お気楽ナチュラリスト

都内に住んでも心はナチュラリスト。
週末は山と川で遊びたい。

釣り歩き、温泉巡り、蕎麦三昧

2018年05月05日 | 釣り
ゴールデンウィーク後半戦は、shinichiさんとともに「釣り・温泉・蕎麦」と三拍子そろったアングラーの至福を追求する。
などと壮大な?計画を立てていると、お決まりのように天気が怪しくなってくる。
「5月3日は風雨が強まり、大荒れの天気に…」なんて予報を見ていて、心が折れかかる。



<一日目 5月3日>

関越の渋滞につかまっている最中にだんだん天気がよくなってきた。
あきらめていただけに嬉しい誤算だ。
150mm降ると言われていたのに、千曲川も濁っていない。
コンビニで上小漁協の日釣り券を購入し、午後から川に入ることにした。


どんどん天気がよくなってきて、ウェーダーでは暑いくらいになってきた。
新緑の沢は美しい。



釣り人のプレッシャーが高い上小管内だけあって、最初の一尾が出るまで苦労する。
ファーストフィッシュはshinichiさんにイワナがきたが、どこからどう見ても放流魚であった。
しばらく沈黙の後、今度は私にイワナ。

放流モノ? かな?


浅瀬でガツンとヒットしたヤマメは、瀬をぐんぐん走り、尺を予感させる。
ネットインするとそれほどでもないという、よくある展開。

でも、結構なイケメンでしょう?
サイズも、26cmくらい? 一応今季最大のヤマメ。

残念なことに、尾ビレが…。

なんでこんなに尾ビレが小さいの?
放流モノのなれの果てか?
尾ビレが大きければ、泣き尺にくらいにはなっていたんじゃないかな。


このあとは、shinichiさんに良型のイワナ。
これは綺麗なやつ。



私もかわいいヤマメを追加して、一日目の釣りは終了。



蕎麦食ってから温泉? それとも温泉入ってから蕎麦?
疲れたからまず温泉で。

鹿教湯温泉・文殊の湯。
久しぶりに入った。気持ちいい~。



そして蕎麦は上田の人気店「草笛」で。
ここの蕎麦は甘くて、しゃっきりしていてのど越しがいい。

ゴールデンウィークということもあり、大変な混雑ぶり。
壁には「本日、大盛り・中盛りはできません」の張り紙がしてあった。
大丈夫、この店の並盛は、普通の店の大盛り以上の量がある。
shinichiさん曰く、「この店、おかしいですよ。」(笑)


スーパーで酒の肴を仕入れて、うちの小屋に転がり込む。
釣りの最中に摘んでおいたコゴミを茹でてお浸しに。
では、カンパーイ!

酎ハイ一本でいい気分になり、早々に床についた。



<二日目・5月4日>

夜中にゴーゴーという風の音で目が覚めた。
外に出てみると、雲は無いが風が強い。
支度をして、今日の目的地である安曇漁協管内に向かう。


松本市内に入ると、強い雨が降ったりやんだり、とにかく寒い。
コンビニで朝めしと行動食、それから釣り券を買って、山奥に車を走らせる。
目的地に着いたらなんと気温は3℃。うひゃ、寒い~。
周りの山を見ると、霧氷で白くなっている。



雨と雪が交互に降る中、釣り支度を始める。



渓相はすこぶるよい。
新緑も鮮やかなので、この沢も数日前まではそれなりに季節が進んできたはずである。

丁寧に探っていくが、反応は皆無。


私が写っているのがわかるかな? papachanを探せ、レベル5
かなり心が折れている。



ギブアップしてshinichiさんに先行を交代してもらう。
すると、大場所で尺イワナがドーン!



それならばということで、柳の下の2匹目のナントヤラを狙うと、まさかのまさか。
こちらもドーン!

泣き尺のワイルドなイワナ。
半分あきらめていただけに、こんなにうれしいことはない。


尺と泣き尺のツーショット。

いいね~、たまらんね~。


このあと、下りてきた餌師の方に話を聞くと、上の方は雪が残っているし、魚の反応も無いとのこと。
情報を聴いて、私もshinichiさんも、頭の中は温泉のことだけになってしまった。
餌師の方のご厚意で軽トラの後ろに乗せていただき、楽ちん下山。



shinichiさんがあらかじめ調べておいた温泉へ。

小雪が舞う中の露天風呂は最高である。
湯温もちょうどよく、永遠に浸かっていられる気がした。


蕎麦は、これもshinichiさんがリサーチ済みの唐沢蕎麦集落へ。
入ったお店は「水舎」。

shinichiさんは粗びき蕎麦、私は八割蕎麦を、そして二人しておやきの天ぷらも注文。
するすると喉越しがよく、そば粉の甘みを感じられて、大変美味しかった。
食べているときは、「二件目はどこにする?」なんて話していたのに、結局お腹いっぱいになってしまって食べ歩きは断念。
胃がめっきり小さくなったのを感じる今日この頃である。


終始、天候に振り回されたような二日間であったが、終わってみれば二日間とも良型の渓魚に遊んでもらえたし、温泉も蕎麦も堪能できた。
(釣り+温泉+蕎麦)×2=アングラーズ・ハイ といったところか。

帰りの車内で、次回遠征の皮算用を始めたのは言うまでもない。

shinichiさん、今回もお付き合いいただき、ありがとうございました。
次もまたよろしくお願いします。
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4 コメント

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尺岩魚 (高崎)
2018-05-05 22:06:55
なんとまあ尺岩魚の揃い踏みっすか!
首〆たろか~と本気で思いましたわ!
やはり腕の差は如何ともしがたいものですわねえ!
水車の粗挽き蕎麦はホンマに旨いです。
返信する
お返事 (papachan)
2018-05-06 15:14:46
>高崎さん
うぐぐ~、苦しい~ (首絞められているところ 笑)

二日目は本当に寒くて、水も冷たくて、ボウズを覚悟していましたので、本当にラッキーでした。
この場所は、もっと暖かくなってから再訪したいですね。
もちろん蕎麦も。
返信する
あそこ (高崎)
2018-05-06 22:35:59
この渓の支流に岩花荘という釣り名人が営む釣り人御用達の民宿がありまして
常連の釣友にお供して2連泊して本流支流を釣り歩いたものでした。
夜は宿泊者が釣った岩魚を肴に大宴会という楽しい宿でしたが2年前に立ち寄ったら営業はやめておりました。
峠の向こう側の渓は常に湖から岩魚が供給されるので良く釣れました。
インレットでは料理屋の主人がルア-で60センチクラスの岩魚を釣り上げて客に供しているようです。
次回は峠の向こう側で是非ぜひ大岩魚を仕留めて下さいませ。
返信する
お返事 (papachan)
2018-05-07 20:20:46
>高崎さん
こんばんは!
貴重な情報をありがとうございます。
峠の向こうの話は、記事に書いた餌師の方からも聞きました。
次回は行ってみたいねと仲間とも話していたところです。
岩花荘は泊まってみたかったなぁ。
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