2月に犀川での本流ルアーフィッシング初挑戦で惨敗したあと、なんとなくモヤモヤ感があって、再挑戦したい気持ちは続いていた。
今回の長野長期滞在にあたっては、どこかで本流リベンジを果たしたいと思い、疑似餌竿振侍さんにメールを打っていた。
ただ、雨の影響で増水&ニゴリがひどいらしく、なかなかよい返事が来なかった。
もちろん、疑似さんも仕事が忙しい。そんな中、こまめに川のようすをリサーチしてくださり、それだけでも感謝・感謝である。
ようやく16日夜に連絡がきた。
なんとか釣りができるらしい。
渓流タックルでも大丈夫ということなので、翌朝松本にすっとんでいった。
梓川でワイルドブラウンが釣りたい!という私の希望により、梓川下流を案内していただいた。
随分落ち着いたとはいえ、やはり水量は多く、流れの押しも強い。
そして、広い。どこをどう攻めていいのかわからないほど広い。
5.6ftの渓流ロッドに、3ポンドライン。こんなんでいいの?
ルアーは、トラウトチューン・ヘビーウェイト50mmでスタート。
とにかくフルキャストして、巻く、巻く、巻く…。
流芯から流芯脇のヨレに変わるあたりでリトリーブの重みの変化を捉えるように神経を集中させる。
流れが強くて、すぐにルアーが流されてしまう。
ルアーをシュガーミノー・ドリフトトゥィッチャーに変えて、流れのヨレでターンして逆引きできるようにしてみた。
アップクロスでルアーをキャストし、流芯はなるべく早く横切り、ヨレでターンさせる。そしてゆっくり巻く。
投げて巻く、投げて巻く、投げて巻く…、少しずつ上流へ動く、動く、動く…。
同じことを繰り返すことが今の自分にできることである。
この広い川の中で、偶然魚の鼻っ先にルアーを通すことができ、その時運良く魚の機嫌が良くて、そしてリトリーブスピードと魚のバイトのタイミングが合って、さらに魚がルアーのフックの部分をくわえて…
いろんな偶然が起きることをイメージしながら、投げて巻く、投げて巻く、上流へ動く、動く…
自分の想像力と行動力を疑わない敬虔な信者だけが、幸運を呼び込むのだ。
ルアーが流れのヨレに入り、微妙に軽くなったらロッドを逆に倒し、ルアーの向きを変えた瞬間、右手に力強い生命感が伝わってきた。
敬虔な信者は、川の中で輝いた。
初めて釣ったブラウントラウト。
梓川の流れに磨かれた魚体は、筋肉質で、赤茶に白く縁取りした大きく丸い斑点が印象的だ。
顔つきも精悍である。
疑似さんとにっこり笑ってがっちり握手。
ビギナーズラックとは恐ろしいもので、このあとすぐにレインボーがヒット!
本流で鍛えられた体高バッチリのワイルドレインボー。
流れのヨレでルアーを止めて、ダウンでチョンチョン誘ったら、ガツンときた。
ファイトは、やはりレインボーのそれらしく、最後の最後まで抵抗し続けた。
尺にはわずかに届かなかったが、いいファイトだった。
疑似さんのガイドで、本流リベンジは何とか果たせた。
仕事前の貴重な時間を割いて案内していただいたおかげで、こんなド素人にも魚を釣らせてもらえたのだ。
疑似さん、本当にありがとうございました!!
また本流に挑戦しますからね~。
今回の長野長期滞在にあたっては、どこかで本流リベンジを果たしたいと思い、疑似餌竿振侍さんにメールを打っていた。
ただ、雨の影響で増水&ニゴリがひどいらしく、なかなかよい返事が来なかった。
もちろん、疑似さんも仕事が忙しい。そんな中、こまめに川のようすをリサーチしてくださり、それだけでも感謝・感謝である。
ようやく16日夜に連絡がきた。
なんとか釣りができるらしい。
渓流タックルでも大丈夫ということなので、翌朝松本にすっとんでいった。
梓川でワイルドブラウンが釣りたい!という私の希望により、梓川下流を案内していただいた。
随分落ち着いたとはいえ、やはり水量は多く、流れの押しも強い。
そして、広い。どこをどう攻めていいのかわからないほど広い。
5.6ftの渓流ロッドに、3ポンドライン。こんなんでいいの?
