若者を引き連れての夏山登山もすっかり恒例行事になった。
今年は、北アルプスの女王・燕岳だ。
人気の山小屋と噂の高い燕山荘に一泊するのんびりプラン。
中房温泉付近の駐車場はどうせ満車だろうから、穂高駅近くの登山者用無料駐車場を利用した。
朝の4時半でほぼ満車状態。
登山口の中房温泉まではバスでアプローチする予定だったが、運よく(?)タクシーが滑り込んできた。
運ちゃん曰く、「一人2000円でいいよ。」とのこと。バス代より300円プラスするだけなので即決で乗り込んだ。
今回の参加者は4人。元気よく行こう。
アルプス三大急登の一つである合戦尾根は、はじめからぐいぐい登らせてくれる。
おまけに今夏の酷暑は北アルプスでも健在で、平地よりは涼しいとはいえ、汗が滝のように噴き出す。
暑いぜ! 燕岳。
第一ベンチですでに大休止モード。(笑)
風が全く吹かない樹林帯の登りは苦行そのもの。
アルプス屈指の人気コースであるため、ツアー客とのすれ違いも多い。
ペースが安定せず、それも疲れる要因ではある。
第二ベンチ、第三ベンチ、富士見ベンチ、それぞれで休憩をとりながらのんびり進む。
富士見ベンチを過ぎれば、次は合戦小屋だ。
名物のスイカの話で若者を元気づけ登り続ける。
「合戦小屋まであと10分」という表示を見つけて盛り上がる。
スイカ~、スイカ~、スイカはまだか~。
樹林帯の中からポッと合戦小屋が現れた。
すごい数の登山者が、みんなスイカを食べている。
よ~し、今日はpapachanがスイカをごちそうしてあげよう。
スイカは8分の1カットで800円。
お願いするとそれを半分に切ってくれる。
半端ない暑さと喉の渇き、それと北アルプスでスイカを食べるというプレミアム感が重なり合い、もうたまら~ん!
スイカで元気復活!
さぁ、どんどん行くよ~。
空が近くなってきた。
ところどころ視界が開けてくるところもあり、槍ヶ岳が顔を出してきた。テンションが上がる。
森林限界を超えたところが合戦の頭。
燕岳も燕山荘も視界にとらえた。
ここからは登りも少し緩やかになる。
稜線まではあと少しだ。
燕山荘のテント場の横を通り過ぎ、稜線に飛び出すと北アルプスの絶景と涼風が迎えてくれた。
これまでの苦労が一気に吹き飛ぶ瞬間だ。
燕山荘前のベンチで大休止。
しばらく写真を撮ったり、行動食を食べたりしながら、燕岳の秀麗な姿や槍ヶ岳の勇壮な姿、野口五郎岳をはじめとする北アルプス最深部の峰々で目の保養。
さて、一息ついたところで、ザックはデポして、水とカメラだけ持って山頂を目指す。
白砂を踏みしめ、奇岩の数々を縫うように進む。
イルカ岩と遠くの槍ヶ岳。お約束のアングル。
コマクサの群生も見事だ。
メガネ岩を通り過ぎれば、ピークも近い。
花崗岩につけられたステップを登り切れば山頂だ。
燕岳(2763m)登頂! みんなおつかれ~!
燕岳山頂のレリーフは、岩に埋め込まれているため、記念撮影をするときには寝転がって撮るのがインスタ映えして良い。(笑)
時刻は12時を過ぎていたが、幸いガスが立ち込める雰囲気はなく、360度の大展望を楽しめた。
山頂で幸福なひとときを過ごすことができた。
満足したので燕山荘に戻ろう。
夏山シーズンもピークということで、燕山荘は大混雑。
別館に通されたが、三畳のスペースに6人詰め込まれた。
一畳に二人である。仕方ないとはいえ、もう少し余裕がほしいところである。
人気の山小屋だけあって、混雑していることをのぞけば、実に快適な空間である。
トイレは水洗だし、談話室は至る所にあるし、食事は美味しいし、スタッフも親切だ。
そうそう、ケーキセットも美味しい!
オジサンがにやにやしながらケーキを食べている姿は、傍から見て気色悪いかもしれないが、そこんところはご容赦願いたい。
夕食を食べ終わったら、ちょうど日没の時間帯になった。
みんなこぞって外に出て、小屋前の広場で沈む夕日を眺めた。
オレンジ色に光る稜線、暗い山肌、刻々と変化する空の色、このプライムタイムを味わえることに幸せを感じる。
そして、また山に来ようと誓うのだ。
今年は、北アルプスの女王・燕岳だ。
人気の山小屋と噂の高い燕山荘に一泊するのんびりプラン。
中房温泉付近の駐車場はどうせ満車だろうから、穂高駅近くの登山者用無料駐車場を利用した。
朝の4時半でほぼ満車状態。
登山口の中房温泉まではバスでアプローチする予定だったが、運よく(?)タクシーが滑り込んできた。
運ちゃん曰く、「一人2000円でいいよ。」とのこと。バス代より300円プラスするだけなので即決で乗り込んだ。
今回の参加者は4人。元気よく行こう。
アルプス三大急登の一つである合戦尾根は、はじめからぐいぐい登らせてくれる。
おまけに今夏の酷暑は北アルプスでも健在で、平地よりは涼しいとはいえ、汗が滝のように噴き出す。
暑いぜ! 燕岳。
第一ベンチですでに大休止モード。(笑)
風が全く吹かない樹林帯の登りは苦行そのもの。
アルプス屈指の人気コースであるため、ツアー客とのすれ違いも多い。
ペースが安定せず、それも疲れる要因ではある。
第二ベンチ、第三ベンチ、富士見ベンチ、それぞれで休憩をとりながらのんびり進む。
富士見ベンチを過ぎれば、次は合戦小屋だ。
名物のスイカの話で若者を元気づけ登り続ける。
「合戦小屋まであと10分」という表示を見つけて盛り上がる。
スイカ~、スイカ~、スイカはまだか~。
樹林帯の中からポッと合戦小屋が現れた。
すごい数の登山者が、みんなスイカを食べている。
よ~し、今日はpapachanがスイカをごちそうしてあげよう。
スイカは8分の1カットで800円。
お願いするとそれを半分に切ってくれる。
半端ない暑さと喉の渇き、それと北アルプスでスイカを食べるというプレミアム感が重なり合い、もうたまら~ん!
スイカで元気復活!
さぁ、どんどん行くよ~。
空が近くなってきた。
ところどころ視界が開けてくるところもあり、槍ヶ岳が顔を出してきた。テンションが上がる。
森林限界を超えたところが合戦の頭。
燕岳も燕山荘も視界にとらえた。
ここからは登りも少し緩やかになる。
稜線まではあと少しだ。
燕山荘のテント場の横を通り過ぎ、稜線に飛び出すと北アルプスの絶景と涼風が迎えてくれた。
これまでの苦労が一気に吹き飛ぶ瞬間だ。
燕山荘前のベンチで大休止。
しばらく写真を撮ったり、行動食を食べたりしながら、燕岳の秀麗な姿や槍ヶ岳の勇壮な姿、野口五郎岳をはじめとする北アルプス最深部の峰々で目の保養。
さて、一息ついたところで、ザックはデポして、水とカメラだけ持って山頂を目指す。
白砂を踏みしめ、奇岩の数々を縫うように進む。
イルカ岩と遠くの槍ヶ岳。お約束のアングル。
コマクサの群生も見事だ。
メガネ岩を通り過ぎれば、ピークも近い。
花崗岩につけられたステップを登り切れば山頂だ。
燕岳(2763m)登頂! みんなおつかれ~!
燕岳山頂のレリーフは、岩に埋め込まれているため、記念撮影をするときには寝転がって撮るのがインスタ映えして良い。(笑)
時刻は12時を過ぎていたが、幸いガスが立ち込める雰囲気はなく、360度の大展望を楽しめた。
山頂で幸福なひとときを過ごすことができた。
満足したので燕山荘に戻ろう。
夏山シーズンもピークということで、燕山荘は大混雑。
別館に通されたが、三畳のスペースに6人詰め込まれた。
一畳に二人である。仕方ないとはいえ、もう少し余裕がほしいところである。
人気の山小屋だけあって、混雑していることをのぞけば、実に快適な空間である。
トイレは水洗だし、談話室は至る所にあるし、食事は美味しいし、スタッフも親切だ。
そうそう、ケーキセットも美味しい!
オジサンがにやにやしながらケーキを食べている姿は、傍から見て気色悪いかもしれないが、そこんところはご容赦願いたい。
夕食を食べ終わったら、ちょうど日没の時間帯になった。
みんなこぞって外に出て、小屋前の広場で沈む夕日を眺めた。
オレンジ色に光る稜線、暗い山肌、刻々と変化する空の色、このプライムタイムを味わえることに幸せを感じる。
そして、また山に来ようと誓うのだ。
景色もスイカもw
本来の登山?は、したことが無いので憧れます!
来季は身体を絞りw挑戦して見たいと!記事を見て思いました!
こんばんは!
燕岳、いいですよ~。
北アルプス入門の山ですから、安全に楽しく登れます。
ぜひ、スイカを味わってください!
どちらも、どちらかというと女性的な美しさを感じるんですよねえ。
といっても僕は〇〇〇というわけではありませんが、、、、
こんばんは!
燕岳は冬しか行ったことがなかったので、夏もいいなあと思いました。
黒部五郎はまだ行ったことがないので、いつか時間がまとまってとれたときにゆっくり訪れたいなと思っています。
北アルプスは穂高連峰や剣のように荒々しい山が魅力ですが、高崎さんのおっしゃるように穏やかで女性的な山容を持つ山もいいですよね。