タムロン 18-270mm F/3.5-6.3 Di II VC PZDの特徴の一つが強力な手ぶれ補正機構(VC)。
シャッター速度換算で最大約4段分の補正効果があると言われています。
貴船神社の記事で、川の流れをシャッター速度1/25秒で手持ち撮影しましたが、全くブレませんでした。
そこで8月3日、幻想庭園を手持ち撮影してみました。
なお記事の流れが、
ろーじさんのブログとかぶっていますが、決して真似ではありません(笑)
使用カメラはKiss X4。
マニュアル露出で撮影し、ISO感度は最大3200まで、シャッター速度は1/15秒以上をキープする設定にしました。
ホワイトバランスは4枚目以外は太陽光に設定。
幸いこの日の夕焼けはきれいでした。
岡山城を背景に入れた定番の構図。
絞りは開放付近のF4.5。
寒翠の前に人が来るのを待っていたらカップルが来てくれました。
三日月がアクセントになりますね。
絞り開放のF4.0。
この写真のみSilkypixでホワイトバランス補正。
三日月と延養亭。
最後に正門の提灯を撮影。
今回は200枚以上撮影(手ぶれしそうなシーンでは連写で2~3枚撮ったため)
驚いたことに明らかな手ぶれ写真は1枚もありませんでした。
(僅かな手ぶれで甘くなった写真はありそうですが・・・)
もちろん、カメラをしっかりホールドしましたが、多くを1/15秒で撮った状況で、明らかな手ぶれがゼロとは、VCの威力はすごいですね。
(なお私は
縦位置撮影ではシャッターボタンを下にする構え方です)
私が持っている手ぶれ補正内蔵レンズやカメラの中では、VCが一番強力でしょう。
三脚を使ったほうが、ISO感度を落とす、もっと絞る、ライブビューの拡大表示で確実なピント合わせが可能、などの理由で明らかに高画質の写真が撮れます。
でも、三脚を持っていけない状況や人が多くて三脚が使えない状況もあるので、強力な手ぶれ補正があれば頼もしいですね。
手持ちだとサクサク撮れてフットワークも軽いので、園内の色んなポイントを回れます。
来年からは、初回は手持ちでロケハン、2回目に三脚を持ってここぞというポイントで撮影しよう。