昨日の夜の事だ
女の部屋に行った帰りに通った道で
…
…
ゴメン、見栄を張りました(みんな分かってるそれは
仕事の帰りに通った道での話を書きます
と、その前に
随分前のブログにも書いた話をしなくっちゃならない
…
いや、書くの面倒くさいから
以前に書いたのを貼り付けておくので読んで欲しい
…
読んだ?読んでくれた??
読まないと次に進めないぞっ☆(やかましいわ
…
で、昨夜の話です。
12時を少し回った頃、俺は民家も少ない田舎道を走って
家に帰るところでした。
日中に通っても周りは田んぼばっかりなとこなんで
街灯も無いんだよね
俺は早く帰って風呂に入って寝たいな…と、そんな事を思って運転してた
緩いカーブを曲がった時だった
お婆さんが右側を歩いているのが一瞬見えた
安っぽいビニールの傘を持って
薄紫色の上着、白い帽子を被ってるように見えた
え?
この時間に
こんなところを歩く?
って思って
一度通り過ぎたんだけど、しばらく走って
やっぱり気になって戻った
う~ん…どの辺だったかな
ハイビームにして少しスピードを落として走った
え?いない??まさかなぁ…
幽霊とか思う気持ちは一切なかった
ガードレールの切れ目から用水路とかに落ちたりしてないといいな…
って思いながら
…いました。
小さいお婆ちゃんが歩いてる
声を掛けようかどうしようかと思ってたら後ろから車が来たので停車できず
再び俺は通り過ぎた
周りにぽつぽつと民家はあるけど
何処の家も明かりが消えている
一体、何処へ向かっているのやら…
また俺は車をUターンさせて今度こそお婆ちゃんに話しかけることにした
しばらく戻ると、やっぱりいました。
道路の左端に車を寄せて止めて窓を開けた
『こんばんは~』
って声を掛ける
『こんばんは~』
しっかりとした返事が返ってきた
『お婆ちゃん、どこに行くの??』
『すぐ、そこだから。』
傘で指した方に2~3軒の家が見えた
『そっかぁ。大丈夫??何かあったわけじゃないよね??』
『大丈夫だよ、ごめんね』
…しっかりしてる。ハッキリ答えてる。
警察に連絡することも考えたけど
こんだけしっかりしてるんだから平気かなと思った
『気を付けて行ってね~』
ペコッと頭を下げたのを確認して車を走らせた
痴呆症の老人の深夜徘徊を疑ったが
あまりにもハッキリしてるから
近所で亡くなった方のお宅に顔を出したとか、そういうのなのかな
なんて思った
にしてもだ
懐中電灯も持たずに歩道のない道路を歩くなんて…
何ともなければいいな
っていうか、やっぱり警察に連絡したほうが
こんな風に夜が明けても気にすることが無くてよかったなと…。
…ずっとずっと前に聞いた話で
痴呆の老人に道を聞かれた高校生が
ふざけて嘘の道を教えてさ
そしたら、その老人は家から随分離れたところで倒れて亡くなってたと。
本当か噂なのか知らないけど
そういう話も思い出しちゃったな…
あのお婆ちゃん、無事でありますように。
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