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a green hand

本当は私、こんな風に咲きたかったのです。

ムンステッドウッド
苗が届いて植え込んだのが3年前。

買って失敗!な感から逃れられず、写真と違うとがっかりしながらも辛抱強く今日の日を迎えた。

「赤いバラは日光が特に大事と聞くとお日様を追いかけたり、剪定が悪いのかもしれないとユーチューブを見たり、それでもダメで自棄っぱちになり、もうどうなってもいいと思い切り枝をバチバチ切ったりもした。

それでも気になるバラであった。

今年3年目を迎え、ようやく咲きたいように咲いてくれたムンステッドウッド。
何人の花友に不平不満を語っただろう。




ムンステッドウッド

私のために咲いているのではないと分かっても私のために咲いて欲しかった。

今日の急な雨にはビニール袋を被せたりとまるで待遇が違う私。

時機が来ないと本来の姿にならない事がよくわかった。
おおよその植物は3年目が本性発揮である。




何度も引っ越ししたり株をいじるとそれだけ時間がかかってしまう。
大事だからとずっとそのままにしておいてもいつのまにかきれいに咲いてくれなかったりする。





植物も人もいい塩梅に気にしてあげたり、手を差し伸べたりすると頑張ってくれるものなのかもしれない。

花は人のために咲いているのではないという。
目的は別のところにある。
花は虫たちのためにあると思うと、虫をも愛さないと花を楽しめないという事だ。

花はあなたのために咲いているのではないと知った時から、虫を見る目が変わった。
「ウェルカム  たくさん咲いていますよ」のホットな目で見るようになった。
気がする。w




花友のT君、「虫たちのくる庭」の精神だ。
であるから、T君は基本、虫の好きな花たちを育てている。
自分がその花が好きかより虫がどう思うかでタネを選んだり、苗を選んだりするのだから偉い。

影響はされても真似はできない。
もう1人の庭友のTさんは「T君と比べると私たちは残酷で、まるで独裁主義者だわね〜」

自分がの「我」が優っている。
自覚はあるが困ったものだ。


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