VIVA! 山菜

VIVAは、イタリア語だと「万歳」などの祝意を表す言葉だが、ポルトガル語では「生きている」という意味。
山菜という春の恵みに対して、二つの意味でVIVA!と言わずにはいられない。


渓流釣りと山菜採りは、自分にとってセットで楽しむ、云わば「付き物」である。
なんて言っては見たものの、今日は釣りの方はさっぱり振るわず。
ファーストヒットは、足元でポチャン。
セカンドヒットはキャッチしたものの、撮影前にネットから脱走された。
サードヒットでオチビサンをようやく撮影できた。
いいのさ、先週は良い思いをしたので悔しくなんかないぞ。



さっさとロッドをたたんで、山菜採りに集中だ。
正確に言うなら、コゴミの群生を見つけたので、ふるわない釣りはとっととあきらめたわけ。



イイ感じに出始めた株があちこちにあったので、あっという間に大収穫。
ランディングネットは、山菜カゴとして真に優秀である。



今年は季節の進みが早いので、ひょっとしたらと思いヤマウドのポイントへ向かう。
案の定、もう出ていた。
ヤマウドは例年だとゴールデンウィーク以後なのだが、タラノメと同様に半月ほど早まっている。



天ぷらに良さそうなサイズを数本摘んだ。
摘んでいるときから、ヤマウドの強い香りが鼻孔をくすぐる。



今日は、娘と息子は出かけているので、カミさんと二人きりの晩餐だ。
ビールで乾杯！



揚げたての天ぷらにビールがよく合う。
コゴミの天ぷらは先週も食べたが、何回食べても美味しいものは美味しい。
ヤマウドの天ぷらは香りが最高。
自分的にはタラノメよりもこっちの方が好き。

天ぷらの衣は炭酸水を使っているので、カラッと揚がって食感もサクサク。
我が家にはソーダストリームという機械があり、炭酸水は作り放題、飲み放題なのだ。


コゴミは、湯掻いただけでも十分美味しい。
アクが少ないので、茹でる時間は短時間でOK.。



マヨネーズをつけていただく。
シャキッとした食感の中にもねっとり感がある。
コゴミは淡白な味わいなので、マヨネーズがよく合うのだ。

今日も存分に味わった。
幸せの液体が脳内に充満している。


最後にもう一度言おう。
「VIVA!　山菜！」