疑似ドメ フィールドテスト

金曜日の夜、久しぶりに鮎川魚信師匠からメールが入った。
どうやら飲み会の席からのようだ。
仕事関係の宴会らしく、たまたま近くにwata君と以前自分と同僚だった豪傑女史Iさんが座ったとのこと。
共通の知り合いであるpapachanネタでだいぶ盛り上がり、その勢いでメールを送ってきたのだ。

そのメールのやりとりで、翌日魚信さんとの釣行が決定。
数時間後には、愛車デリカで魚信さん宅へお迎えに。

ひさびさ師匠との釣行で、テンションが上がる上がる。
コンビニで儀式用のリポＤとチーズを購入し、現地着。
冷たい小雨が降っているにもかかわらず、目星を付けておいた北秋川の入渓点には既に車があった。

のっけから先制パンチをくらったが、気持ちを切り替え支流へ逃げることする。

雨の中支度をととのえ、リポＤを一気飲み。そして、チーズをムシャムシャ。
これで儀式完了！　今日の釣果は約束された。

敬意を表し、師匠先行で釣っていただく。
５フィートのショートロッドをピュンピュンうならせ、軽いルアーをぴしぴし打っていく。
心配された雨による水温低下もないようで、居れば一投目でヤマメが追ってくる。


入渓点付近で、小ぶりながら綺麗なヤマメをゲット。
魚信さん曰く、「あ～、スッキリした！」
聞けば魚信さんは、今シーズン初渓流とのこと。そりゃあ、スッキリすることでしょう。



さてさて、自分の方はというと、今回は疑似ドメのフィールドテストという重大任務があるのだ。

フックはトレブルバーブレスの１４番を装着。
シンキングミノーなので、キャストの飛距離はいうまでもない。
疑似さんがおっしゃるには、「泳がないから、アクションつけてね。」とのことでしたが…、
たしかに、ただリトリーブするだけでは殆ど棒引き状態。
だが、強めにトゥイッチをかけるとギラッと平打ちし、アピール度は抜群。
すぐに体勢を立て直してくれるので、Ｄコンに近い印象を受けた。

ヤマメもすぐに反応してチェイスをかけてくるが、喰わせのタイミングを作るのがとても難しい。
トゥイッチをかけすぎると追うのをあきらめてしまうし、ポーズを作ると見切られてしまう。
バイトに至らない悔しい時間が経過していく。
試行錯誤の末、ヤマメのチェイスが見えたらロッドを立てて小刻みにアクションを加えると良さそうな感じが掴めてきた。

で、待望の一尾目！

疑似さん、やりましたよ～！
オチビですが、都会育ちの綺麗どころをゲットしました～。

続けて２尾目。

ややサイズアップ。
どうせなら疑似ドメをくわえている画像を残したかったけど、外れちゃったので…。
今度は、ちゃんとフッキングしている画像を送りますから～。

楽しい！嬉しい！
疑似さん、手塩にかけた娘さんはいい仕事しましたよ～。
素晴らしい贈り物をありがとうございました！




雨も小降りになったところで、北秋川へ。
道路から急斜面を降りて入渓した。
しばらくすると、下流からルアーアングラーが登ってきた。
「釣れますか～。」「ぼちぼちでんな～。」みたいな会話を交わしつつ、持っているロッド、リール、ランディングネットをしげしげと眺めると…、ん？この人はもしやＨＰを開設している○○さんでは？？？　でも、あの人は多摩川オンリーのはずだが…。
よっぽど言おうかと思ったが、もし違ったら変人扱いされそうなので、やめておいた。。。


本流の方は、さすがにプレッシャーが強いのか、支流ほどチェイスもない。
それでも魚信さんが、オチビをヒット。

「なんか重くなったナーと思ったら、ヤマメが付いてたよ～」だって！

自分もストゥープで１尾釣って、本日３尾目。


前方に餌師の姿を確認したところで、納竿。
釣れた魚は小さくても充実感いっぱいの釣行であった。


帰りはお約束の、牛丼で反省会。

釣りの後の牛丼は、どうしてこんなにウマイんだろう。
油断していると、メタボへ一直線。。。