Take It Easy ~パパールの雑記帳 別館~

身近な自然を感性で切り撮ります

水滴撮影会@倉敷まちや倶楽部女子カメラ部

2016年01月18日 | 写真講座
昨日は、倉敷まちや倶楽部女子カメラ部さんに水滴写真教室を行いました
半分以上のメンバーは、マクロ撮影の未経験者
そこで、ネットの情報を参考に初心者でも簡単に・楽しく水滴を撮る方法を採用

一つ目はCDを使う方法で以前に紹介した通り

二つ目は、ガラスのケースに入れた小物を水滴に映り込ませる方法
ガラスのケースにビーズなどを入れて下からLEDライトを当てます
この例では柔らかい光を当てるため、LEDライトにレジ袋をかぶせました


ガラスケースの上に水滴を乗せたCDケースを置いて真上から撮影


絞り優先、ISOオート、ライブビューで目的の水滴を拡大表示してマニュアルでピントを合わせます
(EOS M3+EF-S 60mm F2.8 Macro)


ポイント1.多くの水滴に映り込ませるためにはCDケースとレンズ面が平行になるように、ガラスケースの真上にカメラを固定すること

ポイント2.絞り値に注意

開放(F2.8)
(EOS M3+シグマAPO MACRO 150mm F2.8)


F8まで絞ると多くの水滴に写り込みます


ポイント3.ピントを合わせる位置を工夫する

大きい水滴の映り込みに合わせた作例


小さめの水滴の映り込みに合わせた作例


上の作例はどちらもF8
水滴の大きさによって映り込みの位置が異なります
2枚目はピント位置を工夫することにより多くの水滴に写り込みました

これらの解説をしながら皆さんに撮ってもらいました
慣れない三脚の操作やライブビューの拡大表示に苦労しながらも、皆さんは夢中で撮影されたようです(^o^)
なかには様々な工夫をして講師より遥かにきれいな水滴写真を撮られたメンバーもいましたよ
機会があれば後日メンバーの写真を紹介します
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

真冬のキラキラ

2015年12月18日 | 写真講座
今朝はこの冬一番の冷え込みになりましたね
ワンパターンですが、岡山後楽園の芝生でキラキラの撮影
ホワイトバランスを変更しています
(E-M5mk2+M.ZD 40-150mm F2.8 PRO)


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

SILKYPIX Developer Studio Pro7の円形補正フィルタを試す!

2015年12月12日 | 写真講座
SILKYPIX Developer Studio Pro7が、待望の部分補正ツールに対応しました
円形/段階補正フィルタという、どこかで聞いた名前です(笑)

ガラス作家Y.さんの作品を、紅葉バックで撮った写真を作例とします
(E-M5mk2+M.ZD 40-150mm F2.8 PRO)


赤が飽和しないように暗めに撮りました
まず、背景に合わせて現像します
プラス0.5の露出補正と黒レベルを強めます


背景はイメージ通りの色調になりましたが、主役のガラス玉が明る過ぎてコントラストが低くなりました
この部分に円形補正フィルタを適用します

1.部分補正ツール内の円形補正フィルタを選択


2.ガラス球の左上から右下までドラッグします


円形補正フィルタの初期設定では、明度が100に設定されているので、適用領域がひと目でわかります
ガラス球だけを指定するように微調節

3.指定した領域を補正します
明度を14まで下げ、コントラストを上げます
補正効果をクッキリ出したいので、ぼかし量を下げます


4.完成画像


Lightroomほど細かい領域指定ができませんが、充分使えますね
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

OMD E-M5 Mark IIのフォーカスブラケットを試す:水滴撮影

2015年12月10日 | 写真講座
マクロ撮影の最短撮影距離付近では、ピントの合う奥行きが非常に狭く、一部分にしかピントが合いません
水滴撮影法の記事の方法で、絞り開放で撮影
(E-M5mk2+M.ZD 60mm F2.8 Macro)


中央より少し下の水滴にしかピントが合っていませんね
(真剣に撮る時は、防水スプレーを使ってきれいな水滴を作るのですが、今回は手抜きです^^)

全体に合わせるには、ピント位置を少しずつずらして数十枚撮った写真をソフトウェアで合成する「深度合成」という手法が必要です。
でも、根気のいる作業で私には出来ない(^^)

今回、OMD E-M5 Mark IIにファームアップで追加されたのが、ピント位置をずらした写真を自動的に撮る機能「フォーカスブラケット」。
ピントをずらす幅(10段階)と枚数(最大999枚)を指定して、一番手前にピントを合わせてシャッターを1回押すだけで、目的の枚数の写真が撮れます。

E-M5 Mark IIにはカメラ内合成機能が装備されないので、これらを合成するにはPhotoshopなどのソフトが必要です
フォーカスステップ3で枚数を30枚に設定して撮影
上の画像は、初めにピントを合わせた写真です

撮影後、写真をPCに転送してPhotoshop CCで合成します

1.ファイル - スクリプト - ファイルをレイヤーとして読み込み


2.30枚の画像を指定
「ソース画像を自動的に配置する」をチェック


3.30枚の写真がレイヤーに読み込まれ順番通りに並べ替えられます


4.最後に30枚のレイヤーを選択して 
編集 - レイヤーを自動合成


完成したのがこの画像


きれいに合成されていて不自然さはありません
フォーカスステップと枚数の設定はコツがいりそうですが、操作は非常に簡単
三脚が必須ですが、是非使いたい機能ですね
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

露出補正の活用:プラス補正とマイナス補正の作例

2015年11月30日 | 写真講座
他のSNSで評判が良かったのでブログにも投稿します
レビューや写真講座はブログで説明するのが、一番わかりやすいですね

露出補正の活用法について
私の写真教室では、コンデジ・レンズ交換式カメラに関わらず、必ず露出補正の操作を憶えていただきます

プラス補正の例
空を背景にしたり、見上げて撮る場合、画面が暗くなってしまいます
まず、補正無しの写真
(E-M5mk2+M.ZD 40-150mm F2.8 PRO)


プラス1.3に露出補正


マイナス補正の例
写真は明るくすると、色の濃度が薄くなります
そこで、濃い色、深みのある色を出す時はマイナス補正
まず、補正無しの写真


マイナス1.0の露出補正


池に映り込んだ実物の色は、このマイナス補正写真に近いものでした

光学ファインダーを使用する一眼レフでは、撮影前に画像の明るさがわからないので、撮った後に確認する習慣を付けましょう
ミラーレス一眼や電子ビューファインダーを内蔵するソニーの一眼レフは、露出補正の効果が撮影前に確認できるので、ファインダー内の画像の明るさを見ながら撮影すると失敗は少ないでしょう
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする