期を迎えていたが、今年2021年は、それを上回って適期が早く訪れた可能性がある。
4月10日に収穫したが、すでに伸びすぎており、収穫適期は3~5日前、つまり4月5日~4月7日あたりではないかと思われる。
タラノメは、その年によって出るタイミングがまちまちではあるが、収穫適期で考えるとやはり今年はかなり季節の進みが早かったのではないだろうか。
つまり、春の訪れが早かったと言っていいのではないか。
今後、この傾向が加速していくと、いずれは3月にタラノメのベストシーズンがやってくるかもしれない。
そうなると、マイシーズンカレンダーも大幅な更新を受け入れざるを得ないだろう。
本稿の検証は、あくまで極私的なフィールドワークの結果に基づき、推測を含むものである。
地域差は当然であり、日本全国が同様の傾向を示す根拠にはならないことを付け加えておく。
まあ、結局のところ言いたいことは、毎年ベストタイミングでタラノメを収穫し、美味しい天ぷらを食べたいということ。
今年は外してしまったので、来年はなんとしても挽回したいのである。(笑)
ほんの1~2週間の差、、、とは言え
自然界の変化を察知する山菜たちのセンサ-には脱帽でございます。
こんにちは!
タラノメは山菜の王様ですから、これを食べると食べないでは、春の充実感がまるで違います。
適期を逃したのが悔しくて、ついこんな記事を書いてしまいました。(笑)