3月26日に書いた大学の後輩たちとのメール交換、今も楽しんでいます。近況報告に始まり、当時通った喫茶店やめし屋の話題へ。3人それぞれに、卒業から何年もしてから大学近辺を散策に出掛けているんですね。そこから、サークル活動の仲間たちの話へ。そして、コンパや合宿のことへと、話題が尽きることはありません。オフラインで直接会って、食事や酒を酌み交わしながらしゃべることができれば手っ取り早いのかもしれませんが、そうしてしまうとそれで終わってしまいそうな。昔の文通のように、週に一度届く相手の返事を心待ちにし、また新たに話題を提供していくことの繰り返し、デジタル機器を使ってアナログな付き合いをする、病気を抱え、コロナ禍であればこその贅沢なひとときかもしれません。
先日のカレーも、もとはと言えばこの大学の仲間であるマレーシアからの留学生が教えてくれたものが下地になっています。彼が作るカレーは、芋の煮っ転がしにラー油が絡んだように見える、それはそれは辛いカレーでした。翌日の排泄行動の後の局所が、香辛料の影響でヒリヒリ痛かったことを覚えています。
最近、カフェインを摂取する手段として、コーヒー、緑茶に続いて、紅茶を取り入れています。この紅茶も、大学時代の思いでの1つです。先輩が持ち込んだ1冊の文庫本がその始まりです。その本は、伊丹十三の「女たちよ」です。外国の生活様式を伝えた内容だったと思うのですが、この中で「アルデンテ」という言葉に初めて出会いました。続け様に「再び女たちよ」、「ヨーロッパ退屈日記」と読み進み、そこで出会ったのが、ヨーロッパ流の紅茶の入れ方でした。当時住んでいた家の隣がコーヒー豆の販売店で、奥さんにお願いしてトワイニングのリーフティーを置いてもらっていました。メールのやりとりの中でそれを思い出し、当時愛飲していたオレンジペコを初めとし、苦手なアールグレイを除く5種の紅茶を発注してしまいました。
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