ルアーは、トラウトチューン・ヘビーウェイト50mmでスタート。
とにかくフルキャストして、巻く、巻く、巻く…。
流芯から流芯脇のヨレに変わるあたりでリトリーブの重みの変化を捉えるように神経を集中させる。
流れが強くて、すぐにルアーが流されてしまう。
ルアーをシュガーミノー・ドリフトトゥィッチャーに変えて、流れのヨレでターンして逆引きできるようにしてみた。
アップクロスでルアーをキャストし、流芯はなるべく早く横切り、ヨレでターンさせる。そしてゆっくり巻く。
投げて巻く、投げて巻く、投げて巻く…、少しずつ上流へ動く、動く、動く…。
同じことを繰り返すことが今の自分にできることである。
この広い川の中で、偶然魚の鼻っ先にルアーを通すことができ、その時運良く魚の機嫌が良くて、そしてリトリーブスピードと魚のバイトのタイミングが合って、さらに魚がルアーのフックの部分をくわえて…
いろんな偶然が起きることをイメージしながら、投げて巻く、投げて巻く、上流へ動く、動く…
自分の想像力と行動力を疑わない敬虔な信者だけが、幸運を呼び込むのだ。
ルアーが流れのヨレに入り、微妙に軽くなったらロッドを逆に倒し、ルアーの向きを変えた瞬間、右手に力強い生命感が伝わってきた。
敬虔な信者は、川の中で輝いた。
初めて釣ったブラウントラウト。
梓川の流れに磨かれた魚体は、筋肉質で、赤茶に白く縁取りした大きく丸い斑点が印象的だ。
顔つきも精悍である。
疑似さんとにっこり笑ってがっちり握手。
ビギナーズラックとは恐ろしいもので、このあとすぐにレインボーがヒット!
本流で鍛えられた体高バッチリのワイルドレインボー。
流れのヨレでルアーを止めて、ダウンでチョンチョン誘ったら、ガツンときた。
ファイトは、やはりレインボーのそれらしく、最後の最後まで抵抗し続けた。
尺にはわずかに届かなかったが、いいファイトだった。
疑似さんのガイドで、本流リベンジは何とか果たせた。
仕事前の貴重な時間を割いて案内していただいたおかげで、こんなド素人にも魚を釣らせてもらえたのだ。
疑似さん、本当にありがとうございました!!
また本流に挑戦しますからね~。
「夏休み2009」楽しく読まさせて貰いました。
大作でしたね!
釣りにも行きつつ家族サービスもバッチリ^^
親父さんの小屋・・・いい所にありますよね。
本流釣りもマスターしたようで、釣りの幅が広がりますね。
東京の大物釣りもバッチリですね^^
4部作にお付き合いいただき、ありがとうございました。
写真が多いと文章が減ります。(笑)
gooの画像は1MBまでしか受け付けてくれないので、画像を一旦1MB以下に縮小してから、アップするので手間が掛かりますね。
(だったら、はじめから小さいサイズで撮ればいいのですが、画質を落としたくはないし…)
いつもマンネリの小屋生活なのですが、四季折々の楽しみができて気に入っています。
本流釣りは、まったくのビギナーズラックでした。
でも、面白かったです。
今シーズン、あと1回くらいは挑戦できるかなぁ?
ルアーと魚がよく似ていて面白いですね。
自分の初ブラウンは、去年の桂川忍野地区です。あそこはブラウンばかり釣れました。
ありがとうございます!
そういえばルアーのカラーリングとよく似ていましたね。terryさんに言われて気づきました(笑)。
忍野にもブラウンがいるんですね。
梓川のブラウンは、自然繁殖しているということですが、忍野もそうなんでしょうか?
本流…広い!!私ならお手上げです。
> 自分の想像力と行動力を疑わない敬虔な
> 信者だけが、幸運を呼び込むのだ。
見事、呼び込みましたね。
ワイルドなブラウンとレインボー!
これはもう偶然とは言えません。
リベンジ達成、おめでとうございます!
ありがとうございます。
なんとかリベンジは果たせて充実感いっぱいですが、これはもうビギナーズラックだと思います。
これで調子に乗っちゃうと…、無間地獄にたたき落とされるのではないかと。。。
本流の釣りは、愚直に自分を信じて投げ続けないと心が折れます(笑)。
サクラマスを狙うアングラーなんか、それこそ修行の域でしょうね。
ずいぶん精悍な顔つきをしているブラウンですね~ 大場所でだいぶ揉まれたのかな
本流での釣りの件は「ヘラ釣り」に通じる物を感じました(やった事無いけど)
しかし1尾釣れてしまえば自信が付き 結構楽しくなりそうですね
ただ、忍野は格安管理釣り場(1日券800円)と言ってもいいくらいの川で、自然渓流らしくないです。
だから自然繁殖と言われても、ほとんど有り難味はないですね。
一目でいい顔しているな~、トラウトの中でもイケメンなんだろうな~と惚れ惚れしました。
一度釣ってしまうと、自信というか、「二匹目のドジョウ」的な欲求は生まれます。
本流タックル、買おうかどうかと本気で思案中です。
(先立つものが無いのだけれど…)
忍野のブラウンも自然繁殖されたものがいるんですね。
忍野で釣りをしたことはないのですが、写真等で見る限り、渓流というより北海道の湿原の釣りみたいな印象を受けるのですが…、ちょっとよく見えすぎ?(笑)