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a green hand

都庁選挙を終えて

こんなに東京都の選挙に関心を持ったことはない。
それは福島県民であるから・・脱原発に対する関心なんだろうなと思う。

ジャパンタイムスで得た情報であるが日本にいるフリーのコメンテイター Peter Brakanに、選挙の終わる9日までは放送で脱原発に関する放送を自粛するようにとお願いがあったと述べた記事を英語の時間に読んだ。
いつも言ってることであっても選挙となると公職選挙法に触れるというのだろうか?
そういう操作があるということを外国の新聞から情報を得ることのできる英会話の時間は素晴らしいと感じたことだった。

NHK批判もしていた別口の記事も読んでみた。
初級で読み解くのはとても大変である。
だが、どんな考えが述べられているのだろう、日本を外国人の目から知ってみたいという好奇心が英語解読に拍車をかける。



日本の新聞、テレビだけではなく、一回り大きい視点から客観的に自分たちの国や世論を見たり聞いたりすることは、自分を客観的に見ることとおなじく大事だと思う。

テレビであっても、新聞であっても疑いを持ちながらしっかりとモノを見ていくことは、これからの日本に生きる我々にはより大切な気がする。

東京都民の脱原発への関心の強さは心情的にわかるが、全ては目先のことが大事であって我々が死んだあとに残る、子孫や将来の日本を考えるまでには行かないんだなあとがっかりする選挙結果であった。

仮に、この選挙をこのまま福島に持ってきたことをイメージしてみた。
こんなに県民が苦しめられている、原発事故に遭っていてさえ、同じ結果になったりするのではないかとふと思ったりして身も凍るような怖い気がした。
嫌な事実を知る臆病さが私をマイナーな考えにしているのかもしれない。

県民は騙されてはいけない、大人しすぎてはいけない、品がありすぎる・・これは世界から日本という国をみても福島県民と同じなんだろうな~と思うのである。
変えられない人間の質であり、国民性であると思う。

人間性のいいところで勝負するしかないか~。
ただ無知だけは危険である。
もっともっと日本人も県民も賢くならないと・・人任せで安心していられる世の中ではないと知るべきである。

自然は崇めるものである。
自然とともに生きる虫や動物や花と同じく、そこを大事にしないと生きられないと知るべきである。
